近年、ネット環境の普及にともない、ネットでバルクメールを送信する人が増えてきました。
そこで、出会い系サイト協賛によるネット上でのバルクメール・コンクールを行い、それにより技術の向上、感性の広が ....
雨上がりの図書館で:白紙のページにnadaと記す(終了)

電子レンジの中のハエ:電送:そして融合
組み替えられた献身:感情は進化する
延長された賞味期限:ラベルは貼り替え可能
(シリカ ....
僕らは嘔吐されたポトマックだ。
トーストとインスタントコーヒーで朝をはじめる。
そしてすぐに夜がくる。
僕らは昼をビッグマックでやりすごす。
(人はマクドナルドのみにて生きるにあらず)
 ....
浅黒い顔を青白くさせながらハヌシは言った。
「マングース狩りに同行してもらえませんか」

チャールズ=シン・ハヌシはインドで先祖代々蛇遣いを生業とする一族の末裔であった。今では宮古島でガ ....
>カムチャツカの若者が
>きりんの夢を見ている時

カムチャッカはロシア極東の海軍と水産業で知られる地域である。
そのようなカムチャッカの若者がなぜ「きりん」の夢を見るのか。
当然ながら ....
<よくわかるあらすじ>

ピョートル一世の家臣であったマゼッパは、ウクライナのゲトマンである塩屋判官を人知れず殺害し自らその地位についた。彼にはともにピョートルの家臣である田宮コチュベイの娘マリア ....
海底に直立する卵には もうひとつの海が詰まっている
明け方の海に 平板なアルミニウムの光 
その皮膜を剥げばダイナモが唸る
液状化した肉質の中心で 黄濁する眼球は閉ざされたまま
瞼の裏側で ....
お手頃な価格だったので、テレビショッピングで彼女を買いました。キャンペーン中とのことで同じものが二人送られてきました。とりあえずは一人しか必要でないので、もう一人は押し入れの一番奥にしまっておきま .... さて、この奇妙な邦題であるが、原題は「ハラキリ・フィーバー」であり、パート2とは題されてはいてもそうではない。その上、本作には実際は女ターザンも殺人サイボーグも登場しないのであるが、ビデオのパッケ .... 五月の終わり、六月のはじまり、雨、雨上がり、雨上がりの、街。
咽る光、光、に、蜂鳥、蜂鳥がゆらぐ、ゆらぐ、かすかな影、その残響、翳る、光、黒揚羽。
揚羽蝶、焼く、焼ける、焦げる、黒く、霞む、目 ....
1989年にベルリンの壁が崩れたとき、すでに日本野球もその歴史を終えていたのである。

太平洋戦争終結後の1946年に早くもプロ野球ペナントレースは再開された。戦後の復興の中で連盟加盟の8チー ....
石を拾い、犬を殺す日
空、均一に青く、好天、犬を殺す日
石、両手に握り、廃屋に繋がれた犬を殺す

影のない僧侶が舌を噛み切る日
絞首架の前に花を捧げる日
缶詰工場の焼け跡で彼女の右 ....
根道とは露出した男根を用いて行う男の格闘技である。純粋に硬直した男根のみで戦うため、男根に手を添えることは禁止され、腕は頭部の後ろで組ませる。互いに男根を突き出し切り結び、相手の陰嚢に効果的な打撃 .... 大正から昭和にかけて活躍した画家、甲斐庄楠音についての研究サイト。
http://members.at.infoseek.co.jp/kainoshou/

なんというか、すごい画家ですが、ネッ ....
人の向こう側に横たわる人よ
横たわる人を跨ぐ人よ
潰された眼は見ていただろうか

白く透ける少女の抜け殻を
地下水脈の夜光虫を
皮膜に隠された結晶体を

地は焦げるほどではなく ....
自らも足音を立てぬ盲目の猫は、泣き砂にのみ足を下ろす。
風紋に食らわれる足跡に、可能な限りの夜を映し、銑鉄の水盆に月を盗む。
青く凍てついたまま水没し、日々に焼ける砂のみが、ただ残る。

 ....
夕方、最後の蝉がベルを鳴らすけれど、
秋に蝉は消えて、秋に蝉は失われるわけでなく、
ただ土に埋められて、
土の下から遠い声がして、
草が土を覆い、
それでも遠い声がして、
使われな ....
がらんどう(47)
タイトル カテゴリ Point 日付
第一回バルクメール選手権散文(批評 ...6*04/12/15 14:11
衝突自由詩2*04/12/15 14:08
ゲロは便所で自由詩404/10/26 18:29
マングース狩り散文(批評 ...204/9/11 15:39
積極的誤読のすすめ :朝のリレー散文(批評 ...16*04/8/26 14:43
アルス・コンビナトリア:結合術 (部分)散文(批評 ...5*04/8/22 23:42
球形の海自由詩4*04/8/19 18:55
大安売り自由詩2*04/8/18 19:14
新・七人の女ターザンVS荒野の血を吸う殺人サイボーグ パート ...自由詩5*04/8/14 13:49
残照自由詩5*04/8/11 23:27
冷戦のアナロジーとしての日本野球自由詩1*04/8/11 14:26
犬を殺す日未詩・独白904/8/6 15:36
根道についての覚書自由詩5*04/8/5 16:35
甲斐庄楠音研究室おすすめリ ...2*04/8/5 0:48
散水塔に虹自由詩12*04/8/4 16:11
盲目の猫自由詩404/8/3 15:36
埋葬自由詩1004/8/3 15:12

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