海よりも深い青さで恋をして
夕日よりも赤い情熱で愛した
波間を漂う流木に この身を重ねるのは
....
あの娘が出て行って一人取り残された僕
スポンジケーキの星が天井にぶらさがっている
悲しみのレール ....
いま死ななければいつまでも死ねないきがする。
猫だって花だってかってに死んでくのに
わたしだ ....
あなたがしんとしてるとき
あなたのことばかり考える
考えすぎるといっぱいになるから
....
私たちが日々仕事のなかで成長してゆくには、日々の成長体験、言い換えると、日々の成功体験が必要だ。
日 ....
ばりばり書いたばりばり
「ざんねんながらその話
すでに書かれたものなのです」
....
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【 雪花 】
あ
雪が
頬触れ
ひら ....
旅ってなんだろう
帰るところあっての旅なんだろうけど
住んだこと無いはずなのに
慣れ親 ....
世界のお外を開ける
マザーグース
お空の星になる
髪飾りに触れた
その手が、
ひきぎわの吐 ....
水槽をおよぐ絵本に
住宅街のパンフレット
駐輪場は閉鎖された
ネクタイがまぶしい
....
ぼくはほら、
羽根がないから飛べなくて
年中 空を見上げてる
ぼ ....
十月の豊かな光が
いつもの駅前
喫煙所のボックス灰皿のあたりに
私が待 ....
手のひらや帽子に降りそそぐ
願われることのない星の色
杯ひとつに痛む片腕
夜を ....
友達と二人
自分を忘れさせられたのかもしれない
私は そこで
現実を忘れていたんだろう
....
人の心は孤独に満ち溢れている
人は人に縛られ
人は人を支配する
孤独を恐れ
人に ....
新しくポストを建てました
これで十二本目です
今のところはお手紙はいただいておりません
....
血を吐きたる祖父の楽器冷ゆる夏
方形の月訪れたる窓辺かな
つながり続けるアールイーから
mon 16:52
「きょうはサイダーとサングリア ....
執念の先に切っ先を置いて
切って切って
思いを切り刻んで般若の形が出来上がった
五臓六腑から噴 ....
しばらく会えませんが元気ですか
秋が深まりますね
ストーカーは退治しましたか
....
ただ 言葉がないだけで
心の中にはいくつもの思いを抱えながら
砂浜には行けないから
一人 街 ....
魚影のない河川
子どもの工場見学
秋空にぎんぶち眼鏡のつがい
おとなの暗い話題
....
あとなんど苦しんだら
(苦しんでいるうちに
(洞窟があらわれたら
この洞窟出られる ....
また定期失くしてしまひドヤされる月光の下ウィスキー苦し
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