風の無い穏やかな夜

仕舞い忘れた鯉のぼりが
だらしなく天を仰いでいる

それでいて
雲 ....
夜中、近くで唐突に
金槌の連打が始まった
どこかで屋根を叩く
天気予報では
明日は雨と言って ....
屁のにおいで
きみの体調
わかるのさ
18年も
一緒にいれば




大便の
後 ....
あなたの骨というものは、果たしてあなたそのものなのでしょうか。
それとも、それはただあなたを指し示 ....


痛みを感じた左腕が

必死に
「生きたい、生きたい」と
赤い滴を流した

僕はそ ....
緑は雲か大空か

緑に光る山を見つめていると

そんな言葉がぼくに浮かんだ

緑は雲か大空か


雲 ....
雨はやわらかい線をともなって
ねむりを誘い
さそり座のアンタレスが輝くころには
夏らしい秋がお ....
ただよう空気のようにここにいる
今の自分はただそれだけだった

決まり事に疑い持たず信じてきた ....
スーパームーン

桑田佳祐も見つめている

あと四日もすれば

クレヨンしんちゃんになる ....
五月というのに
 
 北極の気圧がすねているのか
それとも 威張っているのか
    虚空に ....
人生は旅だという

人生は忍耐だという

人生を楽しむという

人生を苦しみという

 ....
月や星が必死に輝いているのを初めて知った

駅から出ると月が雲を照らし星が輝いていた

タク ....
夕だちが風をおこす
わたしの中にはわたしを包むたくさんの気泡があって
ひしめき合い、じぶんのかた ....
テラスに出て月を見つめる

街明かりは月とは関係なく輝いている

夜を跳ね返そうとしているのだろう
 ....
ホテルに四日間泊まり込み、自社の財務のシミュレーションを行った。

財務のシミュレーションとは、複式 ....
行きずりの
美女に
薄らと
青い影
午前7時の
ラブホ一室





茄子
 ....
 
 
たくさんの羊たちを乗せて
母が猛スピードで
寝台列車を運転している

眠れない父 ....
どうしたら
あなたのこと
忘れられるのでしょうか

手の届かない人
その目 その声
ぬく ....
こんなに長く生きるつもりはなかった
こんなに長く荒廃した街を彷徨うつもりはなかった
ただ、高みに ....
人間も焼けば油が出るわねと腹まわりさする君のしこ名は

妻曰く健診は品質管理の第一歩

ラブ ....
わたしが子供だったころ
誰かと一緒に居たいと願ったのは
寂しさからだった。
今わたしは寂しくは ....
自分自身が 何かを 不満に 思った瞬間は 
不満を感じた 相手に対して 

もっと 他人の気持 ....

もうどんな言葉もいらない
一滴の涙が聞きたい
言葉はいらない 詩は不必要
・・・今、俺はお ....
ベランダの
干した布団に
陽があたり
昨夜のシミを
乾かしていく
新しい下敷きと筆箱
小学校に上がる頃
新緑が眩しくて
世界のすべてに希望が満ちている気がしてい ....
涙、君が居た夢の中。
目が覚めると、昨日と同じ夜中の2時。
思い出に縋って泣いていたんだ。
眠 ....
鳥の囀りが
風に乗り
詩になっていく

花の分身が
風に乗り
詩になっていく

雨の ....
長い降り 明けて晴れ晴れ 澄み渡る 庭の緑の 縁のひと粒

便利だな 倒れる事を 前提に 膝と足 ....




無作為過ぎる
光線の向こう
落ちた椿と
濡れた路面


道路わき ....





羽がちぎれ
午後が見える
桃と乳の
濁りの音


近くにさわれぬ指の ....
僕は疲れた 海への道を進む

枯れ枝の軌跡を追う
その感動的なフレーズが生まれたのは偶然

はるかと名 ....
なんでもなかった今日この日よ
こはく色の あめ玉になれ

3000年後に
ふりそそげ
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2012年5月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
立夏ちゃむ自由詩612-5-5 23:57
連打salco自由詩7*12-5-5 23:35
変態短歌39花形新次短歌112-5-5 23:10
骨のあなた73自由詩812-5-5 22:46
生きるジュリエット自由詩412-5-5 22:25
緑は雲か大空か吉岡ペペロ携帯写真+...312-5-5 22:17
中川達矢自由詩8*12-5-5 22:16
丸くおさめて加藤自由詩612-5-5 22:11
桑田佳祐も見つめている吉岡ペペロ自由詩012-5-5 21:58
風のサイレン③信天翁自由詩212-5-5 21:44
ちょうどいま吉岡ペペロ自由詩612-5-5 21:44
成長自由詩512-5-5 21:38
プリズム浸透膜細胞T.L自由詩412-5-5 20:49
スーパームーン吉岡ペペロ携帯写真+...212-5-5 20:42
人間精神の最も立派な発明携帯写真+...4*12-5-5 20:25
変態短歌38花形新次短歌012-5-5 19:05
羊列車たもつ自由詩712-5-5 18:34
恋い焦がれて火から下ろす前にいぬぐす自由詩2*12-5-5 18:21
蒼穹無限上昇のカ...自由詩712-5-5 16:41
美しき日々梅昆布茶自由詩812-5-5 13:52
小さな手長押 新自由詩1*12-5-5 13:46
人生に住む藤鈴呼自由詩1*12-5-5 12:25
一滴の涙yamada...自由詩012-5-5 11:23
変態短歌37花形新次短歌012-5-5 10:47
文房具の時代れもん自由詩412-5-5 10:40
カーテン越しに見える太陽の光がいつもより明るく見えた朝雅寛自由詩012-5-5 8:55
風待ち峠そらの珊瑚自由詩7*12-5-5 7:59
短歌式ドクダミ五十...自由詩112-5-5 7:09
閉まるドアと開くドアホロウ・シカ...自由詩6*12-5-5 3:18
ひかり へだたり木立 悟自由詩312-5-5 2:15
_番田 自由詩012-5-5 1:49
海への道ふるる自由詩9*12-5-5 1:34
あめ玉euyih自由詩112-5-5 0:14
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