8行6列に並んだひょっとこ
ステージの上に並んだ48人のひょっとこ
あなたは自分が指揮台の上に立 ....
あのね、時流に乗って
頭にワールドつけてもね
AカップはAカップなのよ
DとかEにはならないの ....
エレミアのあの嫌そうな顔といったらない
預言とか啓示とか
んもう いらないです
っ ....
もしもサムラノゴウチと
オボカタノミコトが逆だったら
サムラノゴウチが割烹着STAPで
オ ....
AV女優は一体何人いるのだろう?
そんなことを考えると夜も眠れない(春日三球)
風俗嬢も合わせる ....
立っていた 浅瀬のなかに
立っている 同じところに
立っているだろう 同じ顔して
流れに立 ....
ちいさい頃の憧れは、特別な雰囲気で語り合うおとなたち
おいしいご馳走に夢中なふりして盗み見た、心底 ....
中央線の人身事故を
今日も見て見ぬふりをしてやりすごす
誰かの血で洗われた今日という日の肌を ....
辞書で引いた、誰も知らない昔の言葉より
たった1人の
きみの名前が世界でいちばん美しいのに
今 ....
恐る恐るまさぐる手をそっと握る
ゆらゆらと揺れる二つの光を壊さないように
気が遠くなるような ....
白い畏怖が目の前を遮る
近付く、のは
オレンジの暴力
僕は白夜を叫ぶ
君は孤独に犯さ ....
死んだ後で
ちゃんと話しよう
ことばなんてないせかいで
わらいとばそう
....
ほんの少しの
夜のふくらみ
匂いの粉が
ふちどるかたち
奥に向か ....
久しぶりだ
何の変哲もない
白い細いストローを手にするのは
では さっそく
ゆっ ....
1
曇り空の夕暮れは
町を朱く染めることも無く
夜の闇が次第に
足元に絡みつく
足取り ....
朝の美しい光の中へ船出しようと窓際に帆船が停まっている。
今まさに新しい航海が始まるのだ。
....
ブラックボディのノートパソコンを開け
キーボードに伸びる手を追い越して
パネルに伸びた指が
無 ....
真実ばかりの積み木は ゆっくりと嘘になる
やさしいばかりの囁きは やがて毒になる
嘘ばかりの ....
手袋の忘られてあり
五月の駅に終列車過ぎ
暮れ果てて草の匂へる
誰かあるいらへのなくも
....
詩誌「雲雀料理」号外に掲載された細川航「ビバーク」について
{引用=
僕のふたつのねがい、それは ....
落下傘が
降りてくるのに
かっこうの空です
落下傘が
降りてくるには
じゅんびばんたん ....
堅い表情の子供が
傍にいる大人に向かって
この鳩は白いのに黒い墨で描かれていますね
と ....
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音
下ネタじゃなかったのに
祝って喜ばれなかった
もうすぐ私の誕生日になりますが
もう 幼いときのように
物をねだったりはしません
何も要り ....
春は逝きじんわり熱いアスファルト飛び散るこころ集め汗かく
加筆訂正:- 通りすがりの/深水遊脚[05:54]
- 「わたし」と「私」が混在していた一人称表記を「わたし」に統一しました。
27rows, 1.05sec.