点であることの宿命 消滅も遍在もすることができない 紫陽花の花が秋桜に恋をしました。
いつかその純粋な想いを伝えて、
一緒になる事を夢見ておりました ....
限られた窓枠の硝子越しに、月を眺めるのが好きな道化人形。
箪笥の上に置かれっ放し。
ほこりにまみ ....
  赤い髪

海から
浮かび上がった
女の赤い髪
海の底で生まれた
命を吸ってきた
肉 ....

他者の内心などかまうことなく、
自慢話を講じている自分がいる。

今日は暑く、気だるい日だ ....
神秘に貫かれ
漆黒の夜が来る
ただ唯物の
儚い世を散らし
永遠が口を開く

ちりちりと吹 ....

振り返る
べき時じゃない時に振り返り
ああでもない
こうでもない
結論なき迷路へと進んで ....

何をやってるんだ
何がしたいんだ
続く晦渋の自問自答が虚空に響く

嘘で塗り固めた経歴は ....
二〇一六年七月一日 「ヴィーナスの腕」


コンクリート・鉄筋・ボルト・ナットなどなど
構造 ....
十四の時にはじめて詩を書いた
校庭の桜がこわくて仕方なかったから

衝動買いの寝袋はけっきょく ....
たぶん
きっと
だろう

らしい
世界の終わりに立ち会えるか
立ち会わずとも
その前に
自分の世界が先に終わるだろうね

誰 ....
 これからなのに川の底

 写真にまでチューかよ

 道ばたで拾った財布の行き先を案じる
 ....
海で一人ぼっち
僕は言葉をなくしていた男
でも 風は何を語りかけてくるというのか 
波の残して ....
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2021年5月31日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_いる短歌221-5-31 23:08
紫陽花と秋桜の話板谷みきょう散文(批評...021-5-31 22:27
道化人形散文(批評...021-5-31 22:07
鴨居玲の絵画から紀ノ川つかさ自由詩1*21-5-31 21:16
20210531ナンモナイデ...自由詩2*21-5-31 20:44
岸辺ひだかたけし自由詩7*21-5-31 20:07
永劫回帰命題komase...自由詩1*21-5-31 15:29
深紅のトースター自由詩021-5-31 15:28
詩の日めくり 二〇一六年七月一日─三十一日田中宏輔自由詩13*21-5-31 10:34
校庭道草次郎自由詩421-5-31 9:24
期待ヨロシク自由詩021-5-31 7:57
世界の終わりこたきひろし自由詩321-5-31 6:53
自由律俳句「食べられる退屈」(22)遊羽俳句021-5-31 2:08
日曜日番田 自由詩321-5-31 1:06

加筆訂正:
死作――詩に至る病としての/ただのみきや[08:43]
修正
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