元気を出せ

朝起きて無気力感に悩まされ熱中症になったのかと妻

わが心励まさむとはペンをとり心を強いてかく歌をつくらむ

往年は心の糧の本かかえ旅の友とし喜びつ行く

使徒パ ....
 
金曜日の西武百貨店

今日もこの百貨店に来た
もういくねんも前から
この店で楽しみの時を過ごしている
靴やカバンや色とりどりの洋服
地下の食糧品売り場は本当に豪華
じゃこが5種類 ....
 
朝の支度

朝、妻の出発
いつものように
伝道に
ネッカチィーフを選んで
あげた
「がんばってね」いつも声を
かける
「うん」と答えて
紫桃色の車に
出かけてゆく
 
 六月六日

酒熱くロシア文学論ずる書午後三時妻と二人で

タイガース中学一年以来のフアン,ヒット・エンドラン不成功

文学を不潔という男ありそんな男に会いたくもなし

妻ととも ....
 
ブローチ

妻が声をかける
隣室から
お出かけの
ブローチを見てくれと言う
あれこれ五つばかり

結局、黒髪に合う
黒みががったのにした
素朴という言葉がある
辞書にはス ....
 
目前に

砂の庭片隅に咲くピンク花奉仕の路の家の門前

周辺に目立つ山無き三上山低くとも比べる山無
 ピンポン

いつしか、ピンポンが
ひとしきり終わって
妻とブティツクに洋服を見ていたら
同じように
外套に身を包んで
佇んでいた、ピンポンで一緒だった
娘、年はいくつとも
判らず
 ....
「妻の庭」

温かい光が
いっぱい,紅、桃、イエロウ
さーつと、蝶々が
訪れて、あいさつして
去った
風が吹いて
五月、青い空
お花は
沢山、沢山
今日は幸せです。
皐月の堅田

昼すぎの堅田に来たりともとともかいものせむときょうもまた

古の言の葉しゅじゅ取り合わせきょうの短歌は如何にかせむと

八十の声ききてさあ気落ちせずモーセとともにももはた ....
満八十歳となりて
今日80歳となった,寿命の平均だそうだ。4年前から卓球を始めている。
スポーツ麻雀と碁を1年前からはじめた。そしてコーヒー喫茶のボランティアー
も4年目になる。週2回クリスチャ ....
男女の歩行者

人の模様と

いうものを考えた

ことがある

中肉中背の

男女二人

素敵な印象

ソッソッソッと

歩いていた
ウォチマン

広いガソリンスタンド
車のトラブル
なかなか、解決できぬ
頼むと、ウォチマン
駆けてきて
直してくれた
人のために働くことは良し
そう思って
そっと書いておく
ダンサー

ダンスィング・パートナーと
しての男性
女子が安心して
身をゆだねる
ダンサー

この人なら
大丈夫、安定してるは
そんな思いで
抱かれて踊る
そんなテレビの一場 ....
 ウエートレス

スカートをひるがえし
乙女はテーブルからテーブルへと
昼のオリーブ・キッチン
妻・子との食事

微笑みさえして
給仕し、皿を集める
テーブルからテブルへ
忙しく働 ....
ビュツフェ


ビュッフェの絵
左右に見て
4月の長閑な日

テレビに映る
婦人いとよし
庭の植物いきいきと

今日も明日も
ビュッフェと
テレビの婦人

床に散る
花 ....
雨のドライブ

雨降りて街角の路ぬれてゆく車に乗りて行く私達

若葉づく四月半ばの堅田雨音がしてやや温き日に

愛という言葉が在りてクリスチャン開けゆく未来

琵琶湖には琵琶湖大橋近 ....
 エホバの兵士

トテチテタト
テチトトテチャー
トテチト、タテチャ
伝道奉仕のラッパなり

くりだす子供の兵士たち
長靴坊やはよろこびて
朝日を浴びて踊りだす

水玉ガールも背 ....
三人の娘

京洛に育ちし娘あり
今ははや娘とは言わじ
?たけて、人妻にして
いつも遠慮し
京風なり

東北育ちは、わが妻なり
寒地に育ちし故に
勝気なり、されど
人を憐れみ,親切 ....
勇敢な者となり人からの栄光を求めてはならない。

生田:大垣さんは集会で注解をしたいけどなかなか出来なくて悩んでいると仰っておられたので、今日は励ましとなる資料を探してきたんですよ。
 ....
 グラデュエイション

今日は卒業の日だ
昨日は雨ふりで
陰気で薄暗い一日だった
けさ妻は白髪を抜かなくてもいい
と宣言した
ちょっとほっとした
もう2・3日にいっぺん
2時間ほどか ....
 春風に吹かれて

友訪ねともに買い物せむとてや車に乗りて弥生も末

今日の空うす紫に雲もなく川の青柳ゆれておりけり

車窓より春のそよ風吹きこみてややもひんやり光りさす道

真昼なり ....
 “The Rice”

To make a good block of boiled rice
is rhus;You should change the water of
water-an ....
 咲き乱れあかと白との秋桜

 板塀に数多咲きける朝顔や

 みぎ見れば三四輪の芙蓉花
 ウジ虫の唄

今日も妻ととも
ある界隈を伝道に歩いた
こうして伝道者になって
聖書を説いて回ると
何でもむげに軽蔑できない

便所に湧くウジのことをふと考えた
彼らは便所の汚泥の中 ....
朝のコーヒー・コーナー

十時開店なのに
十五分前から
客が
今は七・八人

今日はうす曇り
おだやかな夏
来る時は涼しく
思いがけない朝

うれしいことに
もうひとり女性が ....
歌集平成二六年七月二九日より

 妻とドライブ

三上山いつも正面に見え神のみ手なる不思議をおもう

書きなれて歌小説詩などもストップさあたらしくせむ

盛夏なり緑の植物濃きみどり街路 ....
 Sylph

ある男、夢をみた
さかぼそけき小女の夢なり
それより、その夢忘れえず
来る日もその次の日も
毎日かんがえにけり
つに決心せり

我このsylphなるもの
見つけるた ....
二人行く

聖書雅歌ふとページをめくりフレイグランスとありにけり

今日の空薄曇りにてありにけり二人して自動車にのりゆく

つきははやみなつき終わりふつきにや入りアジサイは咲く

少女 ....
What awaits man after death?
When a man dies, what awaits him? The Bible says、“There is an outcom ....
ひと日は過ぐ

黒髪の妻と働き
今日もまた
庭の植木の花は萎え
バラの花しおれ枯れ
枝も葉っぱも取り払い
さっぱりとした庭になり
夜は集会へ行き
聖書学びて帰りきぬ
夜十時五分
 ....
生田 稔(533)
タイトル カテゴリ Point 日付
元気を出せ短歌215/6/15 17:39
金曜日の西武百貨店自由詩115/6/14 16:43
朝の支度自由詩2*15/6/12 10:12
 六月六日短歌1*15/6/6 15:34
ブローチ自由詩615/6/4 9:37
目前に短歌215/6/2 16:57
ピンポン自由詩415/5/22 10:10
「妻の庭」自由詩915/5/21 12:27
皐月の堅田短歌315/5/11 19:05
満八十歳となりて散文(批評 ...315/5/7 9:48
 男女の歩行者自由詩215/5/1 9:19
ウォチマン自由詩115/4/30 9:36
ダンサー自由詩215/4/24 9:24
ウエートレス自由詩015/4/23 10:55
ビュッフェ自由詩315/4/22 12:19
雨のドライブ短歌115/4/20 15:57
エホバの兵士自由詩015/4/19 14:56
三人の娘自由詩115/4/18 19:56
勇敢な者となり人からの栄光を求めてはならない散文(批評 ...115/4/13 12:15
グラデュエイション自由詩115/4/6 11:51
春風に吹かれて短歌315/4/2 10:17
The Rice.自由詩114/10/21 15:08
秋の路俳句314/9/24 15:52
ウジ虫の唄自由詩314/9/20 17:11
朝のコーヒー・コーナー自由詩114/9/7 17:37
歌集平成二六年七月二九日より(一)短歌214/9/7 17:29
Sylph自由詩214/9/7 17:25
二人行く短歌114/7/23 17:40
What awaits man after death?散文(批評 ...114/7/8 19:06
ひと日は過ぐ自由詩114/6/26 10:54

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 
0.26sec.