幽かな明るさに涙落つ
生きとし生けるものの
輝きには限りというものがない
それは覆われて弱くなってる
つらいこと悲しいことは
われわれの内なる精神の何物も損なえない
全体を固い殻が覆ってい ....
お前は悪魔お前は天使
今日の危険なときに現れる
ほしいものが引き裂かれていくのを
俺は見つめてた
輝く瞳が永遠を約束したことがある
それは愛を超えた
取引をねだる悪魔が
しつこく頭の周り ....
裏切りのバラードを聴いたことあるかい
裏切りの悲しみには人を殺す毒がある
裏切りに恋して
裏切りにフラレて
涙まで流して
忘れることができない

死を裏切ることは人間にはできないから
 ....
コーヒー飲め

センスのいい洗濯物にはうち安らいだ悲しみが留まっている
今のうちにせいぜい遊んでおくことだな
未来を見ようとしないあなたは
感覚で物を考えるとは刹那主義のことだ

おたく ....
自らの表現にもどかしさ、違和感を感じる人達の
心を歌うブルース
猫も犬も蹴っ飛ばせ
俺はずっと我慢してきた
誰をも幸せにしない孤独さから
誰もが幸せになる方法を抽出できるかも?
空は泣く
 ....
あなたのコーヒーカップの上で湯気が揺らめく
今ある時が過ぎゆくのを平静な気分でじっと見つめてる
何もかもから離れない気持ちを大切にしたい
気づいていなかっただけ
誰もが心を抱えているのを
つ ....
月よ
もう光をこぼして泣くことはやめて
あなたの心は虫が知る
コオロギが慕ってしきりに鳴く
月よ
女の顔で笑ってるね
そんなさみしい表情では
一億年もあっという間
月よ
多くの悲しみ ....
片方の目で見た世界が
ぼんやりとしていて悲しくなりました
夢のヴィジョンはくっきりしているのに
世界は暗く容赦がない
愛の心が狭すぎて
僕は愛を全然知らないって
女王様はムチをふりふり
 ....
汚れも美も同じようなものだ
どっちも果てまでイッちまってる
だから僕は両方好きだな
結局最後に無になる身では

自分の中の矛盾に苦しむ人たちは
両方いいものだって気づかないんだな
どっち ....
花がちってしまう
僕の手は届かない
見ているだけで辛い
生命のメッセージが剥ぎ取られてしまう

僕はそれを止めたいけれど
力なく歩くこともできないのさ
普通の幸せ平凡な幸せ
そんな ....
僕には愛がない
遠い昔華やかで儚いおとぎの国に心を一部落としてきたから
涙や汗と一緒に
またある部分は時の大風が吹き飛ばした
大事な物を落としてしまった

毎日が僕の心を洗っていく
心の ....
いいねいいね僕らはいいね
夏の一番暑いとき汗流して働くと気持ちがいいね
僕らいいね
冬のかまくらの中であったまって、雪景色を眺めるのはひんやりいいね
君たちいいね
秋の枯葉に身を包み木枯らし ....
善の概念は構成不可能である。故に善は存在しない。
例えば、生まれたばかりの赤ん坊を例に取れば、彼は何も自分ではできない。親の手がなければ存在さえできない。手間を取る。故に悪である。
この例のように ....
二人で風に乗って自転車でずっと
道をたどってどこに行こうというのでもなく
香水の香りがよくって
お前の髪がちょうど目の前で舞っている
僕らどこにでもいけるさ
僕らなんだってなれるさ
自転車 ....
同じ繰り返しの手なんて効かない
奴らはまいど新たな策略をねってるぜ
俺がこの世界を歩くためには
もっとタフにならなけりゃ
さってはやってくる物事を全部新しい気持ちで
心臓の鼓動を数えながら受 ....
俺の頭の中にも、いろんな色が映る
うるさいような沈黙に、耐えねばならない、いやそれを楽しまねばならない
死を視界に捉えている時には、生がいやましに浮き彫りになって見える
俺の頭の許容範囲は俺とお ....
君は僕に愛想を尽かした
もう連絡するなとはっきり言われた
僕の心は空っぽだ
空が青く映ってる
高い空は希望の色で
太陽はまるで金貨のようさ
こんなにきれいな世界にあなたがいない
一抹の寂 ....
椅子に腰掛けて目をつぶって。
ほら、これが私のあげる幸せよ。

くちびる、柔らかい感じだったでしょ。

そうかい、僕は、君とともに生きるよ。
そうすることで君の心と体に、答えたいんだ。
 ....
月は語る、語るね
なん億年と見守ってきた思いを、キラキラと反射させる
雲がかかってもなんにも変わらない
地球人として、月にお礼を言いたい
そうやって、いつまでも見守っていて
どんなひどい殺し ....
長い影に午後が暮れるのを知る
ミラー、ミラー、ミラーと暗がりの壁にかかった鏡を見る
鏡の中に映った私は閉じ込められたよう
映った姿の後ろの世界にたどり着きたいと思った
たとえそこが大きな監獄で ....
ホコリをかぶったテレビの唄 悲しいニュースが旋律で
エアコンの唸り声 僕を怒らせる
やり場のない気持ちは処理に困る ただ涙が溢れて
現実が突然現れて くじらのように横たわる
殲滅してやろう 本 ....
自分の正しさをなくした、小鳥は
さえずる声も弱々しく森の中にいる。
くまが冬眠から目覚めたのを見て
おはようの挨拶をかけるため近づいていく。
「俺の失くした鳴き声、あんたは最後に聞いたよな?」 ....
太陽を歌いたくて
光はあの娘のように純粋に燃えていて
癒えない悲しみもくっきりと思い出されて
本当の現実に叩きつけられる
はるかな距離を保って誘惑する
そこに行ってみたいと思う
空に果実の ....
もっと楽しみの遊びを
子供の頃のように、ドッジボールやサッカー
その空には戦争の気配が忍び寄ってきて、放射能の埃の中を漂っている
こんなにも壊れた、こんなにも暗いところで、何をやってるの、
影 ....
レモンのようにすっぱい恋だった
イチゴのようにすっぱい恋だった
甘い気持ちになる前に終わってしまった
それでもあきらめられない僕だった
寒い風吹く街角で
祈るような想いを飲み込んだ銀行の看板 ....
家の外
小鳥がさえずり
堤防で
草木が萌える
春の明るい昼間は
気持ちがいい
小曲を聞いて
心がウキウキして明るくなる
風も優しく
あらゆる生命が
祝福を受けているようだ
鼻歌に ....
信じていたものに裏切られて
むなしい祈りと涙を飲み込む
受け止めるときは一人
嫋々とたなびいていく悲しさはやるせない
それでも裏切らなかった人もいた
なんでそんなにしてくれるのさ
全てそれ ....
隙間があれば占めねばならない
時の真空はパワフルさ

とっておきの時にとってあった言葉が
舌の上から転がりでるぜ

俺は追いかける犬
一匹の番犬

時のマジック盛大にやろう
淋しい ....
この道路をどんどんとばして
海へつづく道が見えてきたなら
空のカモメに聞いてみよう
あなたの故郷どこなのさ
私は帰る場所もなく
あってもそれは感じられず
この世界の中でひとりぼっち
どこ ....
俺の空漠を食い尽くしてくれ
胸のあたりが疼くんだ
真赤な太陽に隠された痛みは
夜の貯蔵庫に冷やされて重なる
何回言ってもわからないお前は
クリスマス前に俺を殺そうとする
首を絞めて気を失わ ....
黒髪(222)
タイトル カテゴリ Point 日付
薄明かり自由詩2*13/7/16 21:31
悪魔と天使自由詩2*13/6/27 19:29
裏切りのバラード自由詩1*13/6/23 19:34
コーヒー飲め自由詩2*13/6/20 16:05
梅雨時のブルース自由詩2*13/6/19 14:57
静かにコーヒーを自由詩6*13/6/7 22:38
月よ自由詩7*13/5/20 20:01
拘束具自由詩3*13/5/20 19:26
矛盾の双子自由詩2*13/5/8 23:27
花のちり方自由詩1*13/4/14 22:06
心の落し物自由詩1*13/4/14 20:37
いいね自由詩2*13/3/28 20:39
善の永続性と悪の刹那性─善を構成するための原理の探求─散文(批評 ...2*13/3/21 16:58
自転車に乗った天使自由詩2*13/3/18 0:50
希望の手自由詩3*13/3/18 0:32
殺し屋自由詩2*13/3/17 15:14
君のいない日々自由詩1*13/3/13 22:45
愛する幸福自由詩2*13/3/9 18:18
月の語り自由詩6*13/3/7 18:20
自由詩3*13/2/20 14:39
駆け出す自由詩2*13/2/19 18:16
さえずるくま自由詩4*13/2/16 22:29
太陽自由詩2*13/2/7 23:10
祈り自由詩4*13/1/28 23:16
待つこと自由詩3*13/1/19 23:20
春の小唄自由詩3*13/1/15 23:30
永遠の愛自由詩2*13/1/15 22:06
時の真空自由詩1*13/1/11 22:02
故郷自由詩4*13/1/9 16:27
Love Christmas自由詩1*13/1/8 23:53

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