桓騎から
怒りの炎
ぬらぬらと
死んだコバルト
腐った炎
有り金を

全部

はだしで

置いてゆけ



ブラックジャック



LOVE OR DEAD
豚や山羊の一匹一匹に名前があった頃の話/雌牛や蝶の一頭ずつにめいめい名前を付けていた時代の寓話/荒らしながら来る台風に/女の名前を付けて/面白がっていられた頃の/自慢話/すっこんでろよ/頭を低くしてろ .... チョコレート
ハンタハンタの
濃い闇に
呑まれぬように
コーヒーを継ぐ
チエちゃんが
テツをしばいて
銀バケツ
あしたのぶんの
おひさんひとつ
紫の
ジョジョの背表紙
手を伸ばす
ハムとワインと
ベリーとナッツ
ワニくんが

6日目の夜

読んでいた

ワンピースより

熱く生きたい
クレーター
手塚治虫の
短編が



僕を作った




このガラクタを
ウツクシク
カナシク
アヲク
ツツガナク
ナガレルカワヨ
ユルシノカワヨ
中秋の名月でした。おとついは。
君の街にも月は出たかな。

過ぎてからわざと教える。
昔から「いい性格」の、そんな僕です。

雨降りの月でもそれはそれでいい。
雨月(うげつ)の月も、たま ....
外付けの
鉄階段を
カンカンと
錆び付いた音
夕暮れの音
 この河は多襄丸河という。俺が昨日名付けた。本当は蟹江川という名だがダサいので俺が変えた。三船敏郎が森雅之と二十合以上も斬り結んだ森に流れていた河に雰囲気が似ているから変えた。川と河の定義は明確で、全 .... カシオペア


ガラケーの背に


行き先を


指し示してよ


マイスター・ホラ
 俺があの人に初めて遭ったのは、大阪は西成にある手本引の賭場だった。見た瞬間に、あぁ俺はこの人の子分になるんだなと直感で思った。二十三の時だ。そして盃を呑んだ。アメリカの双子ビルに旅客機が突っ込んだと .... ビー玉の
ようなクリアな
青い目の
猫がビームで
明日を照らす
携帯に
ほぼ真円の
満月が
不意に映って
光を垂らす
薔薇の花が言葉を喋り、彼女の喚く下らない自分本位な痴話話をいなしながら、俺はヘルメットのバックルに紐を通す。俺は郵便配達の飛行機乗りだ。俺は砂漠を飛ぶ。俺は砂漠の広大な原野に、砂漠の民たちが読む、一日 .... 撤去前

北斗無双で全回転





さらば時代よ


希代の名機
短歌にも喉笛があり芯があり血も骨もある。刃を這わす。 此の秋も
彼の酒蔵の冷やおろし
無事に届いた


月夜
肴よ
セックスの時は
いっつも電球を消してくれって
君はせがんだ
朝が来る


別に来なくていいのにな


夜だけでいい


ずっと寝てたい
恋が又

出会い頭に


獰猛な


化け物じみた




毒牙をさらす
あなたの町にもきっとスーパーマーケットやショッピングモールがあるだろう



今では信じられない事だがそれらの中にあるエスカレーターの階段下の部分は ....
若冲もここを歩いていたかなと錦市場の打ち水を見る 獲物を狙う豹のように





ギリギリで生き延びる自分で居続けたい








積み荷を待ち構える
フォークリフトのように


ボー ....
ハッピーかどうかは俺が決めるんだ。この世でたった一人の俺が。 或いは
オブ・ザ・フットボール

或いは
万延元年のフットボール

或いは
1973年のピンボール




 ....
死ぬ前の最期の夜に食う飯はエースコックのワンタンメンだ 春はあけぼの
夏は夜

と謳った人が昔居るけれど

確かに

そうやって


自分の好きなものを
実際に
真剣に
数え ....
TAT(892)
タイトル カテゴリ Point 日付
桓騎短歌020/10/25 23:10
有り金を全部短歌020/10/24 22:17
時代の風自由詩1*20/10/22 22:42
チョコレート ハンタ短歌020/10/22 22:13
チエちゃん短歌1*20/10/20 21:28
紫のジョジョ短歌020/10/18 23:25
ワニくんが6短歌020/10/16 23:38
クレーター手塚治虫短歌020/10/12 23:00
赦しの河短歌120/10/11 0:07
中秋の名月短歌120/10/3 20:56
外付けの鉄階段をカ短歌120/9/27 21:00
杣売りの男が言うには自由詩0*20/9/20 22:32
カシオペア短歌020/9/19 23:17
逢魔が時自由詩1*20/9/19 22:30
ビー玉のようなクリアな青い目の猫短歌020/9/17 22:55
携帯に短歌0*20/9/12 21:53
サン=テグジュペリ自由詩1*20/9/12 21:36
撤去前 北斗無双短歌1*20/9/9 23:00
短歌にも喉笛が短歌1*20/9/7 23:31
此の秋も短歌1*20/9/6 18:21
セックスの時は短歌020/8/29 22:31
朝が来る短歌020/8/27 20:38
短歌020/8/16 22:24
JPS自由詩120/8/16 14:30
若冲もここを短歌120/8/10 21:29
獲物を狙う豹のように自由詩1*20/8/6 19:56
ハッピーかどうかは俺が決める短歌320/7/29 22:10
球道無限自由詩220/7/29 21:43
死ぬ前の最期の夜短歌2*20/7/26 16:47
蕎麦殻の枕自由詩3*20/7/26 16:18

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