畳の上
四角い日時計うごいてる今は朱色の長四角

藺草くさい
桃とぶどうと線香とまわり ....








新人が
下露吐いて又
倒れたぜ
マジふざけんな
日当寄越せ
 ....
通り雨の輝きの中に
君の命を見た

雨音は
昔流行った歌のように
単純なラブソング

 ....
夕暮れの街
寂しいだなんて
どこからくる記憶だろう

誰かの庭先
小池に落ちて
もがいて ....












俺は砂漠の三日月に太陽の熱を鎮めるトカゲ


 ....
{引用=



きみに咲く色を今日も決められず温い水に絵具を流した


六時から弾け ....
切なさに押し倒された心は
バクテリアに分解されて
影もなく
跡形もなく
消滅します

そ ....
 
 
いつの頃からか口の中に
ハリセンボンが住み着いている
怒らせると針が口中に刺さって痛 ....
ソーラーパワーを貯める小さな容器
一日中 陽射しの下に置くと
透明な中に太陽が集められて
暗が ....
ぐれてイグアナになった友人は
何か
忘れ物でもした顔をして
酒を飲んでいた
たまたま
その ....
あなたから這い出た僕は小さな僕を水面に見ている
ああ僕は碧いのだ
艶やかに湿る僕は赤い目をしている
 ....
伸びる鉄
縮む影
鏡の沈黙
構築される塊
振動の消滅
無表情の象
遠くの人々

薄ら ....
子を探す母親は
探して探して町じゅうを
探して探してあちこちを
空き地を路地を公園を
橋下を ....
豚という字は
いのししという意味であって
猪という字が
ぶたの意味であると
中国では
そう ....
ひとを見切るのが、
早すぎるのかもしれないけれど、
会社へ行っても、
あまりにも、信じられない ....
これからは 君の 世界に あわせる
例え 占いの 結果が 悪くったって

私は 更に 
   ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさん ....
――青空に白く輝く雲の塔
  降りしきる蝉の声
  激しい夕立
  長い夕映え
  潤むよう ....
「太陽だね!
向日葵も振り返る」
みたいな物語を思い付いたので、
この夏の主人公気取って、ふわ ....
数えきれない足音が
止まることなく行き過ぎる

結ばれないいくつもの視線は
風に舞う木の葉の ....

 どんなに後悔しても、喜びや悲しみは死なない
 それはたくさんの命の残り香に似ている 

 ....
雨に期待ばかりして
心を広げていたら
風がふいてきて
全部飛ばしてしまいました

濡れた土 ....

太った女の子が座る
通勤電車の車両接続部
近くのシルバーシート

彼女の平面図は四角柱。 ....


授業を放り出して木曜日2限

今は居ない人の声を聞きながら

いのちのことを考えていた

ぞくり ....


鏡に映るおまえの顔
おまえは自分と気付かずに
あまりの醜さに
直視出来ず顔を背ける
 ....
夏と緑と憧れ
夏と緑と憧れ
夏のまんなかに
あの人はいる

校舎からバイオリンとハープが聞 ....
かなしみは殖える
さみしさは殖えない
だから僕はひとりで泣く

ふとんの暖かさ
きみの暖か ....
兄妹か 親子か 友か 知らぬまに
 古(いにしえ)越えた 引力のあいだ



たいせつな  ....


64分音符にのせてジョイントをつくってるあなた、赤いマールボロの箱をさかさむけにして、フィル ....
転がってる終らせかたは
何れも歪過ぎて
痛みを抱いて
涙の海原を泳ぐ

海には帰れない体で ....


スプーンを傾けるその角度さえ愛しいままに百年が過ぎ

カーテンの揺れるはやさに追いつけず ....
何も思いうかべることのない
壁の中で
風をしたためている 気がする
恐らく そうなのだと

 ....
今日も山手線に乗られては、知らない人と肩を合わせて心を揺りうごかさている。窓の向こうは今日も暑くなり .... 青春前期に
熱に浮かされたように訪ねた仏たち
結局今まで
その眼差しの中を
彷徨っていただけ ....
                100729




生煮えのこんにゃくを囓る蝉の声は月 ....
きづく
星と椅子とで
いつか生きた証をとおもっていたひと

息吹く緑に
ひかりと風がふりそ ....
半回転のままで 微笑む

大爆笑をしている瞬間に ねぇさんが言った
「はい! ソコノ新人笑 ....

聞こえた 
え 
聞こえました?
天啓

夜ポートランドの丘の上
越えて走れスーパ ....
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2010年7月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
畳の上蒼木りん短歌210-7-29 23:55
現場の土方のブルースTAT短歌010-7-29 23:41
レインドロップうずら豆自由詩010-7-29 23:40
トラウマ空美自由詩4*10-7-29 23:30
俺は砂漠の三日月に太陽の熱を鎮めるトカゲTAT自由詩3*10-7-29 23:25
カラースケール。あぐり短歌5+*10-7-29 23:24
廃退、わたし百瀬朝子自由詩6*10-7-29 23:17
伝言たもつ自由詩710-7-29 22:21
リトル 月砂木自由詩4*10-7-29 21:58
ぐれてイグアナになった友人は曲がり屋レオ...自由詩810-7-29 21:52
フェンスの端からひち携帯写真+...2*10-7-29 21:49
metaOz自由詩310-7-29 21:16
子探しsalco自由詩6*10-7-29 21:16
豚が成功するということa自由詩110-7-29 20:57
水曜日(昨日)の女はだいろ自由詩110-7-29 20:42
*海の底藤鈴呼自由詩3*10-7-29 19:55
自由にミツバチ短歌13*10-7-29 19:07
夏の聖域塔野夏子自由詩3*10-7-29 18:01
二千十年七月二十九日(木)光井 新散文(批評...110-7-29 17:56
誰も涙を流さない薬指自由詩2*10-7-29 17:30
よだれOhatu自由詩010-7-29 16:15
期待ハズレの雨朧月自由詩210-7-29 14:30
ブリキ電車……とある蛙自由詩7+*10-7-29 12:04
Music瑠音携帯写真+...210-7-29 11:33
Addiction寒雪自由詩110-7-29 8:34
妖精の距離渡邉建志自由詩310-7-29 8:03
無題ブロッコリー...自由詩010-7-29 5:21
報(しら)せWasabi...短歌110-7-29 4:53
QP00lifはるな自由詩110-7-29 3:09
As-Is徘徊メガネ自由詩110-7-29 2:51
千年はるな短歌310-7-29 2:47
青さ、ノートの空の番田 自由詩310-7-29 1:48
データ化する心散文(批評...210-7-29 1:47
古都を旅した西天 龍自由詩210-7-29 1:38
蝉と月あおば自由詩3*10-7-29 1:30
いつかの一葉乾 加津也自由詩7*10-7-29 1:20
*センパイ藤鈴呼自由詩3*10-7-29 0:41
天啓自由詩2*10-7-29 0:08

加筆訂正:
夏の聖域/塔野夏子[21:04]
9行目に「鋭く」を追加しました。
38rows, 1.07sec.