どんな音楽を聴いているの

なんだって良いんだ、ほんとに

その時に心地よければ

歌詞に耳を傾けるタイプじゃなくて

音とリズムに乗っているんだろうな

カラオケ好きでも ....
太郎君があっと喚いて
花子さんはいっと呻いた
同じ本を読んでいたのにね

次郎さんは右に行きたかった
正子さんは後ろに走りたかった
ただ、エビが高かっただけだった

三郎さ ....
あぁ、なんて小さいのか

拳一つ分の命は
ワンポンドにも満たないと

その儚さに反する温もりと
ズシンとくる重さにおののきながら

まばゆいばかりに輝く微笑みに癒され
見守る ....
春まだ浅い、冬空を
バッサリとまぁるく切り抜いて
茶色の小瓶に詰めましょう

だんだんと伸びていく日暮れ時と影を
ちょっぴり三角に千切ったら
茶色の小瓶に詰めましょう

実は朝 ....
今日も京都でしゃかりきコリキ
わっと叫んで場外乱闘
露悪的惑乱状態
テケテケテケテケ、take it、take it!

今日もトーキョで一心不乱の一輪車
ワッと喚いて乱痴気騒ぎ
 ....
雨、あめ。
  雨、あめ。。  
    飴、あめ。。。
      天、あめ。。。。


あめが降る


名残の雪を消し去るように
マシュマロの時間が溶けていく
冬 ....
時々は流れに身を任せ
漂うのも一興
それでも
自分のうちなる声が
一番であるべきだよね

寄せてくる波に飲み込まれそうになり
たまさか、溺れそうな気分でも
翻る強さが欲しい ....
夜と昼間のあいだには
真っ暗闇の泪川

ほんの些細なひとことで
抜き差しならないドツボに嵌り
この頃の寒さも張り付き凍えてく

あまい言の葉に ほだされて
安眠毛布のクモの糸
 ....
内助の功には触手が動くけれど

オルレアンの乙女に思い入れは無い

王女でもない一介の農村の娘が

神の啓示を受けたことで

歴史を変える働きをしたのは

まぎれも無い事実 ....
暗闇の中
まっしろな雪が
舞っている

遥か彼方の高みから
白い花が舞い落ちる

音も無く
無邪気に
降り積もる雪は

やがて
世界を
ひといろに塗り込める

憶 ....
いつもの時間に
スーパーのプラスチックの袋を
振り回しながら
その女の子はやってくる

道路に落ちた吸い殻を
熱心に拾い集めていく

この寒空の下に
しかも素手で
そして左 ....
言葉遊びに嵌ったら

これがなかなかの迷い路

右往左往して そらを見上げる

亜麻色の髪をこがねに輝かせ

少女は 湖一面に映った満月に

いったい どんな祈りの言葉を放 ....
小学校の夏休みの宿題だった絵日記

大嫌いだったな

なのに、今嬉々として

ブログを紡いでいる私

喰わず嫌いと

切っても切れないようで

嵌ると抜け出せない

 ....
全ては想定の範囲内で休日が始まった

電飾に彩られ始めた頃は
こんなにも寒くなるとは

小春日和を満喫するうちに
日めくりの残りもあと僅か

誰かの哀しみの涙が凍って
空から ....
冬将軍の黒いマントの中
屋台骨に成り果てた木々にも 
白い花が咲くはずで

ほんの少し前まで
華やかに彩られた木々の下に
なぜか タンポポが咲き乱れ
蝶のように舞い踊っていた葉っ ....
目をクリクリさせて
鼻の穴を大きく膨らませて
電信柱の後ろに隠れているおとこのこ
笑いの爆弾を抱え
友達が近づくのを待っている
ワッ
キャ〜
あ、ビックリした。
いやだぁ、けん ....
夜の帳の降りる頃
みどりの大広間に銀色に輝く
月の光が差してきました

うさぎのぼうやが 眠そうなあくびをひとつ

パチパチ はぜる暖炉から
もみの木のかぐわしい香りが
雪合戦 ....
満々と宇宙を讃えていた夜

幾億光年の彼方から
囁きかける水の憶い
暗い蒼に浮かぶ☆の色

やがて
東に紅が
ぽとん

満ちていた夜と浮力が
引いていく 退いていく 
 ....
お日様が真っ赤になりながら

羊も鰯ものみこんでいくと

とっぷりとした夕闇がやってくる

cosmosは忍びやかに地球(テラ)に寄り添い

たっぷりとした夜のマントを拡げる
 ....
便利さと言う名目で
色んな物が切り落とされていく
夢の島に住んでいたい
と思うのは女々しさなのか

金額や思惑で秤にかけられて
計算高く世の中は動いているようで
取り残されるのは ....
しゃらしゃらと
粉雪が風に渡る音
鈴の音も高らかに
朗らかな笑い声が
こだまする

雪山が呼んでいる
動物のアシアト てんてんてんと
梢からがさっと雪帽子が落ちる音
真っ白な ....
錆び付いた夜
カタカタと軋んだ音をたてて
綴られていく 砂色のあした

バラバラと崩れていく 
哀悼の鐘の音

脆弱な信頼の鎖を断切った いま

かさぶたが 癒えるよりもすぐ ....
大切なコトってなんですか?

と聞かれたら

あたしは自分が満足する事かな

と答える

ベタで、性善説に寄りかかった

あまちゃんな考えだけど

やっぱり

自分 ....
あたしはまちの人気者
運動会には引っ張りだこで
野良達の羨望のまなざしに囲まれる
気のいい、やおやのおいちゃんや
魚屋のあんちゃんから余り物の貢ぎ物
喰いっぱぐれる心配は無い

オリンピ ....
北の国では雨粒が
まっしろな六角の花を咲かす頃
運命をギュっと掴んでいたその指は
夢や幸せも白く結晶させたようで

すべからく物事は
原因があって転がりだし
人との出会いも必然で ....
うちのキッチンには
ピラニアが
生息している

いつもは
気のいい
スヌーピー面して
猫を
かぶっている

風の日も
雨の日も
雪の日も

朝晩の散歩を
愛してい ....
生まれ落ちてから死ぬまでに
自分自身でプロデュースしていくうちの
一大イベントである事は確かで

お誕生、お七夜、お宮参り、お喰い初め
初節句、七五三、入学式に運動会
成人式、卒業 ....
ほら、行ってらっしゃいと言う

微笑みを置き去りにし

ガムシャラに生きてきた気がする


コチコチと時を刻む音に苛まれて

うちには時計がない


ただいまの声に

 ....
銀の星降る 御伽草子

満天のコンペイ糖 蹴散らして

疾走するペガサスの宅急便

トントントン

ミルク色の夢 お届けします
おとといまでのぽかぽか小春日和から一転
きのうはどんよりと冬枯れが
凝ったような空模様で
天気予報も縞模様を
綺麗に入れる為か
季節の針を先に進める一押しか
下り坂に向かう予想
朝、カー ....
かおる(249)
タイトル カテゴリ Point 日付
*いまどきの*自由詩4*06/2/18 12:23
*おなじ仕事*自由詩6*06/2/15 17:18
*きろ、つきはなし*自由詩6*06/2/10 19:04
*春の裁ちかた*自由詩5*06/2/7 10:07
*わわく、ろらん*[group]自由詩3*06/2/4 15:24
*きざし*自由詩9*06/2/1 17:33
*こえ*自由詩8*06/1/29 9:52
*なみだがわ*自由詩8*06/1/25 19:19
*Jeanne d'Arc*自由詩4*06/1/21 8:29
*結晶*自由詩7*06/1/15 10:50
*まど*自由詩5*06/1/13 17:37
*迷路*自由詩8*06/1/8 20:25
*絵日記*自由詩6*06/1/4 19:11
*ホリデーシーズン*[group]自由詩4*05/12/24 8:41
*いのり*自由詩4*05/12/21 8:40
*夢であいましょう*自由詩6*05/12/17 9:06
☆おやすみ☆まんまる☆おつきさま☆自由詩4*05/12/15 8:57
*夜明け*自由詩4*05/12/13 17:01
*冬も夜*自由詩3*05/12/11 16:06
*まいくろちっぷ*[group]自由詩10*05/12/9 9:15
*白銀は招く*自由詩7*05/12/7 7:26
*あしたは*[group]自由詩7*05/12/5 7:49
*自己満足*自由詩5*05/12/3 8:41
*道化者の小唄*自由詩5*05/12/1 17:18
*やじろべい*[group]自由詩8*05/11/27 19:10
*U*x*U/*自由詩6+*05/11/25 19:12
*寿ぐ*自由詩4*05/11/21 17:19
*ラジオ*自由詩4*05/11/18 19:17
*夢 届け*自由詩3*05/11/17 18:29
*木枯らし一号*自由詩6*05/11/13 12:14

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