指先に留まった苦しみを
息でそっと包み
薄闇色の瞳に差し出す
雨の映らない水平線
雲が滲んで ....
ともだちみんなに責められて
泣きながら土下座をした夢から目覚める朝
からからと窓を開けると
こ ....






しんどくて
きついけれども
とびきりの
笑顔で笑え
男の子なら

 ....
瞼を閉じて見えるもの
それは漆黒の闇ではなくて
無限に飛び回る光の残像

この目で見た世界の ....

























 ....
おやすみの点呼は二回息を吐く
今日の思索を脱ぎ捨てながら

行儀よく今日の寝床をしつらえる ....
優しくなってしまいそうな時間
だれのことも恨みたくない
悲しくなってしまいそうな時間
ねえ も ....
なんの力もない場合にどうしたらよいかというと
さげすみをうけるとよい
かいわをしてもすぐにきりあ ....
砂浜から間抜けた様子で眺めていました

流されないように飲まれれば良いよ
と貴方は仰いましたね ....
あの夏にいたあのこは、

目眩の見せた幻。

輪郭のない蜃気楼。

茹だる午睡の短い夢。 ....
私ら人間の血を吸うております
気づかれぬよう
そっと
それほどお世話になっておりながら
何の ....
おまえの不在と

おまえのそばにおれの不在


見える世界に傷つけられて

見えない世 ....
いちょう並木のカフェに自転車で現れた
荷物をおく椅子えらんでいた

どこに座りたい?
ここに ....
成城石井で食材をどか買いして
カラオケにいって
てきとうにBGMをかけながら
鴨のローストやよ ....

例えば、道玄坂のラブホテルで、
待ち合わせの女の子と、90分コースで遊んだ場合、
ホテル代込 ....
バスに乗って
ドアに挟まれ
皆に助けてもらう。
もうどこにも行きたくない

毎日車に乗り
 ....




優美な残酷さと


いち秒を刻む粒子を注いで



それは過去でなく、


飽和された熱核を ....
明るく
希望抱いて
元気になる
笑いたくて
楽しく喜ぶ

シャドーボクシング
イメージ ....
歩いてきたね、もう10年。

いつも一緒の歩幅で歩いてきたね。

いっつも一緒。

君と ....

厚く垂れ込めた雲の上に
もうひとつ、血色に染まった鮮やかな雲が
たなびいているのを
私は知 ....
愛しか数えたくないのに
私の変換は
愛でなく 哀とでて
悲しくさせるのです

人差し指が枯 ....
午前八時と午後八時に
ミノペン錠100を嚥下する
わたしはやっぱり梅毒だから
あなた方はどうか ....
ろくろく労働もしないで
不愉快な暮らしに憤慨する
私の年金手帳はどうにも
B5判のようにも見え ....
素肌にニッケルを重ねて
二十四時間過ごしてみろよ
アレルギー反応を起こして
素肌がかぶれたやつ ....
もう見慣れたものさ
のんだくれの青空ベッドなんて

誰も起こしたりしないよ
シャツの下ボタン ....
どこからか草刈り機の音が聞こえる
生ごみをコンポストに入れる
夕方の風は涼しくて
空には五本
 ....
葛藤や荒波 絶望を
自力で乗り越えたことがない人の
その優しさは
ただのパウダーシュガーの
 ....
景色を忘れた心の
そんな電車に乗る
何かが心で
何かに流れる


この私は流れるだろう
 ....
ひとりで生きてゆけるように

おまえはつよくなろうとした

一喜一憂しないように

おまえはいつもひ ....
あれから
どの位
経ったのだろうか
楽しかった。

思い出が
全て
消えていく
いい ....
隣のビルが見つめている
夕焼けの頃
熱い視線で

緋色の丸い目玉
上から下に舐めるように
 ....

空の青と
花の赤を
重ね合わせた
君の可憐のマゼンダを
追いかけ過ぎて
森の緑を彷徨っ ....
画用紙を広げる様に


あなたは私をシーツに広げ



筆を走らせるように


 ....



 光に目を凝らすと
 色彩が失われ
 あらゆるカタチはこわれている
 ひとつの塊に ....
大袈裟な 君のこと
僕の行方など
分からないのだろう

考えることが 嫌いな 君
考えるこ ....
生まれてから何をする
分解者 生産者 消費者 誰になる
問いかけ回り道を這いずり回る
通りの紫 ....
夜の散歩に出掛けた際に
無数の小さな光たちは
私を少年時代へと連れていく

できるなら、ここ ....
闇夜で全てが閉ざされて
影が襲い掛かってくる
大空を見上げても希望なんて見えてやこない
過去が ....
祈りつづける

明日やいまに

声高らかに凛として

アカペラが

空を渡る雲や風

君来た道にこだ ....
 
 
一団の土地から分筆された遊休地に
エンジンのない建設機械が放置されたまま
数十年が経 ....


暗闇の中
漆黒に目を取られ
張り詰めた空気だけが
火照った柔肌を突き刺す


何 ....
べっとりと体内にこびり付いた物体
これを何と呼ぶべきか私は知らない
だがこの物体は私にとって間違 ....
満月はやはりいちにちかぎりのお話しみたいだ
ふつかが過ぎると
クレヨンしんちゃんみたいになってい ....
高校の卒業旅行の折、詠めるうた。

桜散る空は見遣らで
独り座す伽藍の内に落つる閑けさ
愛とは悲しみの離反する結晶
水の中で笑う
幾千の粒に包まれて笑う
フルートが草原に響く

 ....
何もない 海には 
吹いている 浮き袋が 透明な風が見えた
夢が
揺れているのかもしれない 遠 ....
 
 
真夜中
帰宅すると
家の前に車が停まっていた
父さんだ
と信じて
走っていくと ....
服を脱げば
汗をぬぐえば
そこには
熱い風でもない湿りでもない


夏が


夏と ....

暗闇のなか
横たわる身体
目を開くそして
閉じることの無意味さよ
何も無く
耳を通る音 ....
懐かしく
甘い


風が無く
声も無く
静寂に包まれた
街の奥で

ただ
確か ....
バイトボーイ バイトガール

ウィーハズカム
ノーボーイ ノートーイ
ノーバッキンガム ノー ....
僕が死んだら 笑う奴のところにいこう

ひとりひとり顔を見て

悲しさと虚しさで むせび泣き ....
少年が銃をぶっ放している
ブサイクは恋に夢中だった

少年が銃をぶっ放している
とある二人が ....
上を目指せばキリがなく

下を目指せば際限がない



このまま進めば

きっといつ ....
下らない話題についていけなくて席を立った
夜風に当たって不満を込めた煙草を吹かした

山の向こ ....
めずらしく
たったビール2本で
酔いが足をからませる

まっすぐ歩いているつもりが
どんど ....


私はたそがれたいのだった
熱い紅茶をくちびるを湿らすように飲むと

赤い楓の葉がぼんや ....
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2010年8月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
開いて及川三貴自由詩010-8-28 23:57
青の朝石黒あきこ自由詩410-8-28 23:54
泣いてても笑ってても夜は夜TAT短歌010-8-28 23:42
光跡うずら豆自由詩210-8-28 23:41
流れ星の行方TAT自由詩2*10-8-28 23:25
ねむれますように、のうた橘あまね短歌510-8-28 23:20
ながれるとき朧月自由詩110-8-28 22:46
メッツェンガーシュタイン、ベルリフィッツィングa自由詩110-8-28 22:33
たのしみいろのうみりこ自由詩5*10-8-28 22:22
あの夏小鳥自由詩210-8-28 21:51
蚊の憂い曲がり屋レオ...自由詩210-8-28 21:44
おまえの不在吉岡ペペロ自由詩5+10-8-28 20:12
いちょう並木のカフェ自由詩210-8-28 20:02
こころたち自由詩410-8-28 19:44
3万円でできること。はだいろ自由詩210-8-28 19:28
日常と楽しみペポパンプ自由詩2*10-8-28 19:27
花のいち秒オリーヴ携帯写真+...610-8-28 19:14
黄金郷ペポパンプ自由詩4*10-8-28 19:12
君へ桜 歩美自由詩2*10-8-28 18:57
17時27分錯春自由詩310-8-28 17:25
クリックの夢朧月自由詩410-8-28 17:24
サイクリンセガール、ご...自由詩210-8-28 16:35
鼠頸自由詩210-8-28 16:34
アンテベート自由詩310-8-28 16:33
追いかける声乾 加津也自由詩6*10-8-28 15:42
見失う北野つづみ自由詩810-8-28 14:43
あまい 毒雨音些末自由詩1+*10-8-28 13:48
月曜日の川原で、いつも番田 自由詩110-8-28 13:39
ありがとうありがとう吉岡ペペロ携帯写真+...1410-8-28 12:42
涙。。。ペポパンプ自由詩2*10-8-28 12:33
夕目うずら豆自由詩310-8-28 11:59
補色残像nonya自由詩16*10-8-28 11:36
絵画ala自由詩1*10-8-28 10:56
ピアノ協奏曲「月光」石川敬大自由詩2110-8-28 9:37
*洗いざらしの太い毛糸藤鈴呼自由詩3*10-8-28 9:36
ゆりかごしょうた自由詩110-8-28 9:28
bdBは死んだ中原 那由多自由詩1310-8-28 9:25
航海しょうた自由詩110-8-28 9:09
君の来た道吉岡ペペロ携帯写真+...510-8-28 8:53
粘土たもつ自由詩410-8-28 8:19
払暁寒雪自由詩010-8-28 6:52
小川麻由美自由詩4*10-8-28 4:44
満月もふつかを過ぎると吉岡ペペロ携帯写真+...210-8-28 4:31
桜散る空にれもん短歌2*10-8-28 3:16
ride ride ride瀬崎 虎彦自由詩210-8-28 2:29
2010年の日記、夏番田 自由詩210-8-28 2:17
パッシング小川 葉自由詩610-8-28 1:31
あおぎみる、なつ唐草フウ自由詩8*10-8-28 0:56
闇の時間シホ.N自由詩210-8-28 0:55
used melody.Akari ...自由詩0*10-8-28 0:52
二十八時間働いてこれですか?kei99自由詩010-8-28 0:34
印象探求⑦短角牛自由詩110-8-28 0:30
childtam自由詩310-8-28 0:28
100年先を、ala自由詩3*10-8-28 0:10
スターライト1486 1...自由詩210-8-28 0:05
酔っ払い森の猫自由詩11*10-8-28 0:01
たそがれたいうめぜき自由詩2*10-8-28 0:00

加筆訂正:
朝露/ペポパンプ[20:52]
ニコを二胡に直しました。
57rows, 1.04sec.