なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
人の話もきかず
自分自身も、見ずに
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
遠回りなんかごめんである
まっぴらである
なにかがあるような気がして ....
コの行列

撃鉄におされて

くるしいや

僕はあと何番目?

友達は何列うしろ?

パチン

パチン

規則正しく一歩一歩

われわれは進んでいくのである

おい ....
ログインしていません


部屋が焦げ臭いと思ったら
灰皿に捨てた爪
ついさっきまで自分本体の先に
ついていた先っぽが
灰皿の中で焼かれて
それが鼻から伝わって
焦げ臭い
控えめに ....
いそうでいないようで
いるようないないような
まるふわの天使
黒い蝶々が小雨に濡れながら
アスファルトの上で
飛べなくなっている
私にはその理由がわからない
まるふわの天使は咆哮する
 ....
立春の日
わたしは何も見ていなかった
空の青さも
道端のサムシングも
自分も
すべて が通過し
何も心に残らない
右足を前に出し
つぎに左足を前に出す
一瞬一瞬を生き延びていた日
 ....
退屈 モネ展
上野
行ったときに人多かった
よく見れんし
太陽の色
蛍光ペンに見えて
冗談みたいな風景
美術館出て
夕方の上野公園の風景の方が
よっぽどきれいだった
人も役を持っているよ ....
あー

頭のフタがとれちゃった
花に話しかけようとしなかったから
ぽろっと落ちちゃった
コップにも話しかけておけばよかった
水入ります
であるとか
靴下でも
ネジでも
スズメでも
 ....
脊椎から
霊性
ロンダルダロンの夕景は
染まる薄いブルーで
パセリをフォークで
遊んで
にじんだ血管を
逆流する
水の一滴が
波紋となり
肉と骨をつなぐ
壁紙がめくれて
窓が現 ....
ないめん深海のポールにぶら下がって
千代田線直通
れいてんかえさるは
まいしくるのまいしくる
点景はばつぐん
かかるGで呼吸するいきものたちよ
幸あれ
夕暮れ時の薄いブルーたちよ
腸の ....
ろるあるとももあるは
てをつないで
らいれるてるめるの橋を
けいてんしるさるしつつ
ろるでんする時間を
すとっくする
それは
もしかしたら
はいてん
なのかもしれない
そういうはい ....
脊椎から
霊性
ロンダルダロンの夕景は
染まる薄いブルーで
パセリをフォークで
遊んで
にじんだ血管を
逆流する
水の一滴が
波紋となり
肉と骨をつなぐ
壁紙がめくれて
窓が現 ....
ぽわるとももる
てをつないで
じこくのもんを
くぐった
みじんこの背中の
羽根のすきまで
もんばんは
昼寝してて
きづかなかった

ぽわるとももるは
それにもきづかず
走った
 ....
底辺の突端で
まいしんしけるは
てゆりんのはまのね
寄せては返す波
もみもまれ
もまれもみもみ
もみもみはまれなり
もまれまもうしるけんは
しんけい
さいぼう
たいりょくの三拍子
 ....
靴をはく
玄関の外は世界だ
裸足でもいい世界だ
靴はコンドーム
ほんとうはつけたくないのに
つけるのがやさしさだって
諸悪の根源の源泉
掛け流しの社会
靴がなけりゃ
痛い痛い
靴が ....
今は23時37分やろ。
この現実を概念にスライドさせたら、
今は任意の21時17分や。
ここで間違ったらいかんのは
決して今は16時12分ではないということや。
こういったデリケートな込み入 ....
立春の日
わたしは何も見ていなかった
空の青さも
道端のサムシングも
自分も
すべて が通過し
何も心に残らない
右足を前に出し
つぎに左足を前に出す
一瞬一瞬を生き延びている
苦 ....
照るもる
本懐セルカ試合
もうてんの
ぱっついちのちの
本懐セルカ試合
らーめん
チャーハン
餃子の安穏
経て経て
のいちのやりとり
それがにちにち
じゅうねん
にじゅうねん
 ....
道に落ちている手袋はひとつ
多摩川を越える小田急線から見える夕日は
とてもきれいで
息をすることも忘れて
形を忘れるためには

めるけりあ
めるけりあ
たすかまめる
ろーてん
ろー ....
猫がぱくっとかえるを咥えて飲みこむ。そういうことはよくありうることである。猫は垣根なくやり、人間はたまにやっては垣根に足をひっかける。猫のようにはいかない。あちらをやるときは、こちらがお留守、こちらを .... 人間はかわいい
ひしめき合って
ひとりはさみしく
殺し合ったり
駆け引きしたり
愛したり
憎んだり
ごはんをたべて
うんこして
眠って起きて
靴を履いて
家を出て
働いたり
 ....
低空めけめけ飛行
上空はドンテンナリ

目下
繊細とは
人間の醜悪を
直視できない人である
と書かれた紙を背中に貼って
歩いているのは
ダンサーでもなく
占い師でもなく
小説家で ....
ぼくは
おばけだよ
ひゃくねんまえに
しんだのさ

ちょうど
ましゅまろが
あわいひかりに
てらされて

うそと
ほんとが
わからなくなって


びゅっと
あさって
 ....
もうてん
してるけるは
はんみのざしょう
しぐなるべらべら
べっきんのちんぴ
かんばんゆるふわ
まいしんがくがく
のたまころてんす
しきてんはねりむ
うくすたいみんぐ
びーるかみつ ....
あいさつ
あかぎれ
あまのじゃく

いまむら
いきいき
いしころ

うれしい
うちわの
うらおもて

えのぐ
えきべん
えいえいおー

おうち
おとうさん
おかあさ ....
体温があるということは、
熱があるということは、
誇張なく
命というのは燃えているのだな、
という実感が、
白湯の水割りを飲みながら、
胸を貫いていった。
火がとろ火になっても、
いつ ....
めーず
めーず
啼いているのはだれ?
めーず
めーず
きみは光
手垢のついた言葉そのもの
めーず
めーず
一度
おぎゃー
と発した者
沈黙の頭と尻尾
めーずめーず
ありふれ ....
黒の世界でキラメキがどこまでものびていく
はいてんしているのは小さな生命体の呼吸
春夏秋冬はころてんして
恋愛も同じくころてん
めけめけする
窓のサッシにひかれた赤い一線に
一滴の血
シ ....
たましいの背中に
ひとつ
ふたつ
しみがある

ちきゅうが
完全なる球体では
ないように
たいように
黒点が
あるように
つきに
海が
あるように
くるまの
ハンドルには ....
めくるめく
くるめまくめく
ころてんのますがたは
かえるいえをもたず
まいしくるの
くるめんのうえを
はいしんけるてる
みもすがらしながら
はいてんする
だんだん
めっしんめしんし ....
次代作吾(61)
タイトル カテゴリ Point 日付
遠回り自由詩518/2/10 0:34
ホッチキス自由詩1118/2/8 0:36
自由詩217/8/25 1:49
まるふわの天使自由詩317/8/17 0:27
立春自由詩417/6/26 1:09
現代詩フォーラム自由詩117/6/24 1:27
モネ自由詩117/6/24 1:09
あー自由詩217/6/12 0:15
脊椎から自由詩017/6/11 1:19
底辺はるすかいむ自由詩117/4/19 0:43
ろるあるとももある自由詩317/3/21 1:42
ロンダルダロン自由詩117/3/6 1:59
ぽわるとももる自由詩317/2/26 1:35
はまのね自由詩317/2/20 0:40
自由詩117/2/17 0:00
カップ麺自由詩217/2/15 0:50
立春自由詩317/2/5 1:24
はれるや自由詩417/1/30 2:44
地獄自由詩217/1/25 1:56
プレイ中のしっぽの長さ散文(批評 ...117/1/19 22:17
かわいい自由詩317/1/18 18:09
ドンテンスパイル自由詩317/1/15 0:28
おばけ自由詩317/1/8 8:45
もうてん自由詩117/1/5 18:56
あいうえお自由詩1*17/1/3 0:29
白湯の水割り自由詩317/1/1 22:58
めーず自由詩016/12/31 17:36
赤と自由詩116/12/30 1:58
しみ自由詩516/12/27 2:59
ころてんのますがた自由詩4*16/12/26 2:43

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
0.1sec.