使えないネジにされた 友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文字
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた

生はCDとは違う

生 ....


パチ、パチ、パチ
誰かに 褒められる事も無く
育った

パチ、パチ、パチ
数珠に似 ....



ありふれた愛を語ろう

ありふれるべきではない
失意のかわりに

残忍のかわり ....
君に肯定してもらって
ふふっと笑って
振り返ったら
そこは闇

君の光はすでに霧散し、
 ....


  歓びはなかった
  とはいえ哀しみもなかった
  わたしたちはベンチを分け合って座り ....
荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手 ....
溺れた人が見ているのは
ゆら揺れる海藻

ずっとそこにいたから
何も物などいらないと
背伸 ....
まがままを言うわけじゃないが
裕福に暮らしたいわけでも
貧しい暮らしをしたいわけでもなく
自分 ....



アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさ ....
気が付けば
DMM .COMの購入済み動画が
両手では足りないほどに
増えてしまったけれど
 ....


  せめて、
  あなたには桃を食べていてほしい
  朝のかなしい光のなか 窓のあたりに ....

冷蔵庫たしかにプリン入れたはず



腕には花の痕
ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしてい ....
とんがった心の時に見る
とんがった月
ゆらゆらゆれて

かえろうかなあ
そう思う
なんだ ....
影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷

目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心 ....



一月
凍った言葉が人々の交わし合うまなざしを鋭く発音した
二月
山はすべての音階に ....
夜を走るそれが僕の仕事
蝙蝠のように明るいうちは
逆さにぶらさがって微睡み冷たい夜を待つ

 ....
台風で中止になるどころか

ムシムシとした暑さのなかでプレーした

トーナメント後のラフやグリーンは ....
陽光も届かない湖底には
二十世紀を抱えたまま山里が沈み
とある一軒家には歳経た鯉が住み 
いろ ....
旅先に行動を忘れてきた
だから僕は手元の地図を見て旅先に戻ると
すでに行動はなくなっていた

抱擁はつよい風のようで
いろも匂いもなかったが
ばさばさと通りすぎていったあとには
たくさ ....
新米を握る母の手は
燃え始めたかえでのように色づき
かぐわしい湯気を蹴散らしながら
踊ってみせ ....
自分の存在は小さいが
誰かの世界は
そのおかげで作られてる
都会にまだこんなとこがあったんだなぁ
という感じで、
私の中にも甘えたな声を出してじゃれ合う本 ....
遠まわり靖国通りを踏んでゆく

ぼくはひとに

トラウマ与えることしか出来なかった

ぼ ....
空が暗く静かで

空の色が溶ける海
暗くなって
あなた何かを探すために
背広のまま海へ飛び ....
落ち着く
私の場所

いつからなのか
いつまでもなのか

そこでは
作るものが有るから ....
待ちに待った 安上がりな今日
怒らないでね 手をつなぐからさ


君に合わせて、なんて
か ....
夢の終わりで君とキスをした。
淡い青の種類をたくさん数えた。
僕は壁の隙間にある穴を探していて。 ....




浮いたり 沈んだり

くらくらくらげ


まっくらいつまでもはてないそら ....
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い

退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便 ....
【行方を尋ねないでください。
それは、行方不明になりたかった人、限定で、お願いします】
そん ....
毎日買い物へ行って
いつもの道をたどって
一人のお家に帰って来る

どうして毎日同じ道をたど ....
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2014年9月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
使えないネジにされた北大路京介自由詩314-9-28 23:42
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている自由詩314-9-28 23:42
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文字自由詩214-9-28 23:42
感情と技術吉岡ペペロ携帯写真+...414-9-28 23:25
算盤藤鈴呼自由詩2*14-9-28 23:15
ありふれた愛を語ろう千波 一也自由詩014-9-28 22:32
一寸先は闇opus自由詩114-9-28 22:21
街路樹草野春心自由詩614-9-28 21:59
夜道で猫に会うLucy自由詩19*14-9-28 21:00
果てなき暗渠まきしむ自由詩0*14-9-28 20:54
まがままリィ自由詩0*14-9-28 20:52
79円かんな自由詩15*14-9-28 20:45
初秋花形新次自由詩014-9-28 20:29
望み草野春心自由詩514-9-28 19:55
冷蔵庫chihar...俳句6*14-9-28 19:45
日蝕為平 澪自由詩6*14-9-28 18:41
とんがった月朧月自由詩214-9-28 18:29
陽向短歌4*14-9-28 17:55
妄想夏川ゆう短歌314-9-28 17:16
葉leaf自由詩114-9-28 17:03
朝マック梅昆布茶自由詩714-9-28 16:56
死闘の跡吉岡ペペロ携帯写真+...214-9-28 16:01
湖底幻想イナエ自由詩11*14-9-28 14:37
忘れ物陽向自由詩2*14-9-28 14:31
散るはるな自由詩614-9-28 14:19
秋の抽斗そらの珊瑚自由詩1814-9-28 14:16
存在陽向自由詩1*14-9-28 13:39
蹴ったからいいnemaru自由詩1*14-9-28 12:43
見つけたかい吉岡ペペロ自由詩314-9-28 9:38
碧夢瑞海自由詩5*14-9-28 8:57
台所中原純乃自由詩3*14-9-28 7:44
安上がりな休日休日日和自由詩014-9-28 6:20
ゆめ祐花自由詩114-9-28 3:57
くらくらくらげつきのいし.自由詩3*14-9-28 3:55
夜を置く為平 澪短歌5*14-9-28 1:32
行方知れずのゆくえ自由詩7*14-9-28 0:58
電池加藤自由詩214-9-28 0:54

加筆訂正:
雨降りと小さな黒猫/りゅうのあくび[23:38]
大幅に修正
夜空と楽譜と/りゅうのあくび[22:22]
遅筆のため推敲
千年杉の猫月夜-9/22/りゅうのあくび[19:09]
クライマックスを推敲編集
37rows, 1.05sec.