サワサワサワサワサワ
開始警告のきいろが跳ぶ
サササササワワワワワワワワワワ
うねる
ワワワワワワワワワワアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ
唸る
そしてどこかへ消 ....
さぁ味蕾をひきちぎれ
感覚がひとつ消滅したら
涙の理由がじゅっこくらいは
わからなくなると思うから
頭上を
大きな魚が
"魚がいる"
と思って
急いで掃除を終わらせてカメラを起動させたのに
見上げるとどうやら通りすぎたあとだった
それでも尾ひれぐらいは捕まえてやろうと思ってシャッターボタ ....
うちがわにうちゅうがあるから
ふとんから
でられない
たいくつはしてないんだけど
ひとに
おこられそうだな
平日だと
いうのに
突然ここにもかみさまがいることを思い出したらしい人たちの流れに揺られて
五十鈴川で手洗いをした
お参りがすめばその流れからそっと抜け出して
いつか君と年を越した場所へ ....
大根の葉っぱにくっついていた
かたつむりが
ひこうきぐもは
そらをきる
わたしはてらてら
ちじょうをぬう
さいほうばこを
もってこい
よいしょよいしょと
ぬってやる
ひこうきぐも ....
空は
つまらない絨毯の色
太陽が終わった日
月の出番は無し
肺の煙が
心地よい
何度も呼んで
何度も聞いて
それでいいよ
なんて非合法な、関係なんだ
分からないふりをしているわたしに、あなたがもしも気付いたのなら
鍵を開けて
逃がしてしまえばいい
新しい道をつくってそこから二人 ....
それは言葉にしたらコロリと別の何かへ転じてしまうような、ほんの小さな想いだったりした
わたしの弱さを知ってくれた
森色の あのひとへ
水をあげに行きたい
食器を綺麗に洗っていた
昨日はカレーだったから
鼻歌なんかも歌えずに
一生懸命洗っていた
通り掛かった老人に
相変わらずですねと笑われた
別に何か言い返すでもなく
ええ良いお天気でと微笑んだ
....
木枝の奥に不意に現れた 地図に無い池
罪を犯す少年のように鏡面を覗けば
きらきらと吹き寄せるきのうのかけら
雲を映すかの白いまなざしが
渇いたように君を見つめる
淡い草を分けて水に入って ....
2007年10月16日、俺は誤って髪の毛を
坊主ギリギリの所まで切り過ぎてしまった…
当時、ホームステイしてたフランス人の友人もビックリしてた Wao!
俺もホームステイさせて戴いてた 国内 ....
デクノボウとよばれて
デクノボウになって
ぽかんと
つっ立って
普遍の海から「ソレ」を汲み上げる
筒状のナニカにナリタイ
堕ちてゆくのも
そこにとどまるのも
そんなこともあったねと
笑えるのも
なかったことにしちまうのも
そもそも堕っこったりしないのも
紙一重なんだよなぁ
それな ....
みみをすませたり
めをこらしたりとじたりしてみたり
こころを修繕したりするのに
出来高でおかねが発生したらよいのにな
。
そしたらもっと堂々と
せっ ....
古いきりんのゆめをみる夜
鏡の中のわたしと目があう
このおんなのこと
なんにもしらない
フィクションと
ノンフィクションが混じりあい
胸のうちには回遊する人魚
魂の計画なんてものがもしある ....
傾いた日常の上
遠くへ消えてゆく遊園地
小さな観覧車が今日だけは大きく見えた
カタン、と揺れて 世間に揺られて
ただ西へ吸い込まれる
静まりかえったホームを歩く
冷たくなった1 ....
自分の影が勇ましく見えた
バットを担いだ小学生が
いざ試合!いざ行かん!
と言っているようで
ちょっとワクワクした
実際に担いでいるのは
ただの白ネギで
ただのエコバッグで
わたしはただの
買い物 ....
こういうの集めるの好きなんです
やりたいくせにやってもいいとか言っちゃうように
それはそつなくタイミングが良く
正反対に尊敬疑念
そういう風に感じてたり
そういう風になってたり
鍋を洗 ....
冬紅葉 鴉の瞳を染めて降る
凩や 潜熱の葉に森燻ゆる
*
....
.
濁った夕日のあとに
煤たなびく夜明けが来るとしても
真昼の青空を信じて歩き出そう
君が遠くで見ているのなら
.
枯れ干からびた夏のあと
どしゃ降りの秋が続いても
....
夏に
一度
命を絶とうとしたわたしが
いま
赤くなりかけた
木々の葉を見上げる
この涙は
なんだろう
生きているしるし
いのちの讃歌
The slow life
誰のことも
君のことも
関係ないとは言わないけれど
意地悪なお嬢様は
デートの途中の事
突然走ってきた馬車に
長ったらしい髪の毛引っ掛け
上品ドレスも台なしね!
自慢屋の王子様は
ベースを掻き鳴らしてた
そして権力で乗っ取った
武道館のライブ ....
缶コーヒーを初めて飲んだのは、多分高校生の頃。
甘い甘い、カフェオレが多分少し苦く感じたんだ。
ミルクの柔らかさが、優しさをくれてた気がするんだ。
だけど、飲まなきゃ、頭痛くなってしまうんだ。 ....
詩は世界を構成している
移ろう空の色
道端の小石
花びらのまあるいカーブに
詩が宿っている
だから
世界は詩で造られている
そんな気がするんだ
最低ってのが一番下
当たり前だけどそうだけど
それを遥か下回ってる
矛盾してるけどそうだけど
でもそんなもんだろう
俺の安い働き安い言葉
だからそうなってんだろう
粗悪じみた 救済活動
明日 ....
日射しをドレープさせて窓辺にひだまりをつくる
緑いろがにじんでゆく
地球儀をくるくる回転させる
天井にプロペラ飛行機を思い描いてみる
青い本とウクレレを鞄につめて
....
小さな秋を
てのひらいっぱい集めたら
ポケットに入れて
冬に口笛を吹こう
あたたかい想い出を
たくさん集めて
冬に冷たい涙
こぼさないように
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