真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜 ....

彼は幻なので
だれに気付かれることもなく
子ども料金で改札をくぐれる

彼は幻なので
 ....
髪の長い 古き艶を残した黒髪のお前
その素肌を包み しなやかな 黒髪もくびれる 
男には 備えら ....
わたしの一番
甘酸っぱいところだったら
ハートなんて
答えちゃったりなんか
しちゃたりして
 ....
もしオマエが日に何度も愚痴る仕事に就いているなら直ぐに辞めてしまえ

それは仕事ではない

 ....
甘いノイズ


わたしのこわい欲望
あぶりだされる
自己不確定性
あやふやで像を結ばない ....



いつのころからか
ある
風光
わたくしも 人間であった
そう
そうであった
 ....
あの東北の地震の時
僕はテレビを見ていた
みるみる海岸線が無くなって
黒い塊が街を飲み込んで行 ....
部屋

重い空気圧に押し潰されそうな脳味噌の、裏側に映ずるものは裏返された部屋の壁、その壁は打ち ....
妊娠が発覚してから
私は毎日キャベツばかり食べている
サクサクサク、とリズムよくキャベツを切って ....

鳴き始めたセミたちが
鳴きながら静かに狂っていくので
今日も一面のボタンの掛け違え
木々の ....
私はひどく内面的な生活を送っている
内側にあるものは外側にあり
外側にあるものは内側にある
世 ....
足首ひねり激痛ひろがる青空
君のいえまで後すこし
文学すてて
お祝いしましょう
今日は君のた ....
光の死体に囲繞されている中心部が電車のなかでは反転する。濃い色の髪の毛が重いと呼ばれるのは必ずしも .... つばめの仲間は待っている
雛たちが飛べるようになるのを
せかすわけでもなく待っている
その羽が ....
吊り橋の真ん中で二人は懐中電灯を消した
月も山の木立に光を隠した

手を延ばせばそこには異性が ....
歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ
 ....
 ここに記述されているのは、
羊に関する私見であり、特定の羊を
誹謗・中傷するために書かれたもの ....
・とおざかる足おと夏の水際でちいさな眠りをゆりおこすひと



・水の背に日焼けの痕を押しあ ....
ぼんやりと君の横顔見ていたい苦みが強いコーヒーを飲む

地球儀を何度も回し遊ぶ子供国の名前をすぐ ....
この遮りの雲海の
流し 渡る 天翔る河

「寂しくはないかい」
「凍えてやいないかい」

 ....


    風の入らぬ蒸し風呂部屋で
    汗を拭きつつもろこし齧る
    年に一度の逢 ....
北風に吹かれ結婚相談所 幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ 光が届かない場所で賑やかな音楽 寺の蚊のあげる経が良い 人生は線分上にあるって誰かが言ってた
僕は線分の上で踊るバレリーナ ちょっとすね毛が醜いが歌だって ....
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2013年7月8日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夜中の放浪ヒヤシンス自由詩13*13-7-8 23:58
幻獣青井自由詩313-7-8 22:42
惚れている朝焼彩茜色自由詩613-7-8 22:02
わたしの一番酸っぱいところ花形新次自由詩113-7-8 21:26
箴言蒲生万寿自由詩1*13-7-8 21:14
甘いノイズはなもとあお自由詩213-7-8 19:04
鬼灯     ( ほおずき )こしごえ自由詩2*13-7-8 18:31
悲しくてあさましい心和田カマリ自由詩1*13-7-8 18:04
空気圧3頁目……とある蛙自由詩5*13-7-8 17:18
キャベツ一縷自由詩413-7-8 16:17
葉leaf自由詩113-7-8 16:05
人間的、あまりに人間的渡辺亘自由詩113-7-8 15:58
99年前左屋百色自由詩8*13-7-8 15:49
もつれこむ自由詩113-7-8 12:03
つばめになる時朧月自由詩213-7-8 10:46
淀むイナエ自由詩7*13-7-8 9:45
真実の片言HAL自由詩6+*13-7-8 9:40
透明なふち月乃助自由詩7*13-7-8 9:25
a Distant Shore佐東短歌2*13-7-8 9:21
地球儀夏川ゆう短歌113-7-8 9:00
箱庭にて 天翔る河より黒ヱ自由詩213-7-8 2:36
笹の葉うだる石田とわ自由詩17*13-7-8 2:31
北風に吹かれ結婚相談所北大路京介俳句4*13-7-8 1:03
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ短歌5*13-7-8 1:03
ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る俳句513-7-8 1:03
くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ自由詩113-7-8 0:59
光が届かない場所で賑やかな音楽自由詩413-7-8 0:59
寺の蚊のあげる経が良い自由詩213-7-8 0:59
人生を線に例えると梅昆布茶自由詩1613-7-8 0:20

加筆訂正:
透明なふち/月乃助[12:18]
少し
29rows, 1.06sec.