ハロー傷心の君
ハロー寂しがり屋の君
ハローなんだか疲れちゃった君
ハロー僕の声が聞こえますか?
世の中はなんだか少し複雑だけど
子供の頃を思い出してご覧よ
世界は本当は単純なんだ
あの ....
もうじき月の季節が来る
あの夏の日が
いつまでも続くと思っていた
僕は
僕はきっと
もうじき月の季節が来る
提灯に映し出された影が
君の幻に見える
夕暮れに降り出した雨は
いつしかわた飴に変わっていた

本日の降水確率は夏祭りです
割り箸を持ち歩きましょう

町を歩くと
大人も子供もみんな
甘く優しい色に包まれながら
頭の上で割 ....
己が道を求め
憧れながら
それでも道を外れ
手を伸ばしもせず
そのくせ夢を語り
あぁ何するものぞ
何するものぞ
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
そこに居るだけでいいんだ
気付かない場所に幸福はある
こっちへおいで
僕の左手を掴みなよ。
過ぎて行った過去に
一体どれほどの意味があれば
僕らは満足するのだろう

降り出した雨に
本当はこれっぽっち意味なんて
いくら待っても無いんだろう

思い上がりに仕組まれた
鏡の中の ....
空から堕ちた星のカケラと
春のはかない桜の花と
迷えど天秤
決めかね憐憫

月の静かな雫の涙と
夜道に影する小さな街灯
夜道は神秘
はかない心機

迷えど天秤
決めかね憐憫

 ....
昔ね人はお月さまに住んでいたの
だけど色んな事があって
お月さまと喧嘩しちゃったの
人間はわがままだったから
もうお月さまなんて嫌い
無くなっちゃえって
魔法をかけちゃったの
お月さまは ....
子供の頃世界は
今より青かったとおもう

あめふり

電車に乗って目を閉じる

水の匂い

目を開けると
世界は青くて
子供に戻れる気がした。
あの娘の事が好きですか
いいえ好きではありません

あの娘と共に生きますか
いいえ私は逃げだすでしょう

ならば何故その身を焦がしたのです
何故想いをたけたのです
それがどれ程酷い仕打 ....
一輪の花を手折った
その花は美しく咲いていた
大事に包まれたその花は
いつの間にか
鞄の中で萎れていた
小さな虹色の空の下で
あなたがこっちを見ている気がしたの
昔見た映画みたいに
どこか知らない遠くの町を見ながら

とっても大きな雲が流れた後で
あなたが少し笑った様な気がして
何処かで出 ....
ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
夏から秋の前触れは
記憶の鈴が鳴り響き

秋から冬の前触れは
朱い風が吹き抜ける

冬から春の前触れは
氷の命が顔をあげ

春から夏の前触れは
銀色鱗がまぶたを覆う

また一年 ....
僕の足跡に小さな花が咲いた
靴の裏に花の種があったのだろう
その花は音もなくあっという間に散った
そうして気がつくと小さな実が成っていた
次の春が待ち遠しいものである
空は青く赤い実がきらき ....
大層怒られそうな内容であると認識の上で書く。
ついでに言うと、僕がポイント貰ってTOPに載ったら面白いという意識が無いわけではない。

前置きでした。長々書くのが苦手なので手短に。

さて、 ....
散文というもの自体、まともに書く事は初めてです。
と言うことを先に述べておきます。いや、前に一度書いた気もする。
ま、その程度です。

詩において恋愛のポジションと言うのは割と大きいものである ....
夢の様に髪を撫で
抱きしめてあげる
空には小さく
月があるから

こっちへおいでよ
僕の影は見えるだろう
おいで
あの時みたいに
おいで
両手を伸ばして

僕は眠い
月がとて ....
太陽が沈み世界が透明になる頃
アルコールランプを消した


吸い出される琥珀は僕の記憶
人目を憚る様に
そっと吸い出されていく

吐き出す息は世界にあわせ
透明に消えていく
僕は酷 ....
言葉の中に
小さな石を見つけた
それはとても赤く
とても美しい色で
鳥を打ち落とした
目を閉じて
深くふかく
海の底に潜れば
もう何も見えません

潮騒もかもめの鳴く声も
そうして人魚の姿すら
目にする事はありません

真っ暗な海の底で
すぅっと通り過ぎる
真っ白 ....
夕暮なのに空は青く水色で
辺りをオレンジの空気が
流れるのに暖かな記憶は

思い出に妬けた赤瓦
錆びたトタン
泣いている子供
薮蚊だらけの雑草の森
自分を分解していく幻想

神社の ....
ゆらりと揺れた雑草の陰
白い花びらなんの影
るるると鳴くのは{ルビ何=なに}の声
るりりと鳴くのは{ルビ何=なん}のこえ

ゆらる花びら白い影
るるりと草が鳴いている
明日は雨が降るろう ....
ちゃぽんと音がするので
ふり向くと
道端にいわしが跳ねていた

どうしてこんな所で跳ねているのか

と問うて見たら

どうもこうも無い
そんな事を聞くなぞ人間も野蛮になったものだ
 ....
クジラが静かに僕の横を通り過ぎて
僕はその尾ひれの渦に巻き込まれた
気がつくと上も下も分からなくなっていた
だから明かりのあるほうに行った
どうやら少し水圧が高かったのだろう
世界は少しもぼ ....
眠りにつく声は
静かに
揺れて

さぁお休みと言うより
何を言うより

暖かい音

眠りをください
あの頃見た
透明な眠りを

音の中に消えた
足音と血の流れる音

眠 ....
夕焼け {ルビ一滴=いってき} 赤色絵の具
ぽろんと流れる空の雲

夕暮れ {ルビ草波=くさなみ} 帰り道
カラン鳴るのは風の色

透明 {ルビ紫=むらさき} 日が沈み
空には大きな糸の ....
ちゃりんちゃりんりん
とベルを鳴らしてカーチェイスの様に
すり抜けていく自転車に憧れて

朝のすっと染み込む
水の匂いの濃い晴れた日の風に流れて
ジャっとタイヤを鳴らして

僕にはそん ....
ゆっくりと足元に転げ落ちた
フォークのカランという音
君はすぐにそれを拾い上げ
照れ隠しのようにしゃべりだす
あのね、あのときね、それでね、それからね
それから、それから

君に会うたび ....
足元にあるほこりを摘んで
ふぅっと空まで吹き飛ばした
空には大きな雲が浮かんでいて
あっという間に溶けて混ざった
背中を伸ばし
両手を伸ばし
僕は
空を飛んだ。
プル式(526)
タイトル カテゴリ Point 日付
ハロー自由詩5*07/6/20 2:11
月のワルツ 足音のタンゴ自由詩2*07/6/20 1:53
わた飴前線[group]未詩・独白11*07/6/14 19:40
力弱き信奉者携帯写真+ ...3*07/6/11 11:29
スプン自由詩3*07/6/9 11:08
糸電話は震えるか。自由詩4*07/6/8 17:56
迷えど天秤携帯写真+ ...4*07/6/5 16:07
ごめんねお月さま未詩・独白4*07/6/1 17:18
花嫁の装い自由詩4*07/5/31 12:29
花には夏の朝に水を自由詩5*07/5/29 9:27
名も知らぬ花自由詩1*07/5/27 22:55
うん、もう、いいんだ。自由詩6*07/5/27 18:28
そうして僕らは嘘をつく[group]携帯写真+ ...7*07/5/26 14:31
僕らが絡めた1 ミリの嘘[group]自由詩4*07/5/24 22:03
夕暮れの輝きは短くそして美しい[group]自由詩3*07/5/24 21:59
ポイント操作散文(批評 ...1*07/5/22 21:41
詩と恋愛散文(批評 ...5*07/5/22 21:41
靴音の街に月は沈むのか自由詩3*07/5/20 10:56
琥珀の月は静かに笑う自由詩6*07/5/20 10:33
プロテナリア自由詩6*07/5/18 11:22
銀のスプンは深海へ自由詩4*07/5/16 22:34
ゆうくれにガラスの世界が手招く[group]自由詩8*07/5/14 19:57
いうぐれ[group]自由詩5*07/5/7 21:22
いわし[group]自由詩7*07/4/30 2:26
水月は銀色に光るのか太陽を映すのか自由詩4*07/4/30 2:25
足元に沈む太陽自由詩2*07/4/30 2:25
日の出町通りと銀のしずく[group]自由詩1*07/4/28 22:22
自転車をかくんだ自由詩4*07/4/28 2:17
僕の右手と君の世界[group]自由詩3*07/4/15 22:37
木炭のある街自由詩6*07/4/11 22:53

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