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とっておきの、嘘、も、
いっかい使ったらどろどろになって指を刺した
みじかく切った髪の、毛
が、
きみののどに刺さってくれたらちょっとは
にじんでいいとか悪いとか
、なれたかもしれないかな ....
竜が獲れた。これで数十年は村の食料だけで
なく地位も名誉も安泰なのだろう。ウマサ(*1)
が長と何か話しているがここからは聞き取れ
ない。若い者が数名命を落としたらしく、笑
みの合 ....
目、ぬれてる
ポケットにひばな、突っ込んで
夜が死ぬのを待ちました
ワルツされる 砂の中で
心底待っていました
(水溜りで溺れます)
(水溜りで喜びます)
林立した子供の列はファ ....
けだものの口からはいつも涎が垂れていて
その臭いは数百メートル先まで届くが
けだものは気づいていない
もちろん
涎が垂れていることに

けだものの体毛は針のように硬く
生えている ....
はやあしなあなたのあいする、
そのタオルよりも吸水性のある笑顔は
どこまでもわたしを泣かせて
追いつけなくなってしまうの

手をかざして
逆光、の、なかの君が、
昼休みのジェラシーをしず ....
ぐらまらあす☆にあこがれてあたし
上京するゆめをみて、でも
起きたら痩せちゃってたー
こうゆうのもうちょっとやわ、
かみさま。


きみには哲学がいっぱいで
こんなうすっぺらなあたしの ....
女たちの中で「男」が悲鳴をあげる
男たちの中で「女」が不機嫌になる

だから2:1と1:2の世界に帰ってくる

ここは秘密のワンダーランド
男も女も知らない世界
「男」と「女」が自由に駆 ....
あなたは、
簡素な手順でわたしの胸倉を開き
匂い立つ土足
こればっかりは慣れないものです
その度に鮮やかに毟られる


あなたと遭難したい
篭って
香しき動揺が眼に見える位置で
わ ....
僕は、いつものように、
かのん、と救急車に乗っていた。
かのん、は三つで
救急車はキライで
でも、救急車のおじさんはヤサシイ、
って言う。
透明な酸素吸入マスクのゴムがきつくて
イヤイヤ ....
秋のあいだ
ひとり山に引きこもって
ギンナンギンナンって踊っています
つま先で立って
小さい冠をかぶって
麗しの八合目で
姫です



真っ赤に猛る裾を尻目に
ギンナンギンナ ....
最終的に黄身と白身にわけられたら いいよ いいよ

鳥はつい、と滑空して えらい人がことわざを作る
色きちがいの対話だったね 一人と一つ ひそやかなひそか
もっとえらい市場
へんてこな行き道 ....
こもんさんの未詩・独白おすすめリスト(71)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Re:- 船田 仰未詩・独白704-9-25
竜の牙- いとう未詩・独白1204-9-25
ファンファーレ- 嘉村奈緒未詩・独白904-9-17
けだもの- いとう未詩・独白29*04-9-15
昼休み未満- 船田 仰未詩・独白904-9-13
B級であることのしあわせがちらついて、変やあね。- みい未詩・独白6*04-9-9
世間知らずのワンダーランド- 木葉 揺未詩・独白304-8-6
立春- 嘉村奈緒未詩・独白38*04-6-28
『ヤサシイ救急車のオジサンと一緒に』- 川村 透未詩・独白35*04-5-30
ペチカ- 嘉村奈緒未詩・独白1904-5-13
朝市- 嘉村奈緒未詩・独白403-11-5

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