白い波に揺られて僕は重たい瞼を開く

世界は逆さまで
まるで砂漠のなかを歩く浮浪者

戯けた王様が嘲笑いながら僕の頭を叩く
痂の雪が積もるときもう一度僕は光を閉じた
振り向かない君
その瞳に僕は映らず君はそのまま僕の側をすり抜けてゆく

忘れなくちゃ、君を
もう君は必要ない
そう心に言い聞かせながら

それでも僕は未だムダな期待を持ち続けている
言 ....
夢も抱かずに愛も懐かずに脱け殻のように生きてゆこう

明日なんてないんだ
希望なんてないんだ
古びた扉を開ければ
意地悪な壁がデンと胸を張りながら聳え立つ

ほらドコにも行き場なんてない ....
ねえ

理路整然とした言葉や着飾った言葉を並べて

自分が嫌になることってないかな


と書きつつ

生きてることが心細い僕は

ビール片手に呆けてる

惚けてる


 ....
遠い夜が囁いている、朽ち果てた自我の向こうから、悲しみは樹氷の様に凍てついては煌めき、気の早い遺物となってぐずぐずと生き残る、それは叫びだったはず、それは叫びだったはずなんだ、夜のようだったが薄明 .... 遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、

自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、

絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と ....
一切の書き込みが出来なくなったそうです。
現フォはそれほど狭量なのですか?
畑だった土地が
いつの間にか更地に
これで町内の畑はなくなった
雑草ひとつ生えていない

その上をふわふわ飛ぶ
紋白蝶
その上をふわふわ飛ぶ
紋白蝶

その上をふわふわ飛ぶ
 ....
真夜中の目覚め手製の新茶のむ

常夏の友の写メール{ルビアッパッパ=清涼服}

お待たせと高砂百合の白き群れ

夏の夜や手術なしたる友覚ゆ
神様の吐き出したコーラみたいに
スワスワした雨の中を、君は平然とやってくる
べったり甘ったるく掠れた声で、
私のシャツを染みだらけにして
口づけは、互いを飲み込むように夜明けまで
気が抜けき ....
ココロに刺さる絵画に
出会いたい
表層の装飾でなく
キャンバスの底からの
叫びの共鳴したい

ココロに刺さる詩を
目にしたい
ただの字列ではなく
行と行の間の
泪に共に流したい
 ....
10の100乗の世界がある

実在する、宇宙137億年が消し飛ぶような、漢数

8字は表す単位すらない

これを尊ぶのか、数字の印象操作で終わらすのか

わからない



人間 ....
かー
くいてー

明日じゃなくて明後日になったからにく

かー
今日食うつもりだったのにー

うんめーよなにく さいこー
2022.4.27  7:22

昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!

人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
 ....
『英米故事伝説辞典』で、「handkerchief」の項目を読んでいると、こんな話が載っていた。「ハンカチの形はいろいろあったが、四角になったのは、気まぐれ者の Marie Antoinette 王妃 .... あれだ。要するに詩人は詩人の心をもって生きたい人たちなのに、意味も無くテクニックで詩を書いて評価されたい欲求の塊(かたまり)だけでログをアップし続けていたのが今までの詩ネットサイトなわけ。どう?

 ....
わけもわからず寂しいので
寂しくない を考えた

青い部屋のなか 外を見たとき
あなたが眠る 姿を見たとき
誰かを待って 立っているとき
帰り道を 歌って歩いてみたとき
わたしが わたし ....
○「米騒動」
米を買ったことのない大臣には
米を買えない国民の苦しみは
届かないものなり

○「独居老人」
*朝立するも挿入する腟もなし
*スキンシップはもっぱら愛犬とともにある
*「 ....
私の
描かれた
無尽蔵の紐

束ねられ
仕分けられ
舫われた

やがて溶けゆく砂糖粒
滑稽な意味の羅列など

この絵を踏んでゆけ、と命じる
無責任な人々の手を汚して眠る
 ....
スポットワーカーうれしんだ
通勤列車で押されんだ
リュックを前に抱えんだ
いっぽんの棒になってんだ

スポットワーカーうれしんだ
年下上司がやさしんだ
あいさつをしてくれたんだ
その日 ....
僕の掌から溢れた一欠片
忙しさにかまけて忘れたふりしてた

〝もう忘れたらいいじゃん、アイツのことなんか〟
時は残酷に囁く
熱くなる胸の内を見透かすように

哀しいんだ 僕は
きっとそ ....
タオルによじ登る蟻を払いのけようとして
ナゼかふと年老いた蟻は主に
外回りの仕事ばかりさせられるという話を
思い出して思わず身震いした

体力有り余る若い蟻ならいざ知らず
年寄りを外へ追い ....
こころのなかをのぞいてみてごらん
ほら
際限なき白か
深い黒か
きみのこころをひらいてごらん
ほら
刃から滴る血がぽたんぽたんとリズムを刻む
まるでアジの開きのようなあけっぴろげさ

 ....
 
 影は

 光の当たる角度によって

 伸びたり大きくなったりするけれど

 言葉は影じゃないから

 等身大のままでいい
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら

伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく

  この今の瞬間、

季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
花からも葉っぱからもはがれおちた「は」の文字は
「はがれて」からもはなれ、「はなれて」からもはずれ
文字と文字にはさまれた位置の「は」にもなれず
ついには最後尾の「君の名は」の「は」に追いやられ ....
死んだような心で漂っていた
気付けば君がたたずんでいる
生きてるって気がついた
君が生きているのを見つめて

思い切って目を開け
景色を眺めてみる
生きてるって気がする
笑うように咲く ....
詩を書くのは素晴らしいね

詩は死、普通の人より齢取るの早い

いいのさそれで

だってもう君は詩人だからね

詩を書こう
詩人という老人ホームだ
血をよこせ、と内なる声は確かに言ったけど、それがどういう種類の飢えなのか俺には上手く判断することが出来なかった、贄なのか、それとも、もっと精神的な何かなのか、まごまごしているうちに渇望は激しさを増 .... それぞれが内に掴み取り
それぞれに抱く確言を
壮麗なる一つ宇宙祭壇へ
叡智に充ち自ら捧げいく
可能未来へ向かい努め生く


  ☆


愛ヲ育てず儲けニスル
鋭く尖った剣ノ力 、 ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愚者と微睡み栗栖真理亜自由詩125/6/2 23:07
君に告ぐ自由詩125/6/2 23:05
空虚自由詩025/6/2 23:03
めもうし自由詩125/6/2 22:02
それは静かにゆっくりと燃え上がり、また、しばらくは燃え尽きる ...ホロウ・シカ...自由詩1*25/6/2 21:43
まほろばひだかたけし自由詩625/6/2 21:03
リつはまったく何もしておりません。レタス散文(批評 ...6*25/6/2 18:57
更地の紋白蝶自由詩425/6/2 18:55
梅雨どきに詠むけいこ俳句2+*25/6/2 17:07
ぬるいコーラに耽る夜神奈備亭自由詩525/6/2 16:00
ココロに刺さる多賀良ヒカル自由詩025/6/2 14:48
グーゴル検証、ニーチェとかラッセル色々aristo...散文(批評 ...125/6/2 11:07
にく[group]林 理仁自由詩125/6/2 10:35
すみれ日記2022.4.27 ...梅昆布茶2自由詩1025/6/2 10:22
STRAWBERRY HANDKERCHIEFS FOREV ...田中宏輔自由詩11*25/6/2 9:00
詩芯ネット足立らどみ散文(批評 ...125/6/2 8:38
寂しくないを考えたみぎめ ひだ...自由詩225/6/2 7:44
独り言6.2zenyam...自由詩1*25/6/2 6:53
絵の紐はるな自由詩225/6/2 5:31
スポットワーカーうれしんだ松岡宮自由詩625/6/2 0:10
君はすべて栗栖真理亜自由詩225/6/1 23:00
蟻の世界自由詩125/6/1 22:56
君と踊る自由詩025/6/1 22:52
影踏み鬼おやすみ自由詩325/6/1 21:14
根源ノ感触ひだかたけし自由詩525/6/1 19:19
天国は展開の極意 二章~いまも生きております、はずれの音で~ ...菊西 夕座自由詩1*25/6/1 19:05
6月のRose自由詩5*25/6/1 19:01
でりかん歳[group]林 理仁自由詩1*25/6/1 16:29
刻印の脈動ホロウ・シカ...自由詩2*25/6/1 15:26
五行歌、私は──「技術・産業・営利主義」に抗してひだかたけし自由詩425/6/1 12:01

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