渇いた目が疼く
ほじくり出したいほどに
なにかを言いたげで
鏡に見入って
左側の下瞼の左の辺 ....
夏富士や地球をかるくまわす風
朝顔の蜘蛛を嫌って噛む悲鳴
朔月のみつからない ....
また一歩 聖者に近づいたのですね
私は良く知っています
あなたの何気ない心づかいを
どんな ....
勤めからの帰り
電車の中で書いている
自称詩人をバカにするのは
暇つぶしにもってこいだ
....
現代詩フォーラムを見つけてはじめの一年ほどは、見ているだけだった。投稿しなかった。
投稿などできる ....
僕が師匠と呼ぶ人がいた。
僕の家から自転車で10分ほどの前山(はしたやまと読む)の中に居を構え ....
少しはましになってきた
入れ食いもある
消滅の魔法は封じ込められたが
詩魔法は健在で
腕に予 ....
台風が過ぎ
半開きにされた窓の外から
みんみん蝉の鳴き声
沸き起こっては
濁音となり溶けてい ....
仲良くなりたいな。
病気とも、障害とも、
寂しさとも、苦悩とも、
不幸とも、理不尽とも
....
傷口のどこかで感染したから
血管が浮いて逃げようとしてる
体温計の届かない場所で
熱を出しても ....
○「携帯料金」
食費や保険代や光熱費などではなく
携帯に家族で何万円も払っている状況って
おか ....
晴れた日に外を歩くと、クルマの多さに辟易としてしまうのは、ボクが国道沿いに住んでいるからだろうが、平 ....
現実の冷たい
ナイフに
バラバラに
切り刻まれた
俺のこの憂鬱を、
俺の花束にしてくれない ....
様々な色のチューリップ咲く勢いのある色の競演
海の色場所が変われば変化する南の方はコバルトブル ....
覚悟は何もできていない。
いっぼ一歩忍び寄って来ているに違いないが
覚悟は何もできていないんだ。 ....
ムンクの『叫び』の
なかの少年(と、信じたわけです)を
自分自身だと感じ、
だか ....
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