確かあった『戸惑いの間』
何人入る宴会場か分からないので
後で案内人に質問しよう
『戸惑いの間』の隣が
『戸惑いの間の隣の間』で
何人入る宴会場か分からないから
次に出くわす仲居さんに
 ....
リズミカルに打ち寄せる波
灰白に崩れ浜辺に拡がり

漆黒の直線幾つも貫き、
後光帯びる今生の虚空、

やがて訪れる深い夜闇に
点る明澄な灯り震え揺れ動き

繋いだ手を離し
立ち上が ....
言葉の墓に
手を合わせて
言葉を掛ける
こころと共に
私は生きていくの。そう
ありがとう と

その言葉は
何回も何回も
失われたとしても、
何回も何回も
ありがとうと 言うの
 ....
 追い詰められて、孤独で、悲しいときに、一心に神に祈ったとき、神は僕のもとに五次元の光をもたらして下さった。
 その光は温かく、その光に照らされたとき、意識は一点の曇りもない快晴の空のように澄み ....
 遠くサイレンの聞こえる朝
 会社の広い敷地内にある
 コンビニエンスストアのごみ箱へ
 がらん! 落とし込まれる
 リポビタンD の空き瓶

 心地よい冷気を後にして
 配属先の建屋ま ....
テレビを見ながら
僕は皿洗い
君は洗濯物をたたむ
よくあるひととき

ありふれているのに
ありふれているけど
永遠に続かないことを
まだ何も起きないのに
憂いてしまう

いなくな ....
米は日本の命綱
小麦を絶たれてメンがパーになったって
パンがバンと爆発したって
米だけあれば
何とかなるのに
塩焼き鯖にほかほかご飯
味噌も醤油も欲しがりません

勝つまでもなく負けて ....
何やってんだよ!
トランプの言いなりになりやがって!
日本を破滅させる気かっ!

…もう、日本、終わった。ガックシ

80兆円の市場開放
毎年、米の70%をアメリカから輸入
更に武器 ....
長く 長く尾を引いて
冬の光が伸びてきて
そのわずかな明るさに僕らは癒されて

あなたに会いたい

乾いた静電気のような刺激を
暖かさとともに与えてくれるあなたに

長く 長く尾を引 ....
入ることができたのか。
家の中に
わたしがどうやって
家の鍵を無くした

          わたしがどうやって家の中に入ることができたのか。

合鍵  
        愛の ....
 
僕たちはまるで
悲しみがみえないように
踊り狂った

みずがめ座のひとの
特性を僕は知らないけれど

自由と未来を手に入れたいと想っているのは
きっと間違いないだろう

 ....
えー文学の世界の大先生方を呼び捨てにするのは誠
に心苦しいのですが敬称略ということで語らせてい
ただきますので、どうか聞き苦しいこともあるかと
思いますがよろしくお付き合いのほどお願い申し上
 ....
左手長くて、不明
右目赤くて、触る
鉄の病気と
研磨剤の青春

落ちていく
小銭少女の靴
閉じていく
ブザー
検電器
ドアがバタンと
チューブの蓋を閉める

ダウン・ダウ ....
突如頭の中に入ってくる
強烈な劣等感を
防ごうと
おかしくなっている
このままもっとおかしくなれたら
こいつも諦めて頭から
出ていってくれるかな

変わることを
ずっと望んでいる
 ....
体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
まるで暑い湯がいっきに水に変わるように
夢は弾けて消え失せる

優しく包み込むような幸福感溢れた夢でした
他人を思いやることなど一生ないと思っていたのに
いつのまにか利他の心を学んでいた
 ....
朝露に消えたことばの端々
まだ空気が温められないままに
肌に触れ鼻につく青葉の匂い
じんと痺れる頭の先の
眠気から覚めたばかりの心移ろう
コメントアウトされた
言葉の裏側

到達不能コードに書かれた
沈黙と優しさ

削除されていく
苦労と試行錯誤の軌跡

高度な技術により構築されたそれは
最高性能にて誤りなく稼働して ....
乱雑な狂騒の中で何とかかたちになろうともがいているいくつかのものたち、崩れ落ち翻る一瞬の、つむじ風のような思考がそこら中に牙を立てようとして頭蓋の内側は引っかき傷だらけだ、まるで土葬された人間が土 .... 眠り際の訪れ、
最後の最高の最古の
際の少年の少女の
囁き叫び ささやか
祟るよな呪いのよな
尊い声のヒビキヒカリ

僕の私の眼を見てと
ちゃんとしっかり

じゃないと、

耳 ....
昔、地球が372日だったころ
1日は21時間で
首長竜がのどかに樹を食んでいた
そのころ私は三葉虫で
上手に化石になる方法を考えていた

バレリーナはグラン・フェッテで地球を廻す

あ ....
小丸くんが困ってます

何に困ってるの?

わからないから困ってるの

それは困ったね

一緒に困ってください

はい、困りましたけど

困ってますね

はい、困りました
 ....
地球が剥き出しの本能を見せてくるから人間も剥き出しの本能になる

おかあさん生きているから暑いです

根っこの無い言葉信じて砂漠広がる
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった

僕たちは

ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ....
 駅から出るとバスターミナルを
 陽が独占する
 発車して行くバスの後ろ姿へ
 あつかましく輝きながら

 瞼を伏せて立っているバス停の
 シェルターで、高校生ぐらいだろうか
 少年と少 ....
家に太陽光がついているから
昼間はクーラーが使い放題
でも午後六時をまわったら家中の電気を消している
そこに山があるから登山家が山を登るように
そこにハイライトがあるから僕はハイライトを喫 ....
みんな上手に恋してる

「電話しても大丈夫?」って文字打ちして
お行儀良く左右を確認して青信号を恋愛進行

みんな画面を覗きこんで

誰とどこでなにしてるって探してる
まるで履歴書見 ....
m1215解除
と、ならない永遠の拒絶
きえてゆく
きえてゆく
暑さを踏みしめてしまい
はしゃぐ児ら
永遠の拒絶は金にならない
m1215ではない
新しくないアタシが

新しいことを始めるのは とても大変で

古ぼけた部屋の中で縮こまって縮こまって

「・」になれたらいいのに と

瞼を閉じた内側に逃げ込む

けど


 ....
割れた鏡に映る
歪んだ顔の方が
むしろ自分らしいと
思うようになってしまった

LEDの蛍光灯が
いつまでもいつまでも
瞼の裏側に
忘れなければならない
汚れた記憶を焼き付けて
俺 ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最後の宿泊降墨睨白島(...散文(批評 ...3*25/7/25 20:20
ゼロ地点7ひだかたけし自由詩725/7/25 18:21
けいぞくこしごえ自由詩6*25/7/25 16:37
クレクレ星人の独り言「僕の気づき」100ジム・プリマ...散文(批評 ...2+*25/7/25 15:15
机の引き出しリリー自由詩11*25/7/25 13:24
ふたりの日常自由詩10*25/7/25 12:56
ウサバラ詩 絶望的な未来予想りつ自由詩4*25/7/25 10:17
ちょ!石破っ!散文(批評 ...3*25/7/25 9:10
尾長冬鳥岡部淳太郎自由詩5*25/7/25 9:02
鍵はオートロックに限る洗貝新散文(批評 ...6*25/7/25 8:31
宵闇のはじまり秋葉竹自由詩325/7/25 7:58
服を脱げば皆同じ室町 礼散文(批評 ...525/7/25 5:59
ダウン・ダウン・スノードーム竜門勇気自由詩4*25/7/25 0:26
突如sonano自由詩225/7/25 0:15
老獣栗栖真理亜自由詩525/7/24 23:23
さめる自由詩2*25/7/24 23:19
朝露自由詩125/7/24 23:10
リファクタリングTwoRiv...自由詩4*25/7/24 22:34
詩情は畏まって座っていたりしないホロウ・シカ...自由詩5*25/7/24 21:56
こんとんしんふぉに!ひだかたけし自由詩625/7/24 20:43
進化論りつ自由詩6*25/7/24 20:05
困ってる小丸くん多賀良ヒカル自由詩125/7/24 18:56
蒲公英の綿毛交差点をゆく紅茶猫俳句2*25/7/24 14:22
あの海の向こう自由詩6*25/7/24 13:01
In the shade リリー自由詩10*25/7/24 11:44
ポエム田中教平/K...自由詩225/7/24 10:36
恋愛進行自画自計自由詩225/7/24 8:03
解除降墨睨白島(...自由詩2*25/7/24 7:04
あしぶみさち自由詩5*25/7/24 0:35
老いさらばえて花形新次自由詩325/7/23 23:35

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