水際に赤と黒が目立つ
君は慎んで生と死を受け入れた
見事なまでに人間だ
老いた男が手を叩く
皺の隙間を呼吸が縫った


砂埃が舞い上がって
裾を払う絵がいつも描かれた
線路は目と鼻の ....
エモーション、融和する
エーテルが溢れ出す
環境がスリップして
僕たちはあられもなく呼吸する


全てが存在する底で
私は何に為れただろう
少しの愛も云えないのに
どうして君は僕を見 ....
風強く耳も遠く口開かぬ
目つむりけれど光近付き



すきまかぜひいて防ぐ物語り
戸は揺れにけれ我臥せにけり



誰が声に心揺れてふゆる夜
いともた易く色は変わらん


 ....
 出発の時間が近づいていた。私は今日、旅立つ。この日を迎える事が出来たのも、今まで後押しえてくれた人々のおかげだ。学校の先生や友達は私がこの話をした時、私がしたいことなら必ずすべきだと言ってくれた。父 .... 理屈に塗れて死んだ世界は白イ街とそれに準ずる比喩的物質/雨傘が黄色と青色、私の中で勝手に交互に淀み合って座る事も忘れる程に油絵の様に恋愛する/所詮は黒イ海を冒険する命が瞼の隙間に染み入る程にそこを宇宙 ....  拾った聖教新聞の革命に揺れる朝、私はバッタリと出会ってしまった。何にって?そりゃ、1メートルはあろうかという、ポルチーニ茸だ。1メートルのポルチーニ茸。君らが考えている以上に遥かに圧力がある。私を威 .... 君は無限回廊の出口を知っていた
羽根の生えた魔法使いは反則さ
八百余りの消しゴムに包まれて、
君は消えなかった
どうやって眠れない夜を過ごしたんだい?
走り去った十代とか、
逃げ遅れた純情 ....
ツヤのある赤が号令をかけて
巨大なビル群が尻尾を巻く


有り合わせの楽隊が
クラブミュージックを始めたら
ナイトライダー夢での君さ
世界がイカスミをかきこむや否や


焼け跡がつ ....
燦ざめく、昨日を置いて、
私は流動的な眠りの前にいる

瞼の下の私
ここは何処でもない

命と均しく、
ただ受け入れる
笑いもしない


私は逃亡者
サーチライトを逃れるように ....
色褪す、ぐんじやうに
烏めが群れを成し、
おれの盲目に羽ばたいた


街の夕顔、
一度なれどもどよめかん
お前の中のノスタルヂアは
既に此処にはない


悲しいか。
終末の電車 ....
過去いっぱいの浴室を開いて
君は音を立てて息をした
世界はもう少し理想に近づくべきと
誰かの書いた理論で夜が更ける


「最果てなんて所詮嘘だろう?」
強気な赤目が声震わす
然して君は ....
首のない人 息をする
笛のように音がして
涅槃の闇に見つかった


無個性な僕らは進化を続けて
個性を失った
人間の脳は溢れて飽和している


息を、している、
生きている、息て ....
ネハン・フランク(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
Good morning自由詩111/12/21 1:32
Emotion Ether自由詩111/4/9 22:25
悲しき仮名遣い短歌011/2/21 5:08
See off自由詩211/2/2 0:36
虹色のアイウエオ自由詩111/1/10 1:26
イエスと脳科学散文(批評 ...010/12/9 2:53
言論の自由経済自由詩1+10/12/9 2:52
パプリカ自由詩210/4/13 0:40
同一のぶれる夜自由詩110/4/11 0:45
いろあすぐんじやう自由詩210/4/5 2:27
夜明けのモラトリアム自由詩310/3/15 1:07
The living Nirvana自由詩1*10/2/28 2:14

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