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涙がこぼれるたびに
光の数珠を繋いでいた
今まで得て来た中でいちばん
幸せな羽根を売った後に
白鳥が踊る湖で
パートナーを探すの
周りの人とは違う姿で
笑われたその悔しさを胸に
エレベ ....
警告「線路は続くよ何処までも」

2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ....
ひとつ静かに夜を追いかけて
月明かりが映す山並みを眺め
青い風をすっぽりかぶり
キンポウゲの布団で眠る
横を向けば金色の海
ミツバチの足跡に残る
甘い香りが懐かしく
雲が急ぎ足で去り
 ....
地面に落ちた花びらは
新しい春のための衣替え
ピンクの絨毯を
踏まないように歩けば
また会えると思うから
人はさよならに少し手を降る
俯いてばかりじゃいられない
季節に買ったばかりの洋服 ....
虹の女神イリスが
一人ぼっちの妖精に
虹の刺繍糸で編んだ
ドレスを着せて笑った

地上に降りた妖精は
刺繍糸を一本だけ
すっーと抜いて
オタマジャクシが集まる
楽しい池の畔に挿した
 ....
ヒメウツギが
今日は結婚式よと言ってる
森のシャンデリアのように
白く明るく温かな
お祝いの言葉のように

ヒメウツギが
あなたの心を見ている
森の石鹸のように
白く光っている
く ....
星になった子供たちが遊んでる
くるくるとメリーゴーランド
ぐるぐると綿アメ
ミラクルな夢が永遠に回る
宇宙の空にも夏が見える
土星は祭りの季節
タイツリソウの妖精も
自慢のイヤリングを並 ....
天の川から
星がこぼれる夜
拾い集める妖精は
いつしか
ホタルのように
花の中で眠る
ベルが聞こえる
遠いところから
逢えないあなたの
声だけが届く
陽が長くなって
春が短くなっ ....
朝焼けの地平線から
黄昏の水平線まで
絶えぬ恋の言葉を
青空に書き続けた

空はいつでも心の黒板
まだ残るあの熱く
薄紅色に擦った雲は
天使の黒板消しのあと
淡く赤く
想い出のような
タイムの花が咲いた

妖精の足音が聞こえる
密やかに
ハープの音のように

私は眠れない星の子供
窓を少し空けたまま
香りをひとりじめして
夢の入り口を ....
雨上がりの夜
羽根を広げ
月の光をあつめて
命の継ぎ足しをする妖精

丸い雫がいくつも
次から次へと
クレマチスの葉に
泣いてるように流れていく

あした咲く花の色は
今夜の妖精 ....
古い手を繋いで来た約束は
一瞬の風の中を盲目にする
先へ進めないような不安さえ
スライドさせればマントになるよ
放課後を待つだけの時間に
目を細めながら夢を描いた
どこか遠くへ行きたいな
 ....
大勢の人と一緒に
私の森へ登ってくるあなた
もう忘れたでしょうね
一緒に遊んだのは小さなころ
あなたが空海の名前で
高野山に来ることは
胡桃の預言書で知っていた
小さかったまおちゃん
 ....
微笑みをグラスに注げたなら
傾けて一緒に目を合わせよう
嬉しくて泣ける映画みたいに
薄い涙が夜空を溶かして
青くなるグラスは特注品だよ
幸せだと思った時は
微笑みが揺れる星を拾える
前髪 ....
待ちくたびれて
恋も忘れて
宇宙の底に潜る
小さな恋の泡が
時おり漏れて
魂のように光り
誰か捕まえてと願う
静かに一羽の鳩が
宇宙を飛んでいく
白い心で泳ぐように
蟹の泡を咥えて ....
街じゅうにあふれる歌が
線のない輪郭を花びらにした
それは子供の顔みたいに
温かいから色が付いたよ
優しいからサビが生まれたよ
はみ出しても行こう
間に合わなくても行こう
背中を二度もな ....
新型コロナウイルスが
平気でいられない兵器だとしたら
心理的核兵器と言っていいだろう
砂時計のように
涙が永久に流れ落ちていた

別れの辛さを覚えたから
再び逢えたこの喜びは
時間をハサミで切るように
すべてがキスから始まる

ハンカチが咲いたよ
あの日涙を拭いた白い ....
あなたがわたしの近くや遠くにいる
騒がしいので目を塞いでいた、
この暗くて曖昧な場所に
午後の日差しがようやく届き始める
長い時間がかかって
忘れ物はないかとポケットを確かめる
駅の時刻表 ....
陽に透けて
赤い花は林檎

羽根がゆっくりと
林檎うさぎのように
開いて跳んでいく

甘い気配を風に混ぜ
練り香水を作っては
蜜蜂に配ってる
星の明かりの下では
名前がなかった
良いことも悪いことも
謝りたくなる
叶わない美しさに
閉ざされた口を
温めてくれて
素直になりたい
夜行性の手を伸ばして
空へ帰りたくなる日もある ....
止まってるよと言って
時間の妖精が
両手で巻いてくれる

たくさん巻いて
時間の貯金をしてくれる
私は約束する
こんどは上手に使うよと

錆びかけたゼンマイに
妖精の涙が落ちた
 ....
咲き誇る大輪の薔薇
甘やかな空気に
白く濡れたふくらはぎ
閉じられる傘

雨上がりの明るみに

触れ合う額と額
優しい石鹸の匂い
紅に染まる薄い頬
いのちある すべてのものに
 主は 食物を 恵まれる

青葉きらめく 昼時に
神の子らは 命の泉の 畔佇む
疲れ癒やす 御言葉の雨に
愛の雨に 浸され潤う
泉の水 くみ取り 湧かした鍋に ....
終わりに向かう旅の途中は
まだ数えきれないハードルを残して
越えてきた時間の上に座った
安心よりも不安を拾った

あなたの身体が私の心を
抜け出す速度で擦る消しゴムは
柔らかい輪郭をぼか ....
薄ピンク色 愛を乞ういろを なでる ひたすらに
ああ、知っているよ まっすぐに

舌から垂れていく粘膜は都市を浸食していきますね。崩落していく花の詰められた箱から解放されて飛び立つ夜の白鳥の夢で ....
左目の鴉は月に帰り
右目の鴉は海を埋める
冬 青 銀 冬 青 銀
径のかけらが 径に散らばる


服は水に濡れ 黒くなってゆく
黒くなってゆく黒くなってゆく
臓物が背か ....
白いレースの
解けた先には
微熱があるから
触れちゃいけないと

知っているのに
揺らしたくなるのは
カーテンが重たい
せいなのかな

抱きしめるものが
人じゃなくても
恥ずか ....
トビラさんの自由詩おすすめリスト(88)
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来春- ミナト ...自由詩2*20-4-27
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土星- 丘白月自由詩120-4-23
ベルフラワーの妖精- 丘白月自由詩120-4-22
黒板消し- 丘白月自由詩120-4-21
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クレマチス- 丘白月自由詩120-4-20
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微笑み- ミナト ...自由詩120-4-19
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平気でいられない兵器- イオン自由詩1*20-4-18
ハンカチの木の妖精- 丘白月自由詩120-4-16
あなたがわたしの近くや遠くにいる_____________( ...- ふるる自由詩520-4-14
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