いろいろなクジラに
進んでいこうぼんやりと
魚を釣る友達といく
繰り出すのは空の沖
どこまでも飲まされた
流れ者ではなく爽快だ
漁業組合と見て
酒をして
乗合船のように
投げ ....
そんな気がした
ほころびたのは財布だけ
そんな気がする
ハチの飛んでいる向こう
道に歩いても何もない
河原を歩いていけば
俺にはもう何もなくなってしまった
屋台での事業も失敗して
....
飛び出す水中
上げた三角は
砂の残された誰か
水色の海
潜り込んだ姿もなく
言葉は岩場に
意味へと探す
泳いだ自分だ
見つめられた鏡は
見る目玉の魚に
なく尋ねて
ボ ....
テーブルに光るいくつかのよだれに
いろいろな画家の画集をめくっていたが
そのあるいはオイルのようなものは
水よりも高いのだろうかと
絵を完成させようとせずに
誰も人のいない画家であろうわ ....
海洋生物たちが海
私は防波堤から 波の
砕けるひとつを見つめている
見られたのは誰なのか
私の海の ミミズは誰
私はいなくなったバケツの私
しかし私の故郷から捨てさせられた
見えたバ ....
テーブルの上にはボールペン
こいつで詩を書こうと思っていない
手はコントローラーを握ろうとせず
考えながらタバコに火をつけると眠くなく
誰からも相手にされないと思っていたらしい
窓に ....
言葉を発してみる
言葉の空気へ広がる
誰も知らない言葉すらないと
憎しみの色に思い出してくれるはず
ぼくは言葉を忘れた
どうつければいいのかしかし
だけどぼくの誰かのいない
地中に落 ....
何かをしたいと思う
何かができずにいる
なにかをしたい
なにもできない
どこかへいきたい
死ぬのがいやで
誰かに救ってもらいたい
寂しい限り
だから人生をやり直す
旅に出る
....
私は目の前にあるここだ
すぐではない いつもの私は
眠気にさせられた気がした そして
何かに私は歩いた
私は知ろうとする時
何かに殺されていた しかし
知ろうとせず眠らされていくことの ....
芝の上を歩き続けて
誰も道を
自分自身にもっていく
感じるような青さの
続く緑はどこまでも
飲み続けたラムネを
思う気分は
吸い込まれていく色で
満ちたそんな中に
深海のサメ ....
目を閉じたままで眠りにつけるのかと
ぼんやり思っていた
あいつは今ごろどうしているんだろうと
そんな気がした
古いアメリカのロックバンドだったけれども
幼い頃の祭りの景色が蘇り
スピー ....
私は見ていた人生を毛の中から
いくつあればとハンバーガーに そんな人の中で
歩き回った 紙袋の類に
向かっていくのだろう羊の私は
そして機械を通して出てくる公園に
セーターや、手袋の私は ....
言葉がつきるまでならいってみる
重いバッグを腰にして
鉛のように思いをラクダで運び続け
青空の中に目指すように進んでいく
どこかへと前へ
そんな風に歩き続けて
ピラミッドで化石 ....
働こうとしていろいろな思いは膨らんだ
亡骸にすがりつくようにする
ドラッグの手ばかりで
夢で 今頃東京で地を踏んだのだと
あの世へ考えた
マンハッタンでは海がとても赤茶色で
女たち ....
白い すてきな草花に
歩いていくところまで公園の花か
何かが あればいいのに
眠りをのばしていた葉は
一人の 太陽に
なくなってしまえと 幸福の
根もなく いると
外に願いながら
....
思い出の一つすらどこにもないからかもしれない
換気すらしていないうえに
めくってみるその単行本は汚く
雑誌は忘れ去られた時代のものだろう
どこかにむけてとにかく歩いていこうと思った
....
私はいつも考え続けている
寂しがりやでいたい私は
そこに私の指揮者で
怒りは頭の中にあった
流れていない音楽が流れる
どこにあるのだろう 本を指で 私ではなく
めくっていたい そして ....
日差しの差す中をデパートの食品売り場まで行き
特に何かを買う予定もなかったけれど
ダンスのようなファッションモデルの足取りをマネしたり
この老体にあとなにができるのかと思いめぐらせながら
....
この体は無だ 人に
生まれたのだと 人がはばんだ
忘れた この私を
だから心に
私の人ではない
楽しまれたのなら 確かさはない
困難から 消えていないまま
自分自身にこうしている時の ....
誰にも会うこともないだろう
私はただただ自由で そこにテントを立て
腹ごしらえなどする胃でもなく
昼間の緑を進んでいった
街のことなど知ることもなく
そんな気がしている 夕暮れの空間 ....
細かく、咀嚼されながら
私に必要とされた食べ物は
地下に、ある そして
時に巡っては 流されていくように
塊となって、けれど見た
骨だったのかもしれない、君には
私になっていない石畳に ....
部屋に戻るとそのテレビにはワイドショーしかやっていないが
持っているゲーム機もファミコンしかなかったので
絵でも描いてみることにした
木枠にキャンバスを張り込んで鉄釘に打ち込んでいく
....
自分でいけないのか
泳いでいないのはなぜなのか
考えてはいけないのだろう
ただ私は泳いでいく
ゴーグルの向こうに見えてきた
ラインのように沿って進んでいく
プールで泳いだ
カエル ....
僕の輩にいなくていい
釣られプロではないと
サオに想像しながら
山に楽しいから
釣って思っている
友達の取る前に
あっても泳いでいるのだと
サオで食べることを
山の夢に逃げられ ....
会えると知って人に腕を振り
たんたんと自分に続けられていく
まっすぐな並木道を歩いていった
変わることのない緑色の木々がそんな道を
どこまでいくのだろうとそびえる
歩いていくかもしれない ....
顔に思わされた喜び
きしめんを食べさせられては
その紙に通す私は
口にしてみる平等宣言
勇者は加え込んで
立つことで失われた
街の中に何らかの
人の中で
平等宣言をこの手に
....
光は 音を駆け抜けていった
目なのだろうか
しくしく吹いているのだと一つの
思わされていたその中に
やりかたにいる 人
時に街を忘れた
歩けば知ることができた
人に立たされていて
....
誰かのことを考えるけれど
生きていくということは大変だと
そうするのも怠惰のひとつだとしてみる
自分の中に語りかけてみるが
最近は楽しいことばかりだった
何かいいことがないかとゲームセン ....
中でも過去を歩いた
そこにない そして
人ばかり違う現実で
自分のすべてなどはだけど
描かれながら私に皆 しかし
生きていて私は何を
創世した人が
動くことで動物だけに
生きて ....
会えるかしれないと目指した河原を
どこへそこを
行ってしまうのかとサングラスを
眺めていたような 何の匂いもしない
外された上を泳いでいる
この世界を歩み
魚たちを描いた青い水が
続 ....
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