アイスクリームは甘くて冷たい

貴方の唇は甘くて暖かい

そんなキスがお望みデス
人形は動かない

死体も動かない

じゃあ

たまに動く貴方は何?
遠くで奏でるのは何の音?

チャペルの鐘?

目覚まし時計?

それとも

大切な人の断末魔?
くいこんだ爪をゆっくりと持ち上げる。

じんわりにじむ赤いシロップ

トマトジュースより赤くて
苺シロップより濁ってる

そいつの名は赤血球。

ほんの少しだけ味を見たら

ちょ ....
エスカレーターを掛け上がれ

トレインはもう目の前だ。
何でもかんでも

バターでソテーすれぱ

甘い味がするのよ。
仕舞い込んだのは誰?
私以外居る筈無いのに、自問自答を繰り返す


無くしてしまったのは何?
遠い、遠い過去に持っていた、深く暗い記憶


自分で望んで、自分で隠して、自分で忘れよ ....
城の周りをグルグル回って

ザコ敵相手に稼ぐの


それで良いの?


ずぅっとザコ敵と戦って

戦って

戦って

戦って

戦って

あ、レベルが上がったわ。
 ....
堕ちたアリスの

ナイトメアの御茶会へようこそ


嗚呼申し遅れました

私帽子屋と申しまス。


え、あ三月兎は只今留守にしていまして…


済みませんねぇ

御茶でも ....
取り敢えず前を向こう



背筋を伸ばして



真っ直ぐ視線を前へ

前へ…





後ろを振り返るのも良い



慎重に足元を見ていても良い



 ....
全てを失った黒


全てを捨てた白


黒は白を追い


白は黒から逃げ


そんな事叶う訳も無く

互いの宿命と運命に翻弄されながら


繰繰ト


来来ト
 ....
黒い
黒い

壁に

暗い
暗い

天井が

痛い
痛い

私の心を
押し潰して行く
カーテンと言う曖昧な壁を隔てた僕らは

メールと言う媒体を通してしか

自らを伝える事が出来なくて

言葉が声として発する事の出来ない苦悩と

日々戦いながら

毎日、毎日、毎日
 ....
暗い廃虚。
僕と走るもうひとつの姿。
あれはもしかして彼なのであろうか?
ふわりと軽く細い体は狭いパイプラインもすり抜けて回りを見渡す

畜生。どうして俺がこんな事しなきゃならないんだ。
 ....
儚き雲の如く

朝靄の如く

朝焼けの如く

誰にも気付かれぬ事無く消えてしまえば良いのに。
後どれだけ謝れば良い?
後どれだけ弁解すれば良い?
後どれだけ自分の気持ちに嘘を付けば良 ....
時は流れてく

残酷に

無惨に

整然と

緩やかに

傷を風化させてく


ねぇ

君の傷は癒えた?

僕の傷はまだ

ボロボロなのに…
少しだけ暗い部屋で

ずっと君は泣いて居たね

気付かない程小さな声だけど

その深さは暗い夜の壁の様


殺したい程の支配欲と
死んでしまいたい程の苦しい拒絶


其を必死 ....
君が僕で有ることは

不可能で

僕が君で居る事も

不可能だ

君の心は
僕の心では無いから

君の心なんて分からないし

僕の心は
僕以外の誰のモノでも無いから

 ....
大丈夫

まだ手は握れる

大丈夫

まだ足は歩いて行ける

大丈夫

まだ食べれる

大丈夫

まだ思考は存在してる

大丈夫

まだ心臓は動いてる

とくん ....
もう泣かなくて良いんだよ

君は一人なんかじゃ無いから

其は『絶対』に

君が居るだけで
嬉しくなる

そんな人だって居る事を覚えて置いて

君は一人じゃないよ

僕の手で ....
深き森に眠る姫は

子どもの頃の夢を見る

夢に堕ちたアリスは

眠る姫にほんのりと頬を寄せ

狼を犯した赤ずきんが

ゆっくり、ゆっくりと

月を仰ぐ


満月が見た夢 ....
目を瞑りましょう。

先に何が見えるの?

暗い
暗い
廊下を辿って

夢の中の貴方に会いに行くワ。

其が例え只の夢だったとしても

私は其を後悔はしない。

貴方が好き ....
人魚姫が溶け出した泡は

深く深く沈み宝石となって

燕が哀れな王子に

運んで行く…

美しく華やかなシンデレラも

硝子の靴の存在を忘れ

林檎を食べ損ねた白雪姫が

 ....
届かない言葉は要らない

吐き落とした粒がふきだまって…

苦した痛みの愛しささえも

どうして耳の奥へは響かないの?

マネキンじゃないよね?

貴方は人なんだから

触れて ....
異世界の扉は何時
何処にでも繋がって居ると言う事を
僕らは否定する事は出来ないだろう


それは
あの輝かしき幻想渦巻いた子供時代だけでは無く

社会の渦にまみれてしまった
大人達 ....
僕は一人だ。
僕は孤独だ。
果たして本当にそうなのか?
僕は悲しみを呼び
僕は喜びを妨げる
君が思っているほど、君は悪くないよ
けど
そんなに自分に自信が無いの?
だって僕は色んな人を ....
傷つけて

傷つけて


アタシを切り刻んで


立ち直れないほど


起き上がれないほど


ズタズタににして


貴方になぁんでもシテアゲル

アタシの体を傷 ....
君が欲しくて

君を望んで

縛り付けて

押さえつけて

誰にも触れさせない所へ

誰にも知られない所で


僕だけを見て


僕だけを求めて?
胡蝶(28)
タイトル カテゴリ Point 日付
接吻自由詩006/6/4 21:12
何?短歌006/6/4 21:11
自由詩006/6/4 21:08
赤血球自由詩006/6/4 21:07
朝の光景短歌006/6/4 21:04
甘味短歌006/6/4 20:59
探し物自由詩106/5/19 21:16
経験値自由詩006/5/19 21:16
悪夢御茶会散文(批評 ...0+06/5/19 21:15
綴られていく物語自由詩006/5/19 21:14
天使達短歌006/5/18 20:39
闇の果てを見た短歌006/5/18 20:37
僕達短歌006/5/18 20:37
不思議な夢を見ました。自由詩1*06/5/18 20:35
絶望する旅人自由詩0+*06/5/18 20:34
時の罪人自由詩106/5/18 20:34
Ash自由詩0+06/5/8 19:07
人間関係[group]自由詩106/5/8 12:37
大丈夫自由詩006/5/8 12:32
二人自由詩006/5/7 18:59
童話Ⅰ自由詩206/5/6 20:15
ほほえみのあくま自由詩206/5/6 17:01
童話Ⅱ短歌006/5/6 16:48
〜きみどり〜自由詩006/5/6 16:40
『可能性』の渦。自由詩006/5/4 20:26
少年自由詩006/5/4 20:26
未詩・独白106/5/3 21:05
王子短歌006/5/3 21:04

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