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照り返す夏
傘が歩く季節
寄せても、返す気持ちは帰り道を知りませんでした
電車の窓
あなたの手のあたたかさは
窓とわたしの温度を簡単に上げます
ゆっくりと
眼下に広がる青を見ながら
あなたを盗み見るのだけれ ....
小指のつめが騒いでいても
あなたはつゆと気にしないのね
遠くをみて
空をみて
目の先には春
時計の針の柵が越えられないのよ
わたし
間から手も
出せないくらいに
のどの奥にあ ....
10億分の1のちいさなあなたが
目をつむるごとに
風に吹かれるごとに
音楽を聴くごとに
窓を開けるごとに
思い出されては流れていきます
目に見えないほどちいさくなったあなたは
....
あなたと手をつないで
私が少し流れていきました
今までは1だったのに
あなたに少し流れて不安定になりました
つながって
感情が流れていきます
あなたの中に私を見るわけです
....