あれから、どのぐらい時が経ったのでしょうか。

今でもあなたのことを思い出すと、胸がどきどきしま ....
深夜二時の静かな夜
てらてらと月が笑っている

朝焼けとともに草木は目覚め
さわさわとお喋り ....

僕のキボウたちが
帰還した
脆弱で
ふわふわと
吹けば飛ぶような

キボウたちは
 ....



やさしい人はどこですか、と
尋ねることばが多すぎるので
空はすっかり無言です

 ....


いすのないブランコが
かぜにゆれている

きっとあれは
おばけのブランコなのだ
 ....
鏡を見つめるわたしの目の中に、
鏡を見つめるわたしの目が映る。
(ひとみの中で、鏡像が無限に連鎖 ....
くろく、くろく、くらい空。
雨の音がきこえる。
天井のうえ、
雨の音がきこえる。
空と屋根と ....
探し物をしている
今朝の気がかり
思い出せない名前

探し物をしている
ゆっくりそれでいて ....


れいぞうこをあけると
いつかのなつの
せみのこえがきこえる

わたしは
トマト ....


今日もいつも通り
という自覚もなく

今日もいつも通り
という毎日が過ぎ

今日 ....

私が私を見ている
不格好な背中が憎い
お前、なぜそこに居るの

私が私を見ている
丸ま ....

鬼には非ず
母の背に
握りこぶしを
つくりて仕舞う


 
 
台所に行くと小さな深海がある
水圧で食器洗浄機が潰れている
よくあることだね
きみ ....
一足早い中国の秋

人恋しい季節

たどりついた河北の地で

気の早い寂寥が

僕を ....
分厚いクチビル突き出して
隣のOLの耳元で
「サトウさん、ちょっと今晩付き合って」
「部長との ....
ある夜
激しい異臭がして
ベッドから飛び起き
電灯を点けて見ると
テーブルの上で
俺のドッ ....
空にポッカリ満月が

月が
月が
月が

幽玄な月が

稜線の上に
屋根の上に
 ....
路地裏の縁台に腰掛け
はだけた胸元に
団扇で風を送り

茶請けに水羊羹
冷茶を一服口に含み ....
安堵の表情を見せる半角英数字。
あやふやな下線の下心。

断末で響き渡る
Enterの音に合 ....




わがままな迷子のためのひつじ雲
お日さま連れてあしたもおいで



迷いの ....
月面に跳んで行きたい僕だけど決して現實逃避ぢやないんだよ


窓際に佇んでゐる猫がゐる月を見て ....
茜の空と群青の海

私は その{ルビ間=はざま}に行きたくなりました

赤紫の{ルビ間=はざ ....

毎晩のように潜水をする どこまでもわたしのことを忘れずにいて


風が強く吹いていたから心 ....

傘をさせ傘をさせ傘をさせ傘をさせ傘をさせ
このやろう

雨だ雨だ雨だ雨だ雨だ雨だ雨だ
雨 ....
何も応えない貴方は
私にとって死んだも同然。
武器の形をした島

地球上で最も凶暴な住民、ただしあくまで、潜在的に

ありふれてはいるが、 ....

液体で生まれる
混ざりながら/ゆっくりと凝固する
凝固したら溶ける
液体になる
蒸発する ....
中秋や林檎齧る音響きをり 今日
万の人が
死にました


今日
千の人が
死にました


今日
百の人が ....
こねこね
こねこね
小さな手に余る
大きな生地


こねこね
こねこね
非力な手に余 ....


  ああ
  うん、
  ちょっと待ってくれ
  考えているんだ



  え ....
シーラカンス

何処にも居場所が 無いっていうことは
何処へだって 行ってしまえるってことなん ....

咲き忘れたという曖昧が実を結ぼうとしている

ここに月夜の一滴の滴を置いた悪戯が
昨日のよ ....
縄が切れた首吊り月のころんころん転がってゆく先の湖

黒猫を振り回している友達と目を合わせないよ ....

人間蜘蛛 空洞回帰 地球卵

永劫孤独 極上下 ラビリントスの孤児毛布

円形劇場 エデ ....
言葉は槍だ
たった一言で…
人の心を…
傷つけてしまう。

言葉は花だ
たった一言で…
 ....

ロックとは何なのかを考えてみよう。ロックの形式は一つであり、それはビートルズの登場によって完成さ ....

月夜に
クロール

前進は
藍を割って


どこにも
届かない
それでいて
 ....
目を瞑り月の女の名を呼ばう 指に安らう蛾のやわらかさ

梟の灯りを頼りに船は進む 翼は煙 心は砂 ....
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2011年9月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初恋藤村 遼太自由詩011-9-13 23:55
それぞれの朝うずら豆自由詩111-9-13 23:32
あしあとシホ.N自由詩511-9-13 23:15
やさしい人はどこですか千波 一也自由詩4*11-9-13 23:06
おばけブランコ小川 葉自由詩111-9-13 23:00
無限回廊橘あまね自由詩6*11-9-13 22:54
時をきざむもの自由詩3*11-9-13 22:47
見つけたいもの朧月自由詩211-9-13 22:24
かたち小川 葉自由詩311-9-13 22:19
惑いの記憶COCO自由詩911-9-13 21:00
私の背中青井とり自由詩311-9-13 20:55
長押 新自由詩1*11-9-13 20:52
浮上する、朝にたもつ自由詩611-9-13 19:49
中国の秋ジム・プリマ...自由詩2*11-9-13 19:38
火曜日版のアナゴさん花形新次自由詩1*11-9-13 19:21
リアルマッコイ和田カマリ自由詩6*11-9-13 18:25
満月の夜にwako自由詩211-9-13 17:23
夏の夕暮れ……とある蛙自由詩10*11-9-13 17:13
休めない息を慰めてyuugao自由詩011-9-13 17:11
◆雲のまにまに千波 一也短歌5*11-9-13 17:05
冬野 凪短歌1*11-9-13 15:51
はざまsubaru...自由詩22*11-9-13 14:19
little by little苅田由枝短歌111-9-13 13:56
あんぶれらぶらっくす ...自由詩211-9-13 13:46
返事がない。ただのしかばねのようだ。れもん自由詩211-9-13 12:33
メロンアイランド乾 加津也自由詩8*11-9-13 11:45
あいということつみき自由詩611-9-13 10:23
9月12日夜冬野 凪俳句011-9-13 10:00
命の距離三之森寛容自由詩111-9-13 9:54
小さな手の大きな想い自由詩111-9-13 9:34
相槌草野春心自由詩211-9-13 7:07
シーラカンスitukam...自由詩511-9-13 6:32
月下美人花キリン自由詩311-9-13 6:22
月世界にて春日線香短歌2+11-9-13 3:34
世界変容連続体高濱自由詩111-9-13 2:55
たった一言清風三日月自由詩111-9-13 2:38
日本人に、ロックはできるかVol3番田 散文(批評...011-9-13 1:19
クロールはるな自由詩511-9-13 1:16
月と不死春日線香短歌211-9-13 0:27

加筆訂正:
はざま/subaru★[16:36]
最後の行を削除しました。
39rows, 1.03sec.