思い上がりも大概にしろ
誰がおまえに会いたいなどと思うものか
おまえのことを知りたいなどと思うものか
クダラナイことを羅列して
悦に入っているおまえは
ちょっとしたピエロか
ハッキリ言 ....
明日人に会うので、伸ばしに伸ばした髪を切りに床屋に出かけた。逗子駅前にある床屋で、中年の男性とその母親と思しき女性の二人でやっている。男性の方は、すっとした二枚目で、恐らくサーフィンか何かをやってい ....
ま、まさか、お、お父さん?!
呪われたなんて
言いたくない
そんな言葉で
済ませたくない
どんなことにだって
理由があるのだから
それが、とるに足らない
ちっぽけな理由だとしても
養護学校の連絡帳に書いてあった
先生が
悲しいことは? と聞いたら
きみが
「ママに怒られた」と答えましたって
何故怒られたの?と聞いたら
「タマゴ割った」と答えましたって
....
誰もが知ってる極東の国から
脂ののった中年がやって来た
お金がないときは
ここにきて
隣に座ってみてごらん
伏目がちだが確実に
脂ののった中年は
胸の谷間に視線を合わせ
(つまりは ....
物心ついてから
俺は異常だ
怪物だ
生まれてきたことが間違いだったんだと
現実と現実の狭間で
ことあるごとに思い知らされてきた男は
この世から消えてなくなるべきだという想念にとって
最高 ....
人が一生のうちに
話す言葉には
きっと限りがあるのだから
出来ることなら
好きな言葉だけを話したい
あなたに届けたい
愛
そう、愛
愛、愛、愛
愛、愛、愛・・・・・・
(心 ....
やっとの思いで座った席の足元に
コーヒーの缶が置いてきぼりにされていて
気付かなかった僕は
かかとでそれを蹴飛ばして
駅のゴミ箱に捨てようと
何気ない顔で拾って
カバンに突っ込んで
....
もしかして、あなたが・・・
あのときと同じだ
君に涙は似合わないよ
やっぱり!
・・・あなたなんでしょう?
もう僕は行かなければならない
待って!
お願い、待って・ ....
動作があまりに機敏で
振り下ろした新聞紙では遅い
「なにしとんの、早よういてもうてよ!」
そう言われてもあたしも気持ち悪い
身動きができないほど
あたしがどんどん年取ったとしたら
一体どう ....
いつものように
朝6時
トイレに駆け込む私に
投げつけられた言葉には
きつい響きがありました
あれは17年前
深く愛し合っていた私たち
動き始めた家庭という名の汽車に
二人飛び乗った
....
切り立った崖から
見下ろす景色は
紅潮した頬を持つ
前途有望な少年の瞳には
どう映るのだろうか
気だるさは
深刻さと無縁だったが
ある一定の速度で
おまえの中心を
確実に蝕んでい ....
隠喩だな
(アハハ)
隠喩だな
(アハハ)
正直訳分からないけど
なんか意味ありげに
大丈夫さ
(アハハ)
大丈夫よ
(アハハ)
それらしく書いときゃ
....
持って生まれたものだろうか
掛け値なしに優しい
そんな人がいた
悲しい子のそばに
すっと身を寄せ
震える肩に手をおいて
「大丈夫だよ」って
さり気なく言えるような
まだ年端もいかないこ ....
自分の記憶から消えた
自分の過去を
そっと胸に抱きながら
思い続けている人がいたら
どれだけ幸せだろう
でも
知らせてもらいたいなんて言ったら
やっぱ、クールじゃないよね
たから
ず ....
不安は不安として
いつもそこにあった
薬箱の正露丸のように
悪い予兆
紫のカラスが一斉に笑う夢
永遠のレム睡眠
新しい出来事は
新しい傷のはじまり
賑やかなモーメントも
....
ある高名な批評家が
まだ若い頃
恩師に言われた
君が君自身のことを思うほど
他人は君のことを
思ってはくれないよ
当り前のようだけれど
これほど人性を的確に
表した言葉があるだ ....
君が味噌汁を作るたびに
君がクリームシチューを作るたびに
君が鍋焼きうどんを作るたびに
君が本格的インドカレーを作るたびに
僕はそれを煮詰めたいと思うんだ
君が風呂に浸かるたびに
君が ....
バカヤロウ!!
お菓子の家じゃねえよ!
・・・カラフルだけど
アナル坂を
下りたところで
私は待っている
誰か来ないか
息をひそめて
私は待っている
女遊びには飽きたなんて
強がりを言ってみたいけど
夜の新宿二丁目で
味わった屈辱を
....
知らねえだろ、下手するとこのまま30年ぐらい生きちゃうんだぞ
僕らは終業のチャイムが鳴ると
思い思いの未来へと駈け出して行った
他より少しだけ辛いことの多い彼女だって
絶望なんて言葉は記憶のどこを探したってなくて
晴れやかな表情は期待のあらわれそのものだ ....
住めば都・・・なわけねえだろ!!
死者のことだけを語りたい
死んでしまったあの人のことを語りたい
あの人の残したものだけを語りたい
あの人の心残りを語りたい
生き延びた俺や俺の家族の
健やかな生活のことなど語りたくもない ....
何も言わない
語らない
語らないほうが
空気は無闇に震えない
つまりは静寂だ
25時のバーカウンター
グラスを手に取り
少し口に含んで
目を閉じる
納得したように
軽く頷いてか ....
部屋を一歩踏み出したときから孤独は纏わりついてくる
貧相な湾と丘陵に挟まれて
身動きが取れなくなったこの街に漂う霧のように
湿っぽい感情はいつまでも俺の皮膚から離れない
東京行の駅のホ ....
海岸沿いの公園の
木製のベンチに座り
僕は深い緑の海を眺めながら
きみの考えに思いを巡らして
沈黙が続くことが
不安な僕は
空を見上げる
ごらん
ゆっくり流れる雲が
き ....
納得いかねえな、この死に方
男ですもの
人並みに
風俗通いを
したものよ
そこで私は
知らされた
前立腺の
重要さ
初の経験
緊張で
普段元気な
マイボーイも
縮み上がって
役立たず
顔も上げずに ....
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