美少女の胸なだらかに夏衣

髪洗う後にパンティ染み洗う
雷の轟く道をただ逃げる

病院の鉄条網よ蝉時雨

ハイレグのはみ毛気になる夏の海

蝉時雨待合室で手首切る
夕立に傘を忘れてブラ透ける

脇汗の臭い気にせず京急線

脇の下青い剃り跡夏の川
オナニーで汗ばむ身体宵の口

アロハシャツ覗く刺青「世界平和」

夏念仏じじいの頭斧刺さる

デリヘル嬢上に乗せつつ夏念仏
紫陽花や水飲み干して承諾し Summertime

Only I

Here
霧の賭場
巣にガムテはれ
燕の弧
勝ち五万おろしたローソンは涼し 無我夢中 無季無句無形 夢の向こう アザラシや昆布が絡む傷のあと 「しがらみ」と乏月歩む老夫婦 星が近い
ボラの跳ね音
正しかろ
坐してあおぞらを頭中におさめ

じっと見つめる、鏡がこわい

顔洗いあげてさっぱりしたここち

やっぱり長くゆったりだなぁと歩をすすめる


ここちよい疲れに温水あびせている

 ....
冴え返りにして雨の春は冷えるな

皿洗い終えてひとり音楽聞く夜

ジャズ・ギター熱くつめたく弾かれている

問題ないとじぶんに語る炬燵のなか

神と罪とぜんぶじぶんで持ってゆく
山並みは霞がかって森静か

なかなか目が冴えない 起きて一時間

囀り ベランダで腰を屈めている

スリッパやっと見つかった

やっと落ちつけてふりそうな空見ている
春風うごかす春の水を

あかるい午後五時を眺めぬく

また煙草やめようとする、深く喫う

神々も春か、私にとおくか 近くか

妻が荒れてじっとお茶を飲んでいます

駄目になりそ ....
 
四時に起きて朧な月を眺め入る

おでんつつきつつ夢の音楽を聞いている

さびしい、部屋を片付けつづける
 
冴え返りして体を炬燵に放り込む

寒気して眠くある朝

ふんだんにチーズをふった食パンを焼く


今宵はおでんの香りしている居間

おでん食べて温かな身 風を受ける

明日 ....
貰って帰る あたらしい帽子に安全靴

スーパーマーケットで聖人を見つめた


さて帰ってきた足を洗おう

さいきん新しいものに触れていないと宇多田ヒカル聴く

お肉は食べちゃったから ....
よく目が覚めて涼しい朝で

昨夜の唐揚げがラップして置かれている卓上

食パンにチーズふる、ぶきような手

刻々と時間経つ 置いてきぼりか

曇天の、重い頭を支える

水気を含 ....
けさ少しふって今しずかな朝です

 
おっさんが猫語で話す聖夜かな 平穏無事に日曜終わりそう麦茶のむ

妻とふたり遊んで帰って横になる

一日一善くりごとの今日は成せなかった

簡単なことでいい語っておくれ春の夜風

簡単なことがいい語っておくれ春 ....
 
体ちいさくなる夢より目覚めた

砂糖の足りないアイスコーヒー摂る

爽やかな朝のベランダでなに見ている

今日も小さな旅に出る

漫画雑誌枕に朝寝する

寒さもここちよいほど ....
朝寝坊して路傍の草となっている

戦争は悪い夢の残滓よりもたち悪く

換気の、開け放した窓のちかく書いている


財布を整理する、財布は私だ

お腹が空いた、薬缶が鳴ります

 ....
今日の私は狡かった、ペットボトルを握る

休日といえ明日もせわしく今ゆったりする

コート着たまま炬燵であつい

気のよろしい妻のようで嬉しい春の夕

数日日記書かず忙しかった ....
春星と過ぐる東京の君の夜 目覚めぼうっとしては茶を啜る

全身で夜明けを浴びていた

陽のひかりの中に出てゆくコート着て


荒れた妻もしずかにスープ飲む

なぜ句作しているのかわからなくなる春の夕

 ....
全身筋肉痛の身を温める

冴え返りする曇天のした

やっと落ちつけて又眠りそうな春の朝

身を汚しつつこころ洗われてゆく

起こした妻がコーヒー淹れてくれたありがと


帰宅 ....
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
梅竹せつ子「自称俳句集4」花形新次022/9/4 9:06
梅竹せつ子「自称俳句集3」022/9/3 19:42
梅竹せつ子「自称俳句集2」022/9/3 15:08
梅竹せつ子「自称俳句集1」022/9/3 8:14
#久々の晴れ間によんでみましたよ足立らどみ322/5/22 10:46
Only summertime マークアーモ...122/5/16 9:34
会社辞めます民二郎022/5/12 16:23
ダニケ022/5/8 7:27
無垢を汲む水宮うみ1*22/5/4 20:53
壮絶な闘いがあり足立らどみ5*22/4/27 6:15
乏月122/4/23 14:01
退職に願い民二郎022/4/17 22:28
絶句水宮うみ022/4/13 9:20
自由律俳句 2022.03.24(木)田中恭平122/3/24 18:51
自由律俳句 2022.03.18(金) 夕べ222/3/18 22:06
自由律俳句 2022.03.18(金)122/3/18 7:08
自由律俳句 2022.03.17(木) 夕べ122/3/17 20:27
自由律俳句 2022.03.17(木)322/3/17 5:11
自由律俳句 2022.03.16(水)122/3/16 19:54
自由律俳句 2022.03.15(火) 夕べ122/3/15 20:41
自由律俳句 2022.03.15(火)222/3/15 6:34
自由律俳句 2022.03.14(月)222/3/15 5:27
おっさん水宮うみ1*22/3/13 19:47
自由律俳句 2022.03.13(日) 夕べ田中恭平3*22/3/13 18:40
自由律俳句 2022.03.13(日)122/3/13 7:43
自由律俳句 2022.03.12(土)222/3/12 17:54
自由律俳句 2022.03.11(金)122/3/11 20:48
<東京> 春星るー422/3/11 2:28
自由律俳句 2022.03.10(木)田中恭平122/3/10 20:07
自由律俳句 2022.03.09(水)022/3/9 20:58

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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