無数の魂が

空へと昇って行くのが見えた

今日もいくつもの命の灯が

そっと消され
 ....
僕の心のどこかに

ぽっかりと穴が開いたままになっていて

それはまるでブラックホールみたい ....
諦めているのは
おまえだけだぜ
俺はまだまだ
燃えたりないんだ

だって全然
ダメじゃな ....
スキナーボックスという
単語を明日までに覚える

誰からも好かれないし誰も好きじゃない
好き ....
人の善し悪しってのは
すぐに「キライ」って言う
そんな単純なことじゃ
わかんないんだよ
自分 ....
印欧祖語は滅亡済みです
子々孫々のそれはこれからですが

船という言葉を持ち
どこか大きな湖 ....
光を切り裂いたカーテンの色は青く
寝癖はやっかい、目が腫れぼったい
母親が漕ぐ自転車の後ろにしが ....

カワイー

長音符をつまんで
口に運ぶ

ツルルン

艶っぽい弾力に
歯を立てる

ジュワン
 ....
夕日に抱かれて思い出す
子供の頃に一人で遠くまで行ったことを

夕日に焼かれて強く思う
今の ....
はやく留守電になれよ

追いすがるような絵になってしまうじゃないか

用件さえとどけばいいん ....

天気予報を鵜呑みにしたら、雨に濡れていた

流したいことなんてなかったはずなのに

晴れ ....
百年目の風船が飛んでゆく
百年目の風船は一つではない

それぞれには手紙と花の種が結わえられ
 ....
夜が明けきらぬうちに
息で曇ったメガネを通して
見える街灯の明かりは 屈折して
一つ一つが
 ....
                    100702




地震が来るとブロック塀は崩 ....


「もえろほえろほえろほえろ」


ほーかい学会
メラメラ燃えろギガンテス

窒 ....
階段の電気が切れた

行く先の足元が照らされていない

少し、自分の足がたよりなくなる

 ....
もしも、もしもだよ

詩に学校みたいな”決まり”があったら、いまごろ

私はどんな詩を作って ....

「梅干し」がそこにあるということは
「梅干した人」が居るということ

灰色の石ころと
黒い土の上に
色鮮やかな黄緑色の落ち葉

鮮やかさの下にある
黒や灰色

ではない
 ....
 チョコレート・ONE

ボクがくわえているのは
うんこじゃなくてチョコレートだよ
こんな物 ....
この暖かな光の歓びは
どこから来るのか

胸は甘やかな感覚に包まれ 
御魂が天上の舞を踊る
 ....
             考える 考える
             君のことを考える
      ....
こずえとこずえをむすんだ線で空を区切ってください
右側にあるのが悪い雲
左側にあるのが良い雲です ....
今年の梅雨は
ながく暗く
何もかも腐らせてしまうまで
終わらないようだった

水道の蛇口を ....
ぽつりぽつりぽつり

ひとり部屋にたたずみ
いくつもの雨音に呼び起こされる色々

色 ....
名前がある生き物だからつらい
名前遺棄致死罪で逮捕されたい

本当はもうとっくの昔に名前はなく ....
Aに憧れて
少し大きなことを言ったら
身の丈をわきまえろ、と言われてしまった
Aは感心されたの ....
  

  61.

  半規管の殺風景
  宇宙を感じ
  宇宙に感じられること

 ....
僕は夕べ夢を見た
君とキスする夢を

でも唇が触れる寸前
呆気なく目が覚めた

きっと君 ....
明るい空から
さわさわと緑の雨が降るから
おまえの誕生日は
いつも濡れている

水色の
 ....
あなたの過去にはあまり興味ない
だけど過去を語るあなたの瞳は好き
たいして聞いていないのに
よ ....


街に雨が降りしきる
人影もない寂れた風景を
ぼくは飽きもせず眺めてる
となりには
ぼ ....

ゆえ
故に
いない
水中サーカス
気泡
あわ
酸素を吸って
グッドモーニング
 ....
ごめんね

わたしの値打ちがわからないひとに

わたしをあげるわけには
いかなかったの

眠れない夜 ....
そういうことは

もう

しないほうが

いいと思うの
私たち

だって

さよならしたんでしょ

 ....
     真っ白な壁にくるまれて
     身じろぎ一つしない 彼女の
     静かな寝息が  ....
眠っていたい。
もう 少し だけ……

目覚めると いつもと同じ。
また、朝を迎えた 自分ニ ....
別にこれと言って不満などないさと
本性をポケットに突っ込んで歩いてく
巡り巡る日々が負担となって ....
晴れている日には
晴れた 澄み切っている 色をしている
健康である 体になっていく 澄み切った
 ....
タクシー運転手の吉川さんが、こちらに向かって歩きながら
「昨日の夜、見たこともない美人を乗せたんだ ....


朝練後の先輩は
太陽さえも離さない

水道で
顔を洗う時など
もちろん

私の ....
 
 
 
【沈黙のサリー】



 サリーは耳が聴こえない。
 それは先天的な病に ....
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2010年7月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
喪失と再生ヒロシ自由詩010-7-2 23:52
ブラックホール自由詩010-7-2 23:48
枯れ木に火をつけて花形新次自由詩1*10-7-2 23:45
誰からも好かれないし誰も好きじゃないa自由詩110-7-2 23:23
そんなことばっかり蒼木りん自由詩3+10-7-2 23:20
滅亡済み印欧祖語の適応放散と無効拡散海里自由詩210-7-2 23:10
梅雨に咲く花のように中原 那由多自由詩610-7-2 22:56
サクランボnonya携帯写真+...11*10-7-2 22:44
夕日うずら豆自由詩110-7-2 22:28
留守電までの時間6秒ぐらいにしろよ吉岡ペペロ自由詩310-7-2 22:13
【遅刻】創書日和「雨」 降りつもるのは、雨ではなく逢坂桜自由詩1*10-7-2 22:07
百年目の風船N.K.自由詩3*10-7-2 22:05
朝の重量自由詩3*10-7-2 21:59
月にらくがきあおば自由詩3*10-7-2 21:48
圧縮詩 10〜12しろう自由詩0*10-7-2 21:22
くろきた自由詩110-7-2 20:45
”決まり”自由詩310-7-2 20:43
梅干した人ミサイル・ク...自由詩310-7-2 20:03
携帯写真+...110-7-2 19:49
チョコレートsalco自由詩4*10-7-2 19:30
楽園からの娘一 二自由詩110-7-2 18:44
考える鵜飼千代子自由詩13*10-7-2 18:19
真夏未満橘あまね携帯写真+...1110-7-2 16:15
梅雨ryou自由詩410-7-2 14:33
「ふるえるように雨がふる」ベンジャミン自由詩1*10-7-2 13:04
今度の日曜日に捨てるもの池田実緒自由詩110-7-2 12:34
憧れて靜ト自由詩110-7-2 11:56
都市風景(61〜80)草野春心自由詩310-7-2 11:00
Little dreamうずら豆自由詩110-7-2 9:56
水色の車輪佐野権太自由詩21*10-7-2 9:46
眩しさの中でれもん自由詩410-7-2 9:36
Falling Rain寒雪自由詩210-7-2 6:33
寂刻秋也自由詩210-7-2 2:43
睡眠薬風音携帯写真+...110-7-2 2:27
夏が来る携帯写真+...210-7-2 2:05
虹の扉結城 希自由詩7*10-7-2 1:52
眠っていたい自由詩110-7-2 1:41
1486 1...自由詩2*10-7-2 1:15
アメリカ人か番田 自由詩210-7-2 1:11
駅で分別されずに捨てられたゴミのエピソードプテラノドン自由詩510-7-2 0:32
ワカメスープ自由詩1*10-7-2 0:23
沈黙のサリー綾瀬たかし自由詩310-7-2 0:13

加筆訂正:
事件/A-29[00:35]
2010.7.2 一部改稿す。
42rows, 1.02sec.