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うす赤く 少し伸びたる バラの芽に
ちいさく光る 霧雨の粒
残雪に春のひかり溢れ
谷の椿、メジロ飛びかう
遠く福知山(ふくち)は霞み
山の色ほのかに青し

小雪舞う寒さ和らぎ
季節の香、かすかに甘し
白き雲、のどかに漂い
鳥の声、野山にこだます
この春さいごの日曜日
鎮守の森の桜花
こぼれるほどに満開で
甘いピンクの春風に
はらりはらりと髪に舞う。

花の便りにさそわれて
野越え山越え谷越えて
老人だけの里山で
300年も生 ....
寝そびれて軒先に見る星空に震えるスバル西に傾く
由木名緒美さんの星野つばきさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初春バラ- 星野つば ...短歌424-3-1
早春- 星野つば ...自由詩115-3-24
去年の桜- 星野つば ...自由詩515-3-20
春の夜空- 星野つば ...短歌315-3-12

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