日常に生えふさぼる
魂を刈って過ごした
油断してるとすぐ増える
根ごと抜いてもす ....
ゆるやかなカーヴ描いて
夕暮れは無言のまま
裸足の気持ち連れて
だれにも知られず
森に帰って ....
壊れたドライヤーを焼却炉に入れた
近所の竹林が昨日の強風で軒並み倒れてるというので
鉈と ....
傾いた径を
傾いた柱がなぞり
森を巡り
坂を下る
傍らをすぎる見 ....
『セックスをしたい』と『人を殺したい』。それは同義だ。
いつも同義だ。
....
私は弱いから
貴方に頼ることしか出来なくて
私が弱いから
みんな 私に頼っても
結局何１ ....
晩夏の夕焼けを歩く
視界には赤い雲
心なしか涼しい風
40にして惑わずなんていうけれど
....
記憶の中
焼き付けて
この言葉、
口に出したら
消えてしまうから、
紙の上
記し ....
....
エロアニメの
吹き替えやってるところを
見学したいのですが
誰か紹介してくれませんか？
....
暑い中 全校生徒が机に向かって一冊の問題と一枚の解答用紙に悩まされる今日この頃
社会のテスト。 ....
陽はいつも温かくきみから射してくる
風はいつも穏やかにきみから吹いてくる
それは いつも答え ....
読みきれない程の本たちの 眠り眠ってる図書館で
そうね、壁は紫がいいわ 綺羅綺羅してるの、 ....
傷ついた心は元にすぐ戻る元気な心体は望む
薄暗い今日の始まり感じ取る遙か彼方のあの人に逢う
....
『 いや、もう聞いて欲しいんだけど。私、もう三十五になっちゃった。三十五。・・・もう、数字にしてくれ ....
空には、小さい雲がある。
この町には、ぼくがいる。
ぼくの友人の「友達リスト」にぼくはいる。
....
妻はかなし今朝荷をもちてクリスチャン学校へ赴けり
讃美歌は奏でる愛と希望の贈り物をもて
....
昨夜は
本当にありがとうございました
あのとき私は言葉に対して
恐怖しかなくて
期待 ....
あなたから、一度だけ怒られたことがあります。
小学校に入ってすぐのころ
そのときはすごい剣幕 ....
心臓と似た場所
心臓と似た場所を血が流れる
しらじらとしらじらとしらじらと
しらじらとしら ....
言葉によって一人歩く
孤独を嫌えば集団があって
集団には鉄の規律があるという
皆、 ....
真昼の陽を
全身に浴び
蒸発しそうな
夏でした
夜中の闇を
吸い込み続けて
....
世を忍ぶ仮の姿や冷汁
亡き母の生まれ変わりかアカイエカ
ケータイの履歴を削除サングラス
愛しかないと言うしかない
11：11も22：22も時計と目が合った
料理上手なエア彼女がいます
嘗て
王国があったとか
そんな話を
あなたの中耳に
棲みついている
遠浅の潮音が
夜毎
....
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