仮新 [21:35:38]
さて、
仮新 [21:39:27]
普通の親子丼と見 ....
純で
真っ直ぐな
君を想う
だんだん
うちとけてきたね
お酒が好きなのも
一緒だ ....
つゆは丸く形をつくって
朝陽を微かに帯びる
土が膨らみ そこから
産毛の生えた芽が覚める
畝 ....
自然の水はあふれんばかりに、今日も
泉に湧き、滝から落ち、川を流れ
{ルビ人間=ひと} ....
ああ、ひとは、失って素直になってゆく、
こころの地獄を六つもぬけて
ぼくらは気持ちを解放 ....
今日の入浴介助は
全身をばねにしてバリバリ働くAさんと
一人すろーに働く僕のペアで
一人 ....
指の境目に現れる透明な詩話
越えたように波打ち続けている
記憶を邪魔者にしようとして
うっ ....
頭をわれば
中にはまだ
あの頃のものが
ある気がする
うわべ、ひょうめん
はり ....
私はこの惨状を予言していたが
それから逃れられないという予言も得た
だから公言しなかった
....
知らない街に居た
いやよく知ってる街だった
移ったばかりの部屋の
窓際に
くる日もく ....
甘い食べ物は冷やすと美味しい
塩辛い食べ物は暖めると美味しい
甘い出来事は冷たくされると愛し ....
ぼくの精神は中二の秋
あのときのままだ
おどおど感も違和感も
ぼくはあのときのままなのだ
....
ヒロシマ
といって
アメリカをにくんだ
フクシマ
といって
ニッポンをにく ....
人間だから
人間を愛する
人間だから
人間を殺す
人間だから
人間に優しくする
人間だか ....
効きすぎたクーラーを言い訳に
寄り添って体温を奪いにいった
右腕のあつさに少しだけたじろぐ
武 ....
ダボハゼの様な顔をして
獲物を狙っている。
ムツゴロウん〜んまさかね
そんなことないよ。
....
眼鏡を外して電車を降りた
閉園のアナウンスが流れる頃に
金属製のゲートをくぐった
....
そろそろ雨があがるはずなので
雨戸をあけました
そろそろ風が治まるはずなので
窓をあけました
....
ズーズクズーズ
ズーズクズーズ
ズーズクズーズと鳴く夜に
光る原っぱ飛ばずにおいで
....
ヒグラシが鳴き始めた
雨は降ったり、降らなかったり
時々、知らなかったり
フ ....
血の通った肉体で走る 幼い頃の私にならない為に 危機から走る。
仕方がないことに疲れてしまうなら
いっそ悪意になってしまおうではないか
それがいちばんい ....
メゾピアノから入る旋律を
僕はとても気に入っていたんだけど
どうしてもイメージ通りに弾けなくて
....
目には目を歯には歯を
そんな世界はもうたくさんだ
争いの火を起こさぬように
俺は日常をファ ....
「僕のレゾンデートルはオナニーです」
一見正しそうだけど、「僕がこの世の中に存在しているのはオナ ....
テントウムシを 二匹並べると 星の模様に わずかな違いがある どうしてなのか 動き出さないように あ ....
同じ屋根の下で
暮らし始めてから
彼に作った
カレーライス
君が美味しいと
言ってくれてた
相変わ ....
毎日せんそうやってたんだよな、と
黙祷のかたわらでぽつりと確かめる
ルービックキューブにたとえる ....
青空に 一抹の雲が 光断ち わずかな未来を 奪って笑う
流れゆく 心の川を せきとめて 悲しみ ....
ものもらいができた
左眼のまぶたの裏側に
うつる病とは聞くものの
誰がよこしたものかも判り ....
恋人よ
ぼくはすぐ立つ
スケスケのパンティ見れば
ダークな街の
アダルトショップで
君へ ....
拝啓、君へ
お久しぶりです
元気にしてますか?
今も全開で
笑っていますか?
最近 ....
あらゆる事象は、考えるきっかけなのだ。
あらゆる事象は、自身を嘆いたり、周りのせいにするために ....
つまびくように
ひとつひとつ言葉を追うの
奏でられたら
いいなあなたへの
文字を音符にかえて ....
いいわけが思い付かなくなった
こじつければ無限にあった
あの頃は確かに
言葉は弱い私たちの
....
【ちょいペタ用語NO2】レゾンデートル[(フランス) raison d\'etre] ある物が存在す ....
あの灯りのなかに
いつかの僕たちがいる
迎えるでもなく
さよならでもなく
あの灯 ....
夕方になると
家の中の丸いテーブルに
収穫した夕日がたくさん並べられた
トントンとまな板で ....
嘘をついてはいけません
命の尊さを知りましょう
他人を悲しませてはいけません
人権を守りましょ ....
あの空にはたくさんの墓標が立っている
その墓標の苔から僕はひっそりと落ちて来たのだ
今僕の帰りを ....
庭にドライアイスを吐き捨てた
僕の肺の底に溜まっていた汚物
吐き出せなかった二酸化炭素が肺に堆積 ....
{引用=
***
}
ムラサキツバメに失踪する
その前夜にふきあれた豪雨のことを
なが ....
鶯谷で終われば世界も希望に満ちていた。
最終回の続きは水平線へ向かう小舟の日々。
朝 ....
僕は君の目で見ることは出来なくて僕の目でしか見ることが出来ないから君が君の目でしか見ることが出来ない ....
せかいをあげるよ
そこできみはひとりぼっちになる
おもう存分たのしんでおいで
日本語によってロックを演奏することは不可能であると長い間言われ続けてきたように、日本人による芸術 ....
雨が降っている。わたしは埋葬する。恋のような、後悔のようなものをを埋葬する。小さなものを。浴槽に ....
どちらかと言えば
雨を思い出す
そういえば
どこだったっけな
あれは
ほら
おいしいカレ ....
信心の目的は
幸福になることではない
不幸に立ち向かい
不幸を断ち切るために
信心はあるのだ ....
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