すべてのおすすめ
空の青にぽとり
鮮血でした
ゆっくりと赤だけの虹をわたって
足の指の少しのつめたさで
春は訪れ
きみとの
どうしようもない部分をぽくぽくと
桜を食べて埋めた

おなかからの魔法、 ....
「いいの、わたし、ここで暮らすの。」

おんなのこの言い分って、すごくわからない。
こんな真っ暗でなんにもないせかいで
放っておいて、と言うように。

ぼくは、
耐えきれずきみの
葉脈 ....
破って、あげるよ。

きみのたまごのいいとこ、みたいなその声で、
わたしは目隠しされているのです。日々、わた
しはわたしが嫌いで、でもきみのことは好きで
わたしは目隠しされているのです。何も ....
アルコールのキッスじゃあ、
このせかいもしびれたまんま、
しちゃうよ

そろそろ終わろうよう、
ねえ、
そろそろあんたは終わりだよ
って、

言ったでしょ

あれもこれもぜーんぶ ....
通りすがりの人に頭を殴られたときに
どこかでしあわせになったあたしが
鼻血を流し、ぐらんぐらんの脳みそで
汚れる制服とアスファルトを
きれいに混ぜた

人を殺してばかりのきみの
本当は殺 ....
ねえ、トモチャン、
と呼ばれ
お茶の濃ゆいところの途中で
ひょっ、と
あばらの隙間に指を
埋められた

もしかして
こういうところでしか
あたしは埋まらないのかもしれない

わか ....
だまになってしまったその、ゆうぐれをまとめながら
左手の指輪で料理を作っているママが
味見したものはすごく
寝ぼけた味でなまぬるかった

あたしがママのすみっこで
ため息をつきながら、ぱん ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
ヘッドフォンの耳の内側、ぐらりとゆれた電車では
わたしはとっくにバランスをとれないで
一本の細っこいろうそくに似せて
ずるり、とけていくふり

とけたろうそくの
土台はやっぱりケーキでしょ ....
ぐらまらあす☆にあこがれてあたし
上京するゆめをみて、でも
起きたら痩せちゃってたー
こうゆうのもうちょっとやわ、
かみさま。


きみには哲学がいっぱいで
こんなうすっぺらなあたしの ....
からだが どうん、まばたきしたときの
あのせかいが まっぷたつ から、ゆうぐれて
頭から 地球の中心に ぐん、と押されると
わたし、いつも きまって あやまってしまう
ごめんなさい、ごめんなさ ....
こもんさんのみいさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からだに絵を描く- みい自由詩1107-4-16
光がもどってこない- みい自由詩707-2-8
その、平穏、- みい自由詩16*06-4-19
あたしの脳を食べて- みい自由詩606-4-12
ピラニア- みい自由詩905-7-18
世界の果てなんかなんにも知らなかったかもしれない- みい未詩・独白14*05-3-6
ママはたぶんこの先で- みい自由詩12*05-3-4
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19
夜明けを束ねる、ろうそくをくぐる- みい自由詩5*04-12-25
B級であることのしあわせがちらついて、変やあね。- みい未詩・独白6*04-9-9
ごらん、ゆうぐれる- みい自由詩68*04-8-16

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する