簡単に空を飛びたいなんて歌う
アーティスト達に嫌気が差していた
風になびいて倒れそうな広告旗
....
その兵隊は綺麗な目をしている
義眼さながら澄んだ一対
まばたきも忘れたかのように
永続の晴天を ....
私は
懐かしむことさえ失って
平坦な老いの道を
砂利を蹴ってどこまでも下る
風が
少年の肩 ....
夜に私をからっぽにして
ひとつの音をひびかせるように
がらんと広い空洞にしたい
なにをいれ ....
130325
日常
常日頃
心掛けなくてはなりません
24時間 ....
手を離したら ただ離れていくだけだと
分かっているのに
風船のように
離したくないのに 離すこ ....
友達は今でも
あの言葉を覚えている
それを 信じて
過ぎた日を流れる
街で 何を信じれば ....
●或る会話(G・F投稿:3/25/F・Y投稿:3/26:22:46)
『きみは銃を撃ったことは?』 ....
今日は空の色が濃いです。なんとも、清々しいです。
山も青々茂ってきました。山桜も咲いています。
....
さらさら髪が囁きを吹かす
片方のブレーキの壊れた自転車を修理道をそれて行く
安物のマスクをさ ....
ヒーローも忙しいので
ピンチの人みんなを
救うわけにはいかない
必然的に身近な人から
という ....
誰でしたっけ
とほい空でぴすとるが鳴る、と
書いたのは
ね、聞こえたでしょ
タ ....
からだの疲れにコントロールされるな
息が浅い
ため息すらでない
胸が痛い
こころとかじゃなく ....
朽ち果てた約束たちが
影の中に横たわっているけれど
これまでの全ての喪失たちが
僕の背中を見つ ....
{引用=
流され
流れつく
波の略奪品がたどりつく海辺
Astoria
....
くらくなったら帰りたい
ひこうきでおねがいしたい
星々がさらさらと消されていった日の入りから
....
春の蝿組体操のピラミッド
終わったレースの予想聴いている
干支尋ねられて猫と答えている
教師が尾崎熱唱する学園祭
泣かないための方法は
見つからなかった
それでもいいかな
会いに行ってもいいですか
....
ホーホケキョ
が聴こえると
風は丸みをおびて
吹き過ぎる
フワリフワ
と浮 ....
ゆらゆら、何色の海を漂う
ゆらゆら、藍色を漂う
大きな鮫たちに囲まれている
彼らは ....
あらゆる存在から独立した
わたしのたましいが
社会とよばれる
もやもやしたかたまりを抜ける ....
その日のことは忘れない
一瞬の沈黙の痕
スローモーションのような動きで
逃げ惑う人々
サバイ ....
公園や道路の
悪戯っ子向けに描かれた看板
金網を越えたり
飛び出したりしている少年 ....
都会の空だって
空というからには
晴れの日もあれば
曇りの日もあって
それは、それで
当た ....
白いペンキで家具を塗ろう
もとに戻れと家具を塗ろう
ちょっぴり淋しかったから
白い ....
踊る時君の目を見て踊りたい魅力を全て目に焼き付ける
山間の道を長距離バスが行く人は疎らで廃止が ....
何気ない言葉が、私の胸の奥深くを抉る。
....
130325
風呂あがりに見た夢に
三日麻疹の味がする
戦時グ ....
青いなかを ひたすら歩くのは
本当に疲れるな
自分の中に出来た高い嘘をみあげるのは
なにを ....
青いなかを ひたすら歩くのは
本当に疲れるな
自分の中に出来た高い嘘をみあげるのは
なにを ....
会う度に
この想いを吐き出せたらと
考えている
会う度に
幼子を抱いた君を困らせてはなら ....
無口なソファのうえで
すみれの刺繍が眠っている
追憶の傍を 離れぬように
発話されない希望 ....
虹色の鱗を降らせるように
両手いっぱいの朝が帰還した
残雪の厚化粧を落とし忘れた山の稜線
ゆた ....
20分後の街を歩く
誰と
そして歩く
一人で
何故に
そして
数える
何を
....
財布に入れておいた大吉が
雨でしわしわ
そろそろ結びにいかなきゃな
あれからいいこと起った ....
筏を組み上げて
稲穂の海へと浮かべる
あなたの両眼にはいつも
息をのむ ....
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