明け方だった
水色に流れていく川の 悪魔のような
ぼんやり流れていく様子に 眺めていた公園は
子供たちが遊んでいる 僕だったのかもしれない
滑り台が ぼんやりと立ちつくしている
少年にもいた ....
心配もない 
財布が没収される橋を越える
レアなコインには大麻だと思った警官にすし詰めになっているから
大震災のニューヨークからブルックリンへと
一台の車に乗って出て行く街を
石の中の静寂を眺め
俺を棒立ちさせられたかのようだ
孤立する展望台を立ちつくすバルコニー
引き潮だ うねる首都高16号線の高速道路のTの字橋げた
一匹のスズキネズミ色のセメントがかたどる
俺は何かをこわれているわけではない。俺の何かを演じることができる。そのことがただ、怖い。まだ明るみのある教室の疲れ切った体は、自由を求めて探しさまよう。疲れ切った体の、行くあてだけはない。疲れ切った体 .... 何もない、
何かの消えた姿、
俺がいるのだと知っているだけの、
俺の姿があった。
船もいない港に星の姿を見ていた。
暗闇の中でいくつかの人の姿を形作って、
そうして俺は街へ出た。山奥や酒場 ....
煙草は俺も進むことなく繰り出し、
俺だけが考えることの街。
そうして何の不思議に存在するだろう。
夜や外を歩き続け帰ってきた。
僕は時代が恐ろしい自分を見た。
雨は降って、様々なスピードを見 ....
俺の言葉の最後の
鏡と声に憂鬱をかみ砕いて
エズ村、声
潜めての夕焼け
その心の奪われた寂しさの
景色にぼんやりとブリキ立つ
煉瓦のお土産
屋人のいないパリのバス停停
留所の子供がスリ ....
俺は詩を捨てた
詩を捨てた者として生きていく
代わりに得るのは何だろう
誰かの喝采も
拍手もいらないよ 俺は
詩を捨てたのは 誰かの拍手や喝采のために
俺はそうして金を手に入れるだろう
 ....
何もないのなら、
何かにしていたい、
何かを見てきたことにー
髪の毛が束ねられた、束ねられた髪としての舞う
見ていたいものの、束ねられた思いを失う
失われた思いの、言葉
言葉の認められなか ....
何も詩など
知らないのなら一番だ
得る物も家で作らなくていい
家で寝ていれば寝ているのが
自分の中でないだろう生きていけばいい
声を潜めていれば
全ては奏でられていくだろう
何もない時間に魔法をかけたい。何もない時間を破壊する方法を教えて欲しかった。そうすることが、金を稼ぐことにつながるのではないかと思った。けれど、物をたべることばかりに続いていく。そうすることばかりが確 .... この運河は行くあてもない
この運河が運んでいくだけだろう
水たちはやがてセーヌ川に注ぐのかもしれない
そうしてセーヌ川に注いで 誰かの元に届けられる
水色のボトルキャップを外しているのを
そ ....
何もないのなら 言葉が必要だろう
何もない心を満たすための声だ
暗い五反田の高架下には立ちつくしながら
山手通りの向こうにある目黒には 見つめていた
五反田のその後ろには僕を粉々にした マンシ ....
飽きたことを
飽きていることには確かめている 体は
思いが 飽きる
誰でもない 体に
思いだけをある 新しい 流したい
手を何にしている
手は寂しさとしての手に ある
そんな手も 行く場所をなくして
手が手に形だった
何に夕暮れ
疲れていた
僕の影もそこに伸びていたような気もする午後が世界を立った

疲れていたら
疲れていた

疲れた
疲れた

            そんな気がした
僕がパリ ....
誰も いない
日々の 誰にもいなかった 労働者が
寂しい心に 場所を探していたのかもしれない
公園に 部屋の
彼が行ける場所を 必死で探していたのだ

労働者をできる限りの道に探した 五番 ....
トラックを運んでいくものは何なのか
僕はいつも国道に立って見ていた
トラックの運んでいくものだろう
牛乳に プロパンガスなのかと見た
ダイヤが指を付けた人だった
子供が 世話をする家族が近く ....
カートコバーン
ノエルギャラガーの
彼らは いつも僕らでは ヒーローだけれど
ここ東京を語られる言葉はないのだ
喫茶店の隅っこで 目を細めても
過ぎゆく90年代に懐かしんで
ハンバーガーを ....
ひとつの僕だ
声の自分を
言葉には見つめさせられた 寂しさが
寂しさの 声にあふれた
僕を立っているのだ
ここに 孤独として立っているので
景色としては 終わっている
手 指、無くした
力 鍵、
鍵探す、去る、
僕、緑 色、
影、のような、目 針
夢の日へのボートを走る
漕ぐ君の様子の
走る白い陶器を波線が
まだら模様をなして悪ふざけの
泳ぐ笑みに立って
夜死
海風、光
鳥、無、宙
宇彼方指、爪グレー
、指破片、ばり
ら散ら、ば散
、り指手先
店からの人、並んでいる
スーパーマーケットを人にありふれた店が流れている
光景には今日流れている様子に僕
立ちつくしているようなのが今日朽ちた財布をレジで打つ
数枚ものコインもこそぎとる女を横 ....
失う
中と言葉を だろうか 失う
風の言葉の
僕にしたためている

眠りに街 落とされたさまよいの
日々は 湖の波
歩いていく筋の形の を立つ
見ていた 白夜の

防波堤を 面の僕 ....
何もない星くずに
僕が いくつかの見つめる
目のように 体を いくつかの僕の夕日が
暮れていく

僕のように 17歳の
長渕剛のように そこにいる
僕が 地図を暮れてる
呆れていく

の断面の誰かの白の
形の声の葉
の言の終わりの牢屋
表現とは他人の言葉
空虚には自分の声の
誰でもない先輩方、教えてくれる

壊れのない骨のワイパーに番号をメモする
思考の先に毛が
考えてこぼれ落ち
歌う道に

靴のない夜の体に腐った ....
俺はひとりの人間なのだ
いなくなった俺よ 空として戻ってきてくれ
そして指先に白色として書くことで
ただ生きた そして書いては 考えさせられている

心は、この器の外なのだろう 
羽交い締 ....
表現の他人の物体の
無の自分の声の
光の誰の先生の
ワイパーの病気の体の辞書のメモの
太陽の口の調子の
懐中電灯の落下の
人の口の
影の暗闇の体の腐敗の自由のアメリカの
誰の日の
女 ....
番田 (2143)
タイトル カテゴリ Point 日付
ある日自由詩210/1/31 23:46
検問自由詩110/1/31 23:45
日本橋自由詩010/1/29 23:51
アメリカへ自由詩010/1/29 0:57
港町自由詩110/1/28 1:14
銀座自由詩010/1/28 1:00
ユーミン自由詩0*10/1/27 1:09
ポエニスト自由詩110/1/27 1:08
本当は自由詩010/1/26 0:49
ポエム自由詩210/1/26 0:49
りんご自由詩410/1/25 1:31
ボルヴィック自由詩010/1/24 15:12
ひかり自由詩110/1/24 2:12
自由詩110/1/22 0:33
自由詩110/1/22 0:33
パン屋で自由詩010/1/20 1:21
自由詩010/1/19 1:16
入社前に自由詩010/1/18 1:17
バーガーショップ自由詩010/1/18 1:17
雪に自由詩410/1/16 1:22
エレベーター自由詩010/1/15 1:21
湖畔自由詩110/1/15 1:20
自由詩010/1/14 1:11
欲しいのは自由詩010/1/14 1:11
冬の日自由詩110/1/14 1:10
四畳半自由詩010/1/13 0:57
バウムクーヘン自由詩110/1/13 0:55
朗読自由詩110/1/12 0:40
ショーウインドー自由詩010/1/12 0:40
表現自由詩010/1/10 19:29

Home 戻る 最新へ 次へ
43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 
0.34sec.