君が僕を傷つけた分だけ僕が君を傷つけよう

きっと君は夢にも思わないだろう

天秤は傾いた、君への罪悪感が僕を襲う
笑った

でも
時々、苦しくなった
泣いた
全て
諦めるより

全て
やり直す勢いで

ふりだしに戻る

終わりじゃない
始まりだ
一羽の烏が鳴くとき

流れは悪く
不安は募る


不安を飲み込み
笑い声を上げた
常に、誰かと繋がっていたくて
糸を手繰り寄せる


発した言葉に
欲した言葉が返ってくるわけじゃない


そんなこと言われなくても分かってる
そう理解しながらも・・・



 ....
生かされている理由は、いまだ分からない

けれど

僕は、生きたいと思った
君に

してはいけないことをしてしまいました
言ってはいけないことを言ってしまいました

{引用=− 痛いですか?}

君は
僕を
一生恨み続けるでしょう、憎み続けるでしょう

 ....
 はらり、はらり

 と
 散り逝く花びらは

 刹那主義
雨降る、午後

仔猫(君)は
一生懸命
鳴いていたよね
 君は
 目をギラリと光らせ


 僕に
 棘がある、言葉を浴びせると
 突然泣き出した

 お得意の、泣き落とし

 都合が悪くなると、悪者扱いするかのように
 僕を睨み、罵声 ....
 なかなか踏み出せないでいる

 突っ立っているだけじゃ進めないことは
 分かってる

       だけど

 上手くいかないかもしれない、不安でたまらない
 ― 横切るマイナス、現 ....
昨夜見た恐ろしい夢
今朝見た恐ろしい夢


夢というには現実味があって
現実というには違和感があって





とりあえず
起きてまずしたことは
飲めないコーヒーを飲んだ
 ....
誰かのため
 生まれてきた、わけじゃなく

何かのため
 生きている、わけじゃなく


ただ生まれてきたかった
ただ生きていたいから



だから

生まれてきたことに
 ....
祖父が死んだ、あの日
ボクは、何事もなかったようにいつもの日常を
過ごした

ボクが知らない、どこかで新たな命が誕生した
儚い命を燃やしながら
蝉は鳴く

まだ生きていたいと思いながらも
もう散るのだという、諦めを
抱きながらも

儚い命を燃やしながら
蝉は鳴く
まるで、お互い傷を舐め合うように

僕らは、言いたいことを胸に押し込んでは、同じ時間を
違う場所で過ごしてきた

きっと
このまま、こんな調子で時間を過ごし、歩き続けるだろう
僕は、眠りに入ることで明日へ逃げ込んだ・・・ 僕が泣くと
周りの人間は「泣くな」と言い

僕が笑うと
周りの人間は「笑うな」と言い

僕が怒ると
周りの人間は「怒るな」と言い

僕が息すると
周りの人間は「息するな」と言う
 ....
父親は
欲しがった

 口答えしない
 言う通りに動く、そんなコドモ


僕は
口答えするし
言う通りに動かない

 だから「失敗作だ」と言われた


悲しかった
だけど ....
糸を張り
餌が絡み付くのを待つ様は
まるで、今のアンタのよう

 餌は
 糸に絡み付いたことに気づいてない

  彼らは
  罠に落ちたことに気づいていない

 餌は
 糸に絡み ....
君が、発した「サヨナラ」に
隠れてた本音を汲み取れず
僕は、ただ「さよなら」と返した

ただ「さよなら」と返した
些細な出来事も
君が絡むと、忘れ切れない思い出となる
 今の世の中
 何が間違っていて、何が正しいのか


 「そんな愚か者の戯言など聞きたくない」と
 耳を塞ぐ、アンタは
 今の世の中を流れを認めたくない一心で
 目を、耳を鎖す

 ....
 携帯の電源

 容赦無く切って、腕時計やネクタイ

 どっかに放り投げて

 目の前にある

 ソファへダイブ、まるで深海、より深く



 
寒き夜 肩寄せ君と 流れ星 見ながら願う 君との幸を  もう
 利用価値がないと

 もう
 飽きたからと

 もう
 存在自体がウザったいと

 悪友たちは
 僕の存在を否定した

 僕の「生きていたい」と叫びは
 彼らの ....
 すれ違い様に
 僕を、嘲け笑いながら、彼女は

  貴方みたいに、利用価値がない人間ほど
  どうして
  図太く生きられるのかしら?

 と、呟いた

 僕は、アドリブを聞かされ ....
もう居ない貴方へ綴った、一通の手紙

かつて貴方が住んでいた住所では
貴方には届かないから
僕は、その手紙を抵抗なく燃やした

灰になった、手紙
貴方へ届いただろうか・・・
 言葉は
 時に、傷を癒す
 時に、傷つける

 言葉で傷ついた人間は優しくもなれるが
 残酷にもなれる

 傷ついたときの痛みを知っているからだ

 言葉に癒され
 言葉に傷 ....
 不都合な真実だから

 アンタは
 その、作った「真実」で覆い隠す
智之(30)
タイトル カテゴリ Point 日付
天秤は傾いた自由詩012/3/19 17:58
晴れたと思ったら曇って雨が降った自由詩010/6/24 10:33
ふりだしにもどる自由詩110/4/14 19:55
一羽の烏が鳴くとき自由詩009/4/2 12:49
大人げない、自分未詩・独白107/5/25 22:33
理由未詩・独白006/10/19 16:36
モノからの逆襲自由詩006/6/25 23:10
季節外れの、詩自由詩105/5/6 9:58
弱々しい声の主は「生きたい」と叫んだ散文(批評 ...2*05/3/3 11:00
都合悪いものから全部捨てる要領の良さ未詩・独白005/1/20 18:57
一歩自由詩204/11/26 8:58
昨夜見た夢、今朝見た夢自由詩0*04/10/20 17:54
遠い昔、書き殴った思い自由詩2*04/9/23 18:54
いつも通りの日常、いつもの通りのボク散文(批評 ...004/9/1 9:16
蝉は今日も鳴く自由詩004/8/15 14:54
ありきたりな言葉さえも無駄に思えた自由詩004/7/23 12:02
眠り未詩・独白2*04/7/21 21:36
生かすも殺すも、己次第未詩・独白0*04/7/19 18:51
即興散文(批評 ...004/7/19 18:47
蜘蛛 (※不快要素含む)自由詩1*04/7/15 12:29
サ ヨ ナ ラ未詩・独白2*04/7/11 0:01
無題自由詩2*04/7/10 23:58
アンタは、愚か者の戯言だと言うだろう自由詩004/7/7 10:18
眠りたい、ただそれだけ自由詩1*04/7/7 10:17
七夕日短歌0*04/7/7 10:04
君には、僕の叫びは聞こえてる? (※不快要素有り)自由詩1*04/6/29 20:40
軽い言葉は、重く心に響いた (※不快要素有り)未詩・独白1*04/6/29 20:18
手紙未詩・独白1*04/6/17 10:59
言葉未詩・独白0*04/6/13 13:45
不都合な真実自由詩0*04/6/12 16:12

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