ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった
リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った
ビスケットは高か ....
思う今日も 誰もいないまま
降りてこられている 蛇口をひねる
僕の街は 歩き続ける光へと
拒否する人へと
出て行ったのは はじめた人に
その海に この日々を吐くための
過去の季節を ....
僕は死にかけていた
言葉を僕に思い出す 誰の言葉も
日のあろう けれどないみたいで誰もいないので
ヤギのようになるしかない
ディアボロの味を僕らは思い出された気がする
レコードをこの胸か ....
疲れていると
苦悩もなく何か
それだけになっていくようだ どこか
内を見る車窓に ぼんやりと
行くわけでもない 自分の
楽しまされた
体の流れ出されている
景色の
きらめいてい ....
感じ考えながら河原に立てば
疲れ切っている僕の
飛行場にでも向かいたい気分で
アルゼンチンのワインも とてもおいしい
それにブラジルはどうだろうと
イラクの紛争地域は 大丈夫か
みんな ....
憂鬱が僕を通り越していく
冷たい風が吹いていて夏の優しさと
優しかった冬の優しさを思って 誰かのことも
遠くに 知らないままに 飲んだくれていたみたいだった
プールを子供がはしゃいでいる ....
足のままに進んでいく生き物
飛んでいる海猫を見た
自分に何かを思いながら生きていた
不完全なままの僕がいた
君はどこへ行くのか知らないが
疲れ切っているよう
死にかけた体は
忘却を瞑 ....
私は削られた 流れていたい
私は歩いていく私に
私の流れが人に
静かに私の私を
失っていることの君が自然なら
君に目覚めたい綺麗な
君の自分の物語を渡る
探るように橋を 君を
....
キリンの皮だろうか
わからないままで歩き続けるのは不安だけれど
どんなにか素敵だっただろう
淀みのない川を歩いて行けたのなら
自分に問いかけながら
誰かの言葉すらないままに眠ろう
眠り ....
いろいろなクジラに
進んでいこうぼんやりと
魚を釣る友達といく
繰り出すのは空の沖
どこまでも飲まされた
流れ者ではなく爽快だ
漁業組合と見て
酒をして
乗合船のように
投げ ....
そんな気がした
ほころびたのは財布だけ
そんな気がする
ハチの飛んでいる向こう
道に歩いても何もない
河原を歩いていけば
俺にはもう何もなくなってしまった
屋台での事業も失敗して
....
飛び出す水中
上げた三角は
砂の残された誰か
水色の海
潜り込んだ姿もなく
言葉は岩場に
意味へと探す
泳いだ自分だ
見つめられた鏡は
見る目玉の魚に
なく尋ねて
ボ ....
テーブルに光るいくつかのよだれに
いろいろな画家の画集をめくっていたが
そのあるいはオイルのようなものは
水よりも高いのだろうかと
絵を完成させようとせずに
誰も人のいない画家であろうわ ....
海洋生物たちが海
私は防波堤から 波の
砕けるひとつを見つめている
見られたのは誰なのか
私の海の ミミズは誰
私はいなくなったバケツの私
しかし私の故郷から捨てさせられた
見えたバ ....
テーブルの上にはボールペン
こいつで詩を書こうと思っていない
手はコントローラーを握ろうとせず
考えながらタバコに火をつけると眠くなく
誰からも相手にされないと思っていたらしい
窓に ....
言葉を発してみる
言葉の空気へ広がる
誰も知らない言葉すらないと
憎しみの色に思い出してくれるはず
ぼくは言葉を忘れた
どうつければいいのかしかし
だけどぼくの誰かのいない
地中に落 ....
何かをしたいと思う
何かができずにいる
なにかをしたい
なにもできない
どこかへいきたい
死ぬのがいやで
誰かに救ってもらいたい
寂しい限り
だから人生をやり直す
旅に出る
....
私は目の前にあるここだ
すぐではない いつもの私は
眠気にさせられた気がした そして
何かに私は歩いた
私は知ろうとする時
何かに殺されていた しかし
知ろうとせず眠らされていくことの ....
芝の上を歩き続けて
誰も道を
自分自身にもっていく
感じるような青さの
続く緑はどこまでも
飲み続けたラムネを
思う気分は
吸い込まれていく色で
満ちたそんな中に
深海のサメ ....
目を閉じたままで眠りにつけるのかと
ぼんやり思っていた
あいつは今ごろどうしているんだろうと
そんな気がした
古いアメリカのロックバンドだったけれども
幼い頃の祭りの景色が蘇り
スピー ....
私は見ていた人生を毛の中から
いくつあればとハンバーガーに そんな人の中で
歩き回った 紙袋の類に
向かっていくのだろう羊の私は
そして機械を通して出てくる公園に
セーターや、手袋の私は ....
言葉がつきるまでならいってみる
重いバッグを腰にして
鉛のように思いをラクダで運び続け
青空の中に目指すように進んでいく
どこかへと前へ
そんな風に歩き続けて
ピラミッドで化石 ....
働こうとしていろいろな思いは膨らんだ
亡骸にすがりつくようにする
ドラッグの手ばかりで
夢で 今頃東京で地を踏んだのだと
あの世へ考えた
マンハッタンでは海がとても赤茶色で
女たち ....
白い すてきな草花に
歩いていくところまで公園の花か
何かが あればいいのに
眠りをのばしていた葉は
一人の 太陽に
なくなってしまえと 幸福の
根もなく いると
外に願いながら
....
思い出の一つすらどこにもないからかもしれない
換気すらしていないうえに
めくってみるその単行本は汚く
雑誌は忘れ去られた時代のものだろう
どこかにむけてとにかく歩いていこうと思った
....
私はいつも考え続けている
寂しがりやでいたい私は
そこに私の指揮者で
怒りは頭の中にあった
流れていない音楽が流れる
どこにあるのだろう 本を指で 私ではなく
めくっていたい そして ....
日差しの差す中をデパートの食品売り場まで行き
特に何かを買う予定もなかったけれど
ダンスのようなファッションモデルの足取りをマネしたり
この老体にあとなにができるのかと思いめぐらせながら
....
この体は無だ 人に
生まれたのだと 人がはばんだ
忘れた この私を
だから心に
私の人ではない
楽しまれたのなら 確かさはない
困難から 消えていないまま
自分自身にこうしている時の ....
誰にも会うこともないだろう
私はただただ自由で そこにテントを立て
腹ごしらえなどする胃でもなく
昼間の緑を進んでいった
街のことなど知ることもなく
そんな気がしている 夕暮れの空間 ....
細かく、咀嚼されながら
私に必要とされた食べ物は
地下に、ある そして
時に巡っては 流されていくように
塊となって、けれど見た
骨だったのかもしれない、君には
私になっていない石畳に ....
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