僕は死んでいる
肯定しながら生まれてしまう
魔法に 人は存在しない
人は そして 僕の他人で


僕は そして ぼんやりと捨て去られた
他人だろう そして
僕の闇に知らないけれど
勝 ....
誰もいなかった 部屋
ひとつの光もなく
太陽があって 朝も
しぶき そのいくつもの思い



噴水が上がる景色を 見て
デパートは 向かい 室内から
草花は眠りに 歩いていく
花 ....
僕であってそのことを
僕である腕に 僕のその地を
抱き留めさせられるように 考えの外に
そして 見つめてきた 白波に 消えて

立っていたボロボロの
橋の下 毛布に魚か何かがかかるのを け ....
僕は自分を 楽しませるように
留まり続ける そのことが走り続けることからいつまでも
走る その未来から
悲しみに 縛られる

空っぽの風の中で羊や豚の番をさせられている
逃げ続けて閉じこめ ....
ジーンズに挟んだ船にまたがってそこを進んでいく
自転車を転がして
鉄パイプに銀色の輝いているのを いくつもの魚を見た
篭に入った自分ではないことを 思いをめぐらして

僕は望んだ誰かではない ....
僕は結局 あの時は
食べずに高くて手が出なかった その味を思い出しながら
帰り道を歩いた どうして あの時
裏通りの黄色いレストランでは
中に石畳の街の その場所を
着いた海外のホテルに併設 ....
目に取り込んでいった
詰め込まれたものたちを入っているのだ どこからともなく
感じさせられた 洗いざらいを
奪い去っていくように

カメラも鞄の中に用意してあるし
バケツも手にさせられてい ....
死んだ僕を
続けるように
信じて眠り
明日を向いている

死なないことを
ぼんやりと信じて
人間ではないことを僕だから
人間ではないことをなりながら

歩く 歩くことが大切だ
 ....
言葉を、
知っているように、
つかむ、白、そこにつかむ、
黄色、
風景、
水色や、赤や、
黒もある、

花火の落下、
手を伸ばし、
手につかみ、
手にして、
のばしたこの手に
 ....
古ぼけた
教会を過ぎて
道をたださまよい

歩くことがダメでダウンするという
太ったおじさんに
この石畳の道をどこへ行けば
目指す場所にたどりつくのだろう



この国には ....
コンビニでアイスを買って
NTTからドライブに行ってしまった
彼女と友達はサラリーマンを狙っている



どんな思いを社会人になる 僕は
何を持った体で 姿とは
なんだろう 空気 ....
ひとりの僕は憂鬱な思いで
応える
僕に憂鬱であることは
寂しいから

誰かがここに来てくれたらと
窓を開けて待っている
車に乗っていた



遠くに見えるのは江戸川で
僕 ....
東京のアパートの壁に
砂の黄色がかったタイル柄を
写真に撮って張り巡らす
壁の間を進めば



共同ホテルの看板はとうとう見つからなかったのだ
小さいだろうから
ヤシの木が顔を ....
いったい
わからないけれど
パリでは革命軍の血祭りに上げられよう
僕はフランスのガイドをめくった



ポンピドーセンターで
マティスの絵を見て
エッフェル塔を見ながら
子供 ....
ようやく宿を見つけた翌朝
僕は早々にホテルをチェックアウトした
キャスターを転がしながら
マルセイユ駅の中に入る

機械に予約してきた番号を入れても動作しなかったので
駅員のいるカウン ....
空路でやってきた体は疲れ果てていた
予約していたホテルは見つからず
青い夜が頭上を覆い尽くしていた

南フランスの深夜
回りにはいくつものホテル
僕は歩かなければなかった
しかし水もなく ....
僕は流れに身をぼんやり寄せた
ああ地中海の風を受けた

僕は
ここで
フランスの色々な国々を歩きたい
歴史のことを考える



ぼんやりと夜の青色に
ナポレオンが侵略した
白 ....
夏ははじめさせられた
君のカルキはカビていて
水色の何かに触れずにいたい

友達が虫かごへ捨てなかった
ジメジメせずに獲物は死んでいて
君は楽しくないプールで
夏の僕はアスファルトの中で ....
魚がいることをじっと夢にまで見る
そこに何かがかかることを想像する
すさんだ景色をアスファルトに流す
誰もいないままに

ああ釣り糸を垂らし続ける
わからない自分を知る
海があって
車 ....
忘れて見える名前も知らない
並んでいるようにも
どこまでもインクの並んでいくノートに
日差しが天井に降り注いでいる

スライドがあった
整然と絵にしてみたいと
ぼんやり僕は色あせて
今 ....
河原を歩いている
貧血になるまで走って
いつも勝てなかった
僕より背の高かったあいつのストライドを

目指して走っている
必死で走っている

今は
どこにいったのだろうか
不況など ....
僕は見ていて眠り続ける
やってくる何かを僕は
何もないまま求めながら僕の
僕は風みたいで

それは僕には風だ
誰もいないままその
誰もいない眠気がそこに
ある僕を静まっている

* ....
詩を書こう
くだらないやつを僕は
少しいた おもしろいと言う人は
おもしろくないという人は無でもない

誰もいないけれど
僕はこうして生きているんだと思った無の
僕は生きているの ....
穴の中に潜らされたみたい
楽しい気分になった
場所など忘れていくようだ
クラッシュしたってかまわない

ああこの街の車は多く
ハンドルの握り方さえ忘れさせられる
ぼんやり眠らされていく
 ....
ひとりで行かされた小沢健二のコンサートで
愛されることを感じていた
インディーズ時代の情熱は
どこに行ってしまったのだろうか

もう彼はアイドル
僕の元を去っていった
僕のカラオケに ....
自分がひとつではなく歩き続けた
体にそのことを駆けぬけるよう
君がはじめればいい
目的を自分に戻していた

身を ローラーボードに託して
塔のてっぺんから飛行する
窓の表面から流れていく ....
緑に生い茂る稲たちを
その口で食べたヤゴやザリガニは
君とともにひとつになった
黒い物体の自由きままさ

風のバッグから服を取り出すと
帰り道を帰って行く
強いヒレを持たされた
プール ....
犬を探しては歩き回る僕だが
誰にも何ひとつ見つからずにくたびれて
コーラを飲んだ心に冷やす
そんなことだけ胸の内にこびりつき眠くなる

自転車で河原へ走った
風もきつく向こうに落ちそうにな ....
自分に現れたような目覚めを巡らせられながら
手を振られた街に進み続ける
風となった未来を拒否するように
他者へと宇宙の空間の中身に思いを巡らして

ひとつに眠ろうとした
走られることを ....
ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった

リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った

ビスケットは高か ....
番田 (2121)
タイトル カテゴリ Point 日付
来るのは言葉自由詩009/8/16 2:33
夜のコンビニの屋上から自由詩009/8/15 3:20
言葉のペン自由詩209/8/14 3:05
暗闇を走る自由詩109/8/14 3:04
手袋自由詩109/8/13 3:03
幻のイワシ自由詩109/8/13 3:00
散歩自由詩109/8/12 3:31
歩く自由詩009/8/11 3:28
未来を思う自由詩209/8/11 3:27
ある街で自由詩109/8/10 2:29
河原のアイス自由詩209/8/10 2:29
秋の日のオープンカー自由詩009/8/9 2:27
ジミヘンドリクスの幻自由詩309/8/9 2:26
パリではいったい自由詩009/8/8 2:20
エスプレッソ自由詩009/8/8 2:20
マルセイユの夜自由詩309/8/7 4:00
パリ自由詩209/8/6 3:27
詩を書く自由詩109/8/6 3:26
灯台の光自由詩109/8/5 2:59
詩を書く自由詩109/8/5 2:57
ランナー自由詩009/8/4 2:25
詩を書く自由詩009/8/4 2:25
詩を書こう自由詩009/8/3 3:11
都庁自由詩009/8/2 2:56
コンサート自由詩109/8/2 2:55
ローラーボード飛行自由詩109/8/1 2:48
ゲンゴロウ自由詩009/8/1 2:45
自由詩209/7/31 2:34
眠ろう自由詩109/7/31 2:33
自由詩109/7/30 2:32

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