私たちは、壊滅したデパートのビルの地下へと海を見に来ていた。崩れた天井が手が届きそうな所で踏み止まっ .... あなたは余命四十年と二ヶ月です。

突然そう言われても
私の頭の中は
まだ結構先あるんだな
 ....
百舌鳥に似た鳥か百舌鳥かはわからない
あの百舌鳥の前世はマリア・カラスなの
カフェかと思ったら美容院 げんこつが口から出なくなっている うちの家より散らかっていて安心している
 それはたしかあたしがまだ一五だか六のころで、だけどそれが記憶としてほんとにただしいのかなんてま ....
寄せ木座細工の夜とはよくいったものだ。

まるで私達は寄せ木細工のように
ひしめき合ってこの世 ....
いちじくは
花を 外に 開かない
いちじくは
内側に無数の花をつけ
やわはだの秘密を ....
秋の夜長のつれづれに
ふと目を閉じて夢想する

意識は記憶の霧を飛び
いつか来た森へ降り立つ ....
「灯火」

灯火を覆う手に力を込める

辛くても苦しくてもこの手は離さない

自分で吹き ....






一昔前ならそれは

半端なベテランの強がりで


一歩翻って反省す ....



スコップで人類を掘り起こし
人類から歌をこそげ落とし
人類をそのまま畑に数日干してお ....
あなたの居ない世界で
必死に 生きようと していた

昔 考えた 真っ赤な嘘は
キャベツの中 ....

金色のにおいは6月の
花嫁御寮のかんざしで
紅いにおいは8月の
海がかくした桜貝
淡いは ....


  こんな寒い冬の日には
  錆びかけた薬缶に水をいれて
  ストーブのうえに置いておこ ....
久しぶりにその眼に出逢ったのは
スーパーへ出かけビニール袋を両手に下げて帰ろうとしていたときだった ....

僕の<ありがとう>に
羽がはえて
僕の<あり蛾とう>が
飛んでいく

特製オムライスを ....

僕は目を閉じて眠っていた気がする 日曜日
窓の外に立っていた 自分のそこに立っている日に
心 ....


もう会わないと決めた時から
もう頭の中はあの人で一杯

好きだと言ってくれる人には
 ....


  西陽がなにもいわず
  夕餉どきの部屋にはいってくるのが
  わたしたちはきらいだっ ....


  rocking in a trance with your hands in mine
 ....
父親は酒浸り
暴力はハンパない

母親は夜の蝶
姉弟は腹違い

生まれたときから
その ....
おしまいを
覚えさせたのは あたし
おしまいですか?
そんならしかたないですね、と
ちらり  ....
部屋の電気は消してしまって

まっくらで物静かな夜

十一月はひたひたと

毛布の重みと ....
秋の夕暮れ
床に漂う冷気に足を漬け
おとこひとりタマネギを剥く

まな板に乗せ 包丁を持ち
 ....
螺旋階段を下りて行った
ぐるぐる
ねじれる記憶を
拾ってきたの
遠いこだわりを
大事そうに ....
休日の夜は
君と一緒にダンスする
それが習慣になっている

色んなダンスに挑戦して
幅を広 ....
青いてのひらから立ち昇った 赤い煙と黄色い灰 今日一日は紫の雨が降る予報 誰かを呼ぶ声がする それだ .... ケンタッキー・フライド・チキンの
パーティーバーレルを
一度だけ買ったことがある

当時、随 ....
朝の忙しい時間に入る前に
外に沢山の雪が降り積もると

暗い時間から起きた妻が独り
除雪の作 ....
生まれたての赤子が泣いている。

これから生きることを

不安に思ってか

生まれた事を ....
ただ

好きの気持ちを大切にしたいだけ。。

勝ち負け関係なく

「やろう。」と言う気持 ....
恋愛は

すれ違いと勘違いで出来ている・・・・。

一生に一度は

ストーカーと呼ばれて ....
前日 Home 翌日
2013年11月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
沈没月形半分子自由詩213-11-2 23:41
告知Seia自由詩113-11-2 23:26
百舌鳥に似た鳥か百舌鳥かはわからない北大路京介俳句313-11-2 23:14
あの百舌鳥の前世はマリア・カラスなの俳句213-11-2 23:13
カフェかと思ったら美容院自由詩213-11-2 23:13
げんこつが口から出なくなっている自由詩713-11-2 23:12
うちの家より散らかっていて安心している自由詩313-11-2 23:12
思い出の痛みは嘘になるホロウ・シカ...散文(批評...1*13-11-2 22:51
存在山川いちり自由詩0*13-11-2 22:40
いちずるるりら自由詩22*13-11-2 22:02
太極ゆったいり自由詩213-11-2 19:53
「命」2題  〜四つの行詩より〜龍九音自由詩3*13-11-2 18:57
昔ほど詩も漫才も心を撃たないTAT自由詩413-11-2 15:49
経験葉leaf自由詩213-11-2 15:36
月明かり藤鈴呼自由詩1*13-11-2 15:17
枯れ葉月形半分子自由詩413-11-2 13:55
いとしさ草野春心自由詩913-11-2 12:48
眼差しHAL自由詩9*13-11-2 12:35
<ありがとう>nonya自由詩25*13-11-2 12:30
君のノートの詩番田 自由詩013-11-2 12:25
天奏万里クナリ自由詩3*13-11-2 12:23
夕餉どき草野春心自由詩313-11-2 12:20
Love like brandy and soda自由詩2*13-11-2 11:46
人間の鎖花形新次自由詩113-11-2 11:08
【おしまい】 詩人サークル「群青」10月の課題「無」からそらの珊瑚自由詩14*13-11-2 10:43
手は繋いだままで中村 くらげ自由詩5*13-11-2 10:22
玉ねぎの涙イナエ自由詩10*13-11-2 9:38
螺旋階段Lucy自由詩14*13-11-2 9:34
ダンス夏川ゆう自由詩113-11-2 8:51
twitter葉leaf自由詩213-11-2 6:45
クリスマス前のこと板谷みきょう自由詩8*13-11-2 6:32
伝えられない本当のこと 自由詩5*13-11-2 6:14
水引梓ゆい自由詩213-11-2 3:40
一文字自由詩213-11-2 2:36
哲学書自由詩213-11-2 2:16

加筆訂正:
MISSION/ただのみきや[11:45]
一部修正しました。
月の味方は詩人だけ/ただのみきや[11:08]
少し訂正しました。
蟷螂の夢/ただのみきや[10:50]
少し直しました。
白い息/ただのみきや[10:40]
タイトル変えました
悲しい特権/ただのみきや[10:33]
少し修正しました。
網タイツの雪おんな/ただのみきや[10:19]
数か所訂正しました。
35rows, 1.04sec.