空虚な夜
流れている音楽も
今の僕には
よそよそしくて
どこかなじめない
身体が二つ重なっているような感覚
外側の僕は星をつかもうとしてる
内側の僕は内面の光をつかもうとしている
そし ....
友達と
呼んでもいいの
もう一度
理想のひとと
契りを結ぶ
大野原

大きな願い

望んでは

真を尽くす

清らかな華
可愛い目

また思い出す

苦しいよ

ラブラブなんだ

明日会いたい
見つめると

優しい笑顔

ざわめきに

我が心揺れ

恋歌の想い
良き真

忍ぶ恋路を

望みては

雅な姿

星の瞬く
明かな

核廃絶の

先駆けに

駆け出すかの地

進め福島
春風に
舞い降りる華
たおやかに
面差し白し
吉祥の香
貴方の世界で
起こっていることが
僕の世界で起こっていることに
つながっている
増幅する信号の振幅が
また世界を少しずつ変えてゆく
シンクロする世界につれて
感情は、覚めてゆく、乾いてゆ ....
冬の旋律に

シンクロする

シナプスは

イタミをともなう

モノトーンの夜は

何も答えない

荘厳なリズムを奏でながら

天球は旋回する

なにかが足りない

 ....
天使の邂逅

木蠹蛾が舞う

屹立する金色の光

強くない、むしろ淡い光

手にした地図の欠片は

空しく潰え

瓦礫の広がる地の球に

ただ立ちすくむ

頭上には回転 ....
冬の空に

賛歌を歌いあげよう

絶望には辟易した

現実的な答を

求めるのはもうやめよう

共に集う友よ

ここには涙は必要ない

冬の空に

祝杯を交わしあげよう ....
冷徹な天球

荘厳な調べを奏でながら

流れてゆく冬の大気

張りつめた感覚に

シナプスは痛みを反芻する

どこに繋がればよいのだろう

どこに繋がりたいのだろう

魂の ....
生足、生足、なまめかしい

不埒 顰蹙 なんのその

若い娘のホルモンが香る

今日も目が行く股間と谷間

今日も妄想する

小股, 茂み、割れ目が爆発

ベラボウマン コ ....
紅に
燃ゆる薄絹
落る華
香る柔肌
乙女の情
涼しげな
瞳の奥に
なに想う
陽炎に沿い
映る幸い
槍と鯛が

背中から飛び出している

やっぱりやりたい

可愛い女とやりたい

やっぱり女は魔物だ

やらせてくれるなら

男は従うから

猥雑な女性器の前では

有史 ....
宇宙(そら)にむかって叫んだ

俺はここにいるぞと

魂はまだ虚無に食われていない

いろんなイタミをかかえたまま

泡沫(うたかた)の世界に生きているけど

新芽のような夢や希望 ....
火星人

火星人転んだ

火星人まろびつつ

火星人しりもちついた

火星人雷落ちた

火星人とんがった

火星人おとといきた

火星人二本足だった

火星人地面にたく ....
彼女と散歩した
散歩の後、お茶した
彼女が一緒にいてくれて嬉しかった
彼女が一緒に微笑んで嬉しかった
一人じゃないというのはいいことだ
暖かな陽だまりの中にいるような幸せ
ずっと探し求めて ....
微細だが、あきらかの痛みが、脊髄の周りにあつまってくる。

シナプスが泣き言を言い始める。

身体は重く背中はこりかたまっている。

誰にも会いたくない。

何もしたくない。

未 ....
一番星みつけた
紅の空の端っこを
指さして
嬉々としていた
あの頃の僕は
何処に行ってしまったんだろう

一番星みつけた
あの時、空の端っこで
輝いていたあの星は
今も輝いているん ....
好きな人との夢は

潰えさったけど

その直前に

生まれて初めて

女友達ができた

彼女はブルガリア人だ

どこが気に入ったのか知らないけど

とても親切にしてくれる
 ....
愛していたのかと聞かれても

今となっては

いいえと答えるしかない

あなたの背の高さが好きだった

あなたの仕草が好きだった

あなたの喋り方が好きだった

あなたの髪が好 ....
中国に来てから餃子にはまっている
羊肉と豚肉と牛肉のがあって
牛肉餃子が一番、おいしい
大学の寮の食堂で一人分、餃子を頼んで
タッパーにつめてもらって部屋に持って帰る
小さなお椀に中国で買っ ....
*銀色夏生の「下心」のアンサー・ポエム

確信をもって行動したら
「そういうのは、ちょっと」と否定された
恋をしていたけど愛はなかった
貴方にも
後になって気づいたのだけど
否定されても ....
宇多田ヒカルが歌うよ

悲しい恋の歌

今、確かに

心が動いている

心が柔らかくなってゆく

音が心に響いてゆく

音楽が僕を素直にしてゆく

考えるのは君のこと

 ....
宇多田ヒカルが歌うよ

悲しい恋の歌

今、確かに

心が動いている

心が柔らかくなってゆく

音が心に響いてゆく

音楽が僕を素直にしてゆく

今いる世界が揺らぎ始めて ....
一足早い中国の秋

人恋しい季節

たどりついた河北の地で

気の早い寂寥が

僕をつかまえる

もう出会えないかも知れない

あのひとの笑顔を

残してきたのは

や ....
僕はこの中国の猥雑な街で

現実世界と適合する為のリハビリをしている

語学の勉強をしているのも

体力を回復させるために歩こうとしているのも

いわゆるリハビリに相当するだろう

 ....
ジム・プリマス(461)
タイトル カテゴリ Point 日付
空虚な夜自由詩1*13/4/28 21:37
題「友達と呼んでもいいの」短歌013/4/6 8:15
題「真を尽くす」短歌1*13/3/26 11:32
題「可愛い目」短歌0*13/3/20 7:42
題「見つめると」短歌013/3/13 4:22
良き真短歌0*13/3/8 10:54
題「進め」短歌0*13/3/7 17:45
題「春風に」短歌013/3/5 14:32
題「貴方の世界で起こっていること」自由詩1*13/3/2 4:58
題「2013年の空の下で」自由詩013/2/13 3:50
題「戦場のメリー・クリスマスを聴きながら浮かんだ言葉」自由詩0*13/2/12 14:39
題「進む君に幸いあれ」自由詩1*13/2/6 18:01
題「冷徹な天球」自由詩1*13/2/5 17:46
ジム・プリマスのオッサン化現象自由詩0*12/11/19 6:00
紅に短歌012/8/4 4:35
涼しげな短歌012/8/4 4:33
ハードボイルド自由詩4*12/5/13 5:18
友よ、かなしいうたは、うたわないよ自由詩1*12/4/12 8:26
火星人自由詩3*12/4/5 8:55
一緒に自由詩3*12/3/26 5:50
沈む自由詩2*12/3/20 13:33
一番星みつけた自由詩3*12/3/17 16:47
女友達はブルガリア人自由詩4*12/3/14 7:12
愛していたのか自由詩3*12/3/9 4:19
中国の食事情自由詩4*12/3/4 7:07
「この恋の結末」自由詩3*12/2/27 6:32
楽しみでもあり苦しみでもある自由詩111/10/5 5:15
想像する僕は自由詩011/10/5 5:03
中国の秋自由詩2*11/9/13 19:38
僕はかなりちゃんと生きています自由詩2*11/9/10 17:57

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