君はその眼鏡をいつ外すのだろう
かれこれ二時間は待っているだろうか
テーブルの上では
二杯目の ....
敗荷や味噌をまぶせる白き飯
採血の拳に力秋暑し
いいえ、わたしは詩です。
風だったり雲だったり、エロ動画だったり叫び声だったりするただの詩 ....
宇ノ喉 、歌う光矢 、コトバ木霊 、 界開く
[木漏れ陽は今日も濃い陰影を石畳に形造り]
....
語学ができるようになりたい
英語とイタリア語がはなせるように
がんばりたい
なぜな ....
わたしの中に
ひとりの画家が住み着いて
わたしの心をアトリエにした
家賃も払わず居座ったその ....
けれど言葉にしてみようと思う。僕らは言葉を使い、考えるから。良い言葉を持っている、そんなあなたたちの ....
独り言のようなものでも
毎日投稿しないと
気持ちが落ち着かない
毎日三つずつ投稿していたところ ....
故郷を愛する前に
故郷に愛されている
故郷においてすべては始まり
人はみな故郷の意志を浴び ....
文学極道(bungoku.jp)に投稿された澤あづさ氏の『ひふみよ』という作品をブログ上で批評すると ....
抱えきれないものが
多すぎるだろう
苦しいのにまだ生きるの？
生きたいわけじゃない
ただ ....
砂粒の記号は砂漠気候(BWh)を示していた
油田地帯の真昼
地図帳で見ると
デルタの首 ....
謀反をはたらいた廉で
切腹を命じられたことがある
と聞いたので
話の穂をついで
それはさぞか ....
襟付きシャツが欲しいのよ
水玉 チェックにシマシマ模様
柄ものばっかり揃えちゃう
シカク ....
気が付けば四人で過ごす秋が来た。
まだ早すぎる落ち葉が山荘までの道に降り積もり
我らの ....
あなたと交換日記
普通に続けても
面白くない
短歌で交換日記すれば
面白いかもと突然始ま ....
嘘か猫のようであろうとして
そのどちらにも失敗してしまった
こうなってしまってはもう
人さらい ....
やたらちゃんとしたカンノーロにかぶりつく角度
はみ出すクリーム
路上の応用
血糖
挙 ....
台風の日の晩い午後
閉めきった廃屋の一室で
男の首が宙に浮き
静かにゆっくりと回転している
....
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