楽園からの娘
一 二

この暖かな光の歓びは
どこから来るのか

胸は甘やかな感覚に包まれ 
御魂が天上の舞を踊る

美しき一面の花のなか 
幼女が喜びのステップを踏む

私の探し求めていた 
この憩いの優しき楽園…

幼女がいる場所は 
どこであっても爽やかな美が溢れ出す

ずっとずっと恋い求めていた 
澄んだ眼差し 
純潔の心 
清廉なる光

それはこんな近くにもあった 
「幼女」 
最も気高き花 
純粋なる空

その輝きは全てに優り 
その輝きは全てに暖かい

君の暖かいその身 
そして優しき真直ぐな心に

私も応えよう  
全身全霊を持って君を愛する…

豊かに心が広がりゆき 
全ては輝き澄み渡る空になる

君は笑った 
そして無垢なる瞳をこちらに向けて 
屈託なく囁く
「好き」と


この強く優しい情熱の高まりは
どこから来るのか

嬉しさに溢れ
君のはにかんだ顔に 
心から笑いかける

大好きだ 
大好きだ 
大好きだよ!!

腰を曲げて顔を近づけ 
彼女の真直ぐな瞳と瞳を合わせ

そっと 
優しく 
優しく 
頭を撫でる


彼女のちょっと驚いた顔が 
直ぐ様笑顔に変わってゆく

私は熱く燃えながら 
魂からの言葉を彼女に囁く
「好き」と


自由詩 楽園からの娘 Copyright 一 二 2010-07-02 18:44:52
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