街路樹の赤い実に今年の青い空が映っていた

それだけでこころが濃く弾けた

からだは自然体であきらめていた

覚悟とはあきらめることだから

赤い実に映っていた青空はどこにもなかった
 ....
風邪かくしゃみか運命か

ぼくも彼女も頭が痛い

一体いつからだろうか

体調バッチリなんてこと


肩肘張って肩落とす

擦り切れトンボが尻切れトンボ

甲状腺でも調べたら ....
普通にしてるのに

涙が流れる

無味無臭の

ガスにやられるのだ

連絡を絶つ

息をしてる

普通にしてるのに


発作で夜中起きてしまう

薬を飲むと

楽 ....
宇宙ではなく

おのれを中心に

このことに賭けた

時間や労苦を思うとき

いま迎えている結果に

打ちのめされてしまう


おのれを中心にしているだけなのに

たんな ....
何が大切なのか

どうせ技術的なもんだいなんだ

ロープウェイが孤独だ

秋の山道から海を見にゆく

曇天にバンドネオンが鳴る


善心、前進、大往生!

過酷な生活、だれが決めた?

踏切、横断歩道 ....
景色がさびしい訳じゃない

俺がさびしい訳じゃない

誰もさびしい訳じゃない

又会えるさきっと又会える


こんにちは

ドキドキ

さよなら

すこしずつ


景色がさびしい訳じゃない

俺がさび ....
まるいもの

さがそう

まるいもの

さがそう


きこえるよ

ふあんなとき

つらいとき

くるしいとき

きこえるよ


まるいもの

さがそう

まるいもの

さがそう
夜明けのスキャット

青く黒い高速道路

光なんて勝手に来る

だから悲しいのよ

愛しあうそのときに


この世はとまるの

時のない世界に

ふたりはゆくのよ

 ....
大切だから

さくらがいる

彩りがいる

変化球が足りない

しがらみが見える

粉雪がまう

さくらがまう

底辺だから


邪悪なふきだまり

夢をたべて赤 ....
ああ生きてるのってしんどいな

とは思えていないのにそうなるのではないかと怯えていた

風邪をひき神経まで病めばそう思ってしまうのではないか

薬の量がふえていた

ただこの病は死にた ....
消えてゆく記憶

消されてしまった遺物

捏造される記憶

だから掘り起こせいま


森のなか

突然の草原

鉱物の色をした

緑のグラデーション

ガス室?

 ....
津波がこようと

今いるビルが折れようと

ゆうべの孤独や

目覚めてすぐの傷みや不安や

そんなものに襲われようと涙しようと


愛や魂を信じることが出来る

そこには陳腐 ....
こんなに木に光をまとわせたらいけないよ

ツリーに光を飾るのは

大きな木のしたから星空を見つめる

そのものまねなんだから

もうすこし減らしたほうが

星空を見つめているような気になれるから

こ ....
若いとき毎週!金曜日

仕事帰り仲間とボーリングを10!ゲームやった

もう20年まえの話だ

その頃の仲間と久しぶりにボーリングをした

1ゲーム目はめちゃくちゃだった

2ゲーム目はみんな160以 ....
いちからいやゼロから作るのは

めんどくさいことだ

めんどくさいことはみんなやりたがらない

だからめんどくさいことをやっていると

みんなより前にすすめているような気になれる

前にゆけているよう ....
みんなけちだ

あたえられたことなんて

あたりまえだとおもっている

そう

あたりまえのことなんだ

みんなけちなんかじゃないんだ

あたえられてばかりいるだけなんだ

 ....
三島が天皇陛下に殉ずるのと

宮本輝が池田大作を信奉するのは

抒情が観念と同一であるのか

それともまったくの別物であるのか

それとも人間はそのふたつを希求するのか

春は桜に ....
地下街には流行っていない歌が流れている

カレーライスのにおいぐらいの湿気がある

あと何度ぐらいすれ違えば許してくれるのか

さっきから同じ暗い色をした服が歩いている


列から離 ....
あの頃はエゴだった

時がそれを砂にかえた

砂のように優しく風に吹かれた

あの頃は純粋だった

時がぼくを日和見にかえた

ぼくはひとに勇気をあたえた


正しいことは絶対ではなかった

いつの世 ....
畏怖を気高く朴訥に

口笛のように

風に身をまかす

大空をゆく鳥の飛翔のように


不安は不思議に不思議は確信に

確信は自然への畏怖に帰るのだ


畏怖を気高く朴訥に

口笛のように

風に身を ....
中国が

その歴史が

対岸が

憧れや不思議であった頃

文明がくすんで霞む

学びの対象だった頃

ぼくらの国を脅かすこともなかった


夜が明けるようにめくられた

精神かどこかで感じていた

 ....
火事のあとに遺体ひとつ

それが終なら

誰のための句読点だろう


昔の音楽ながれる

マイオールドフレンズ

消えやしないで

マイオールドフレンズ

昔の音楽ながれ ....
いつか思い出す

おまえの寝息

メリークリスマス

ジャマイカならば

夏の思い出さ

真剣かわいいよ


日だまりのような

風が過ぎる

こころから

愛し ....
扇風機

からだを触れる

風そよぐ

たぶん

きっと

副交感神経

がんばりすぎだよ


死ぬことが恐くない

死んだことだけ残念な

そんな人生ならいい
 ....
イエス様
僕からの声だけ
聞いてるのずるい
イエス様
あなたの声が
聞こえない僕にも

夕焼けのイエス様

イエス様
声をください
気づきませんか
あなたにすべて
お任せします
してます

イエス様
 ....
世界はこんなふうに白く積もる

世界はこんなふうに白く汚れる


世界は非情だ

科学や物理より

世界は非情だ


世界はこんなふうに白く積もる

世界はこんなふうに白く汚れる
倒れてもいい

その代わり

はい上がるから


生きる生き抜く生き抜く生きる


倒れてもいい

その代わり

はい上がるから
先進国って前人未踏だ

お金で買える幸福だ

金融の出し入れで

整形美人が幸福になれるかの実験中


ルーブルだって資源のバブル次第

元だって暴力的な需要次第

ドルだっ ....
この国の政治家たちの世襲率はほかと比べてどうなんだろう

高いような気がする

北朝鮮とかわらないぐらい高いような気がする

韓国の財閥企業とかわらないぐらい高いような気がする

そし ....
木枯らしが黄の葉っぱを掃いている

このまえ歩いた道が逆走する

みんなに優しくなれそうな気がする


優しさは引き出しのようなものだ

創造力ではなくて

想像力の引き出しのよ ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
赤い実自由詩415/1/11 11:16
命のババ自由詩215/1/8 21:18
ガスにやられる自由詩415/1/8 1:53
宇宙ではなく自由詩415/1/5 23:39
曇天のバンドネオン携帯写真+ ...315/1/4 18:47
景色携帯写真+ ...215/1/4 18:03
月輪携帯写真+ ...115/1/4 18:02
夜明けのスキャット自由詩215/1/4 16:45
曇天の天使自由詩215/1/4 9:39
会いたい自由詩215/1/4 9:29
草原のガス室自由詩115/1/2 0:26
愛の賛歌自由詩415/1/2 0:25
それがハレルヤ携帯写真+ ...315/1/1 6:59
ボーリングの思い出携帯写真+ ...315/1/1 6:58
めんどくさいことを携帯写真+ ...215/1/1 6:57
あたりまえの唄自由詩514/12/31 0:27
自由詩114/12/31 0:25
地下街の喧騒自由詩214/12/31 0:23
あの頃はエゴだった携帯写真+ ...214/12/30 0:59
飛翔携帯写真+ ...214/12/30 0:39
大黄河携帯写真+ ...214/12/30 0:25
マイオールドフレンズ自由詩214/12/30 0:16
風のなかメリークリスマス自由詩214/12/30 0:09
がんばりすぎだよ自由詩214/12/30 0:03
夕焼けのイエス様携帯写真+ ...214/12/27 17:58
非情携帯写真+ ...314/12/26 23:27
生きる生き抜く生き抜く生きる自由詩314/12/26 22:49
整形美人が幸福?自由詩214/12/26 22:46
切実な普遍自由詩214/12/26 22:37
木枯らしの道自由詩314/12/17 17:48

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