やがて腑分けされてゆく
  光と
  それ以外と



  座っているのか
  ....
手ができて間もない頃
ゆびを動かすのが苦手だった
骨がぷにぷにのお肉に邪魔されて
うまく曲がら ....
お釣りのでない街で
ひとは一円玉のありがたみを知っている

過剰に与えすぎることもなく
不足 ....





昏さから水に伝わる震えかな



知らぬまま川に柳に死ぬがいい


 ....
四次元世界に開いた 暗い穴の底で
壊れかけた 電球が
弱々しく シグナルを放っている

 都 ....
雪が降るとき
音はするのだろうか
恋心が生まれるとき
人は耳を澄ますのだろうか
ついに実らな ....
都会の森林公園には
鳩たちが、いっぱい。

ごめんね…。

森や山を

たくさん
壊 ....
女神さま、女神さま、
梅やら桜、れんぎょう、ゆきやなぎ
春のうちのまだ早いあたりと
もうそれほ ....

24日が給料日なのだけれど、
もし、まったく残業がなければ、
やっと生活できるくらいの、
 ....


やみのなか
ふこうではなかった

ひかりこそが
わたしたちをくるしめた

あ ....
採石場に行った
一面が雪に覆われて、水星みたいだった

使われなくなったプレハブの鍵を
壊そ ....
眠ることでなんとか赦されているように思えて、夜はそ
のために親しい。けれども、眠れない夜はいつもや ....
伝えたい言葉があるんだ
愛しい君だけに
「誰よりも 愛していました」
そして 「これからも」
 ....
明け方、10人目の被害者が見付かった。
大雪で逃げ場のないホテルで、人々は各々の恐怖と
寒さに震 ....
 バンクバンドの謡曲に『to U』というものがある。筑紫哲也氏が務めていた「ニュース23」のエンディ .... 今日は
カラオケに行ってきました

たまに
土曜日か
日曜日に
どちらかに
行っていま ....


つち
などではない

いのちなのだ
ひとすくいの

つちを
すくうために
 ....
鈍色の空 見上げ
翔びたいって 想ってた
この空の向こうに 君が
居る気がして ただ ただ
 ....
私は見つめた
考えているとき 私は
私の体を世界全体として強く見た
きっと それは 見えない  ....
ころんとひとつ

生まれたときも

生きてるときも

ころんとひとつ

ほっといてく ....
見てくれ 秒針と分針が絡み合い
朽ち果てた
世界の果ての大きな滝に立て掛けられた 大時計
ぼく ....
「ぶっとび市」というのがあって
白地に赤の幟旗が何本も
雪の壁に並んでいる
二〇一一年二月十一 ....
「当たり前」の皮を剥くと
「ありがたい」の餡が出てきた
わたしはその餡だけ食べた


ある ....

ウマウアカの谷に
春が来たよ お嬢さん
ウマウアカの谷が
歌っているよ お嬢さん

聞 ....
優しくなんかはないけれど
こんな雪の朝は寒かろう
あなたの心も寒かろう
そう想うからこの心も
 ....
けさ
鶯の声をきいた
まだ うまく鳴けない
チョッピリ ハル
と聞こえた


口笛で春 ....
評価されるのが怖いです
褒められるのも、貶められるのも

若い内から楽なことばかり
苦労をし ....
 
 
美化された日々さ
我なりに主なりに生きた
でも
ばっかだあ
熟れ死にの若さ
  ....
皆 求めていた
この時間

たおやかな時間
ほっとする空間

言の葉を発すること ....
季節外れの白い落下傘
寂しがり屋が落ちてきた
懐に六花が染み込む

透き通った空なのに
心 ....

  日が沈むと駅は
  生きるものの
  蒸れた匂いで一杯になる



  人々はそ ....
久しぶりの君は髪が白かった
最初は帽子かカチューシャかと
一般的な白髪とは違う
老化ではない白 ....
きょうきみのまわりにいる人々は

みんなぼくがたくみな変装をしてるんだよ

だから素直にさっと謝った ....







浜辺に残った砂山のように
簡単に作られ忘れ去られる。
崩されもせずに ....
黒い心臓の中心における永遠の別れは何物も意味しない
お前の涙を虹が貫くときつまりそれはあの鳥たちが ....


 こわれてゆく街のなかで
 こわれてゆく耳になって
 ぼくは
 通りすぎてゆく乾いた硬 ....
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2011年3月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
駅 3草野春心自由詩211-3-26 23:09
ちょうむすびとおりがみ木屋 亞万自由詩3*11-3-26 23:02
小さなものマフラーマン自由詩1*11-3-26 22:58
ノート(異光)木立 悟川柳111-3-26 22:31
仮想マシン結城 希自由詩011-3-26 22:18
願い吉岡孝次自由詩111-3-26 22:15
カズヤ自由詩111-3-26 21:48
3月の即興3橘あまね自由詩411-3-26 21:33
104人目の女はだいろ自由詩2+11-3-26 21:22
闇は光小川 葉自由詩011-3-26 21:19
caloris basinmizuno...自由詩611-3-26 20:32
眠ることで岡部淳太郎自由詩4*11-3-26 20:09
Dear...望月ミサキ自由詩111-3-26 19:45
殺戮のスモウ取りオノ自由詩4+11-3-26 19:30
コトバの有効性プランタン散文(批評...111-3-26 19:30
今日はカラオケに行ってきましたそよ風さん散文(批評...2*11-3-26 18:48
一すくいの土小川 葉自由詩3*11-3-26 18:41
この世界のどこかで待つ君へ望月ミサキ自由詩111-3-26 18:32
ある日番田 自由詩311-3-26 17:45
ひとつ朧月自由詩111-3-26 15:40
クロックワーク ポエトリィ/ ****Until dying in’ 05小野 一縷自由詩5*11-3-26 14:39
ぶっとび市オイタル自由詩511-3-26 14:02
まんじゅう小原あき自由詩5*11-3-26 13:57
ソング ・ オブ ・ インディオnonya自由詩15*11-3-26 12:15
優しさのアンテナ朧月自由詩211-3-26 8:35
鶯の啼きかたyo-yo自由詩6*11-3-26 8:08
in my headmizuno...自由詩311-3-26 3:25
久々の日々さdi.di.自由詩211-3-26 2:43
たおやかな時間森の猫自由詩12*11-3-26 2:29
風花subaru...自由詩4*11-3-26 1:27
駅 2草野春心自由詩411-3-26 1:24
雪解木屋 亞万自由詩1*11-3-26 1:18
街路樹のしたで吉岡ペペロ携帯写真+...111-3-26 1:18
砂山のひと中山 マキ自由詩111-3-26 1:17
スケッチぎよ自由詩111-3-26 1:12
女性性に関する一考察石川敬大自由詩17*11-3-26 0:48
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