陽のあたる書棚 憩う一羽の本

タランチュラのような手が二つ

美しい表紙を捕まえると

 ....
外光が入らないため暗く、吊るされたばかりの洗濯物の
せいで湿気った階段の、狭い踏面に落とした拳骨程 ....
何か栄養素が足りないような思考
無意識に生姜湯と書いたメモに従い はちみつ不要で机の上

もう ....

どういうふうに笑えばいいか知っていた
人びとが納得するために
どういうふうに傾いで、
どう ....

忘れようとしていたことを
思い出した

あの人だけに触れたいと思うと
あの人だけには触れ ....
僕の心には池があり
そこには
白い花が咲いている

人を憎しんだり
恨んだりするたびに
 ....

いつも待っている
誰かを
何かを

右手か
左手で
いつまでも招きながら

黄色 ....


見ては駄目 見ては駄目と思う心と裏腹に

視線が先にあなたを見つけてる

気づいて欲 ....











私の隣
右腕がほんの少し
触れる距離

胸をくす ....
烏よりも黒い髪
絹のように滑らかな肌
まるでルビーのような
赤い瞳

レッド・アイ・ガール ....

孤独を直視せず笑っていた

素晴らしくこれ以上ないであろう

素晴らしく憂鬱な日々では
 ....
浅いドブ河に
浮かぶ溺死体は男
伊達メガネにコンタクトの男
オーダーメイドのメガネの出来次第で ....
垂直に伸びた滑らかな心地よい破滅が、
有機LED照明の夜を華やかな血の色に染めて
犬になる、坩堝 ....
腹筋の割れないままに初時雨 モンスターペアレンツかな干菜吊る じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り 愛のないツッコミする人のポケットにレシートがいっぱい 同じ具のおにぎりばかり買ってきている 周回遅れで先頭の気分 知ってるよ分かっていたんだよ

澱んだ水溜りを眺め暮す日々に
虚ろう僕に刺激がチクリと刺す
 ....

肉体が発酵したことを示すように
汗は一枚の流れる衣服として肉体を飾る
俺は文明やら責任やら愛 ....
部屋の隅であなたが死んでいるから
ドアが開けられない
ぼくは部屋から出られない

せめてもの ....
また新しい朝が来て
見慣れたカーテンの隙間から
初めて出会う光が射す
窓の外は少し寒そうに
 ....
















ふゆがくるまえに
ゆきがふるまえに ....

私はこの公園の風景自体のことを、すでにもう飽きていた。最近私はまた原宿に行ってきた。だが、この街 ....


しなしなと
深夜のラジオが
ひなびて曲を鳴き奏でる

くるくる風括る
晩秋は
始 ....
前日 Home 翌日
2013年11月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝の読書ただのみきや自由詩21*13-11-12 23:07
「残考」宇野康平自由詩113-11-12 22:30
仕方ないことのてんこ盛り朝焼彩茜色自由詩13*13-11-12 22:29
糸糸はるな自由詩213-11-12 22:28
かさぶたハイロウクナリ自由詩313-11-12 21:31
蓮華和田カマリ自由詩9*13-11-12 18:33
招き猫nonya自由詩18*13-11-12 18:22
片想い  〜四つの行詩より〜龍九音自由詩2*13-11-12 17:59
標本中山 マキ自由詩013-11-12 17:59
レッド・アイ・ガール西園 虚汰自由詩113-11-12 16:10
素晴らしく憂鬱な日々こめ自由詩613-11-12 15:32
さようなら、バディ花形新次自由詩313-11-12 15:28
幸せの風atsuch...自由詩3*13-11-12 14:37
腹筋の割れないままに初時雨北大路京介俳句513-11-12 12:59
モンスターペアレンツかな干菜吊る俳句113-11-12 12:59
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り俳句613-11-12 12:58
愛のないツッコミする人のポケットにレシートがいっぱい自由詩413-11-12 12:56
同じ具のおにぎりばかり買ってきている自由詩113-11-12 12:56
周回遅れで先頭の気分自由詩913-11-12 12:56
美の棘・・・tamami自由詩613-11-12 11:35
労働葉leaf自由詩413-11-12 6:43
7きるぷ自由詩2*13-11-12 5:42
今日は誰かの誕生日中村 くらげ自由詩5*13-11-12 3:02
きつねのてぶくろTAT自由詩213-11-12 1:34
私のいた場所番田 散文(批評...213-11-12 0:44
波長シホ.N自由詩4*13-11-12 0:06
26rows, 1.02sec.