東京、ぼくの見た東京
髪や服に滲みついた煙草と、酒と青春と


01/06/2007
 ....
みんな嘘をついているから
私だって生まれていいんだ

嘘に紛れて

貴方のメーラーは
 ....
夏の雪ダルマ
季節外れで笑っちゃう

好きになってもいいですか
キミのことを

雪ダルマ ....
厄日だから 外出しないで
朝から カレーをつくった
ハチミツを たっぷりいれ
世界の底から か ....


アラハバキ
傷のあつまり
攻め滅ぼされても
なおよみがえる
ただひとつの欠片から
 ....
以前、「しゅき」っていう作品を書いたことがある。

  *  *  *  *

 「しゅき」 ....
今日出逢う
目の前で{ルビ俯=うつむ}くの老婆の手を 
わたしは両手でつつみ、
握るだろう。  ....
ふうと一息
空に向かって
シャボン玉が膨らんでゆく

光に照らされて
青くなり
赤くなり ....
こんな季節だから
風が、雨が、
眠っていたものたちを呼び起こす
過去には戻れないのだと
何度 ....
時を停めたフィルムの上で脈動するヒトコマ

流れていくと知りながら、その瞬間を望んでる

 ....
ピアノはなんともつれないやつ
思いどおりになんて
とうてい弾けない
僕の指ときたら
からまる ....

背中が攣った瞬間 思い出した

あの女は神だった

僕は濡れた足を構わずに 生きやすい世 ....
公の場で曝けだす醜ささえも
愛おしいと思える今宵は
独り静かに息を吐き出して
おもむろに語りだそうか ....
男の子になりたいと
今でも思うときがある


女の子でよかったと
今でも思うときがある
 ....
胸ポケットには入らないよお前は
少し大き目だし ましてやiPodでもないし
そりゃあ 買い換えよ ....
道路を歩いていたらガムを踏んづけました
嫌だなあと思って靴を上げたらビヨーンと良く伸びました
そ ....

洗濯機の渦に心を巻き込みて
しみつく澱も洗い流せり

長雨のやみたるあとに松葉ボタン
閉 ....
さよならを言ういとまを
あなたはくれないだろう
私の知らないうちに
あなたはどこかに消え ....



そとが雨だからいけない

夕方になったからいけない

いも虫のようにねむる

 ....
掃除機が
ごーごー奮起
する日曜
我は横目に
チキンラーメン
過ぎて行った過去に
一体どれほどの意味があれば
僕らは満足するのだろう

降り出した雨に
 ....
車のライトが地面を照らす
コンクリートはたくさんの泡
空は白く舞い散る粉雪のよう

風薫る五月は様々なニュースを吹き流し
五月雨が哀しみをぽとりと垂らす

滲んでいった誰かの ....
 
 
 /雨が降ってる
  小さな砂漠なのだと思う
  講師は教壇に立ち
  黒板に自分 ....
首を傾けたまま
縫い針を
炎で焼いて
縫いました

ひと針
ふた針

み針目で
あ ....
君が好きだった言葉を
僕は何度も紙に書いた。

わからないから
何度も何度も書いたんだ。
 ....
ゆらゆらと揺れる
木々の間で
風に吹かれて
瞬きを思い出す
 
一つ、ぱちんと
音をたて ....
空に輝くのは無数の星
山の下にも無数の光

空の星が見えないこの街
この夜景が美しいと
誰 ....
僕のこころは
花びらの静かに紅いうずの中に
巻きこまれ
溶け込んでゆく

純粋な樹液の緑を ....

ハチドリたちの季節、タービンは回る、小さな声で歌うように
頭上の日輪のように、熱死しながら、糸 ....
不安が積み重なって、それは雨となるの
 
しとしと…、と
 
あたしを濡らす
 
傘なんか、もう持っ ....
五月は過ぎた
麗らかで活発だった季節は
あれほど気ままだったお前も
今ではわたしの膝の上で大人 ....


妻清張われは花袋6月の空ベランダにバロック流る

午後になり雨しとしとと降りつづき朝顔の ....
こころを入れ換える、では足りなかった

こころは恩をすぐ忘れてしまうから

忘れてしまう訳で ....
きょうはいつもと違う降り口だった

彼といっしょに通勤したからだ

いつもと違うラッシュアワ ....
男が肉を求めれば

女は魂を求めるもの

肉を満たせば

魂は吐き出される

観念に ....
はは
わらうみたいになった
そのとき
しょうじょだった
わたしが
こぼれた
いつかの絵本 ....
海に、まっしろの日記帳
背格好の似たおかあさんの夢で翔けて居られた
テニス、書道、鍵盤をひろう、 ....
「なんで空は青いの?」

なんて聞くから

「みんなのカナシミを映してるから」

って答 ....

リセットしましょ

リセットしましょ

子供達の歌が聞こえる

リセットしまし ....





夜の闇の 
海の 曲
無辺の潮が 
樹々を揺らす
光は踊りを忘れ 
 ....

森には緑が生い茂る
その中のたった一枚の葉
その葉がなくとも
森は揺るぎないだろう
で ....
ありがとう
ありがとう
自然にありがとう
生命にありがとう

命の潮騒
波の音
鼓動
 ....
人生は刹那の繋ぎ合わせ
時間はただ
平等に人々に与えられ
平等に消えてゆく

刹那の時間に ....
生きる辛さを痛感した事はあるかい?

もし、あるのならば、

あなたはいい人生を送っている ....
部屋にかかったカレンダーは
どれもあの夏でとまったまま
色あせて端が少しめくれて

蛍 ....
サチ子先生は
理科室でメダカを飼っている
先生の白くて細い指が水槽に触れると
メダカは狂喜して ....
乾いた酸素は欠乏し
曖昧な沃素が宙を舞う
蒼白な額に塩分を散らして
着古したシャツは
肉体と ....

いつか見た大きな虹

空に架かった大きな橋

24色の色鉛筆じゃ描けない事

あの日 ....
ピヨピヨ、ピヨピヨ

聞こえてくる鳴き声

あの恐竜の子供は今どこにいるだろうか

繰り ....
古着屋、ゲーセン、タコ焼き屋、本屋
などが軒を連ねて立ち並ぶ
閑散としたシャッター通りにあって
 ....
軌道を外れて落下する雨
待ちこがれる傘
からだを露骨に紅潮させ全開となった傘を
雨が狂ったよう ....
永遠に辿り着け無いエデンへと
‥‥Ring-Oを追う-π)円周率、永遠に辿り着けぬエデンの果樹
 ....
夕暮れの音楽室で
ピアノを弾いた

平穏で無難な和音

誰がつくりあげるとしても
たとえ ....
姫林檎の樹々揺れ
書架の木陰に隠蔽された
女の胸を
神聖に這うトカゲ
 ―haut,ル'ta ....
 世界中を見渡せるような高い木がある
 生き物達はそれを世界樹と呼ぶ
 世界樹の周りには世界樹を ....
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこ ....
何かを手に入れるということは
何かを落すことであって
手から離れていく
それが
いいものにし ....

 生まれたんだ

 おはよう こんにちは これからよろしくね

 萌葱の栄える季節になり ....
何もかも を
誰のことも
忘れたくないという
それだけの こと

たったそれだけのこと
 ....
詩と、
そうじゃないものの狭間
そんな世界に僕はいる

この言葉が
ただのガラクタでも
 ....
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2007年6月8日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
東京無音日記はらだまさる自由詩32*07-6-8 23:56
お天気ドールuminek...自由詩5*07-6-8 23:53
夏の雪ダルマ自由詩3*07-6-8 23:37
そろもん(結界の話)みつべえ自由詩107-6-8 23:35
ノート(我いまだ まつろわず)木立 悟自由詩507-6-8 23:19
「しゅき」の記憶uminek...散文(批評...9*07-6-8 23:12
青炎ノ人 服部 剛自由詩6*07-6-8 22:46
シャボン玉の空ぽえむ君自由詩14*07-6-8 22:27
明ける空に、アルビノ自由詩107-6-8 22:22
『ワンシーン』しろいぬ自由詩107-6-8 22:07
四十の手習い美砂自由詩5*07-6-8 22:03
まぁ、見てみろよ那津自由詩207-6-8 21:51
愚痴見崎 光未詩・独白207-6-8 21:38
男の子 女の子秋桜自由詩7*07-6-8 21:32
街の指揮者酸素の枷自由詩107-6-8 21:21
パイナップル。もののあはれ自由詩13*07-6-8 21:10
11P 「短歌2」よりむさこ短歌10*07-6-8 20:59
奇跡について佐々宝砂自由詩1207-6-8 20:27
嗚咽ミゼット自由詩4*07-6-8 19:26
掃除機殿様が得る短歌207-6-8 18:28
糸電話は震えるか。プル式自由詩4*07-6-8 17:56
豪雨cass未詩・独白2*07-6-8 17:26
*植物園まで*かおる自由詩9*07-6-8 17:14
雨音たもつ自由詩1607-6-8 17:04
望みふるる自由詩11*07-6-8 16:47
確かなことごまたれ2自由詩207-6-8 16:46
瞬き山中 烏流自由詩11*07-6-8 16:42
夜景の街柚木自由詩507-6-8 16:21
薔薇jesusm...自由詩007-6-8 16:20
ハチドリたちの季節がらんどう自由詩507-6-8 14:41
あめふりすみれ自由詩007-6-8 14:33
六月の薔薇石瀬琳々自由詩13*07-6-8 14:32
雨降りだしぬ生田 稔短歌7*07-6-8 14:28
たましいを入れ換える吉岡ペペロ自由詩107-6-8 14:07
優しいメッセージ自由詩207-6-8 14:05
エロは金で計るもの自由詩107-6-8 13:58
おやゆび姫紀茉莉自由詩3*07-6-8 13:25
What is ?未詩・独白107-6-8 13:24
ぎもんそらいろ☆コ...自由詩1*07-6-8 13:15
リセット鈴木カルラ自由詩1*07-6-8 12:58
海賊の星は墜ちまどろむ海月自由詩8*07-6-8 12:19
一枚の葉ぽえむ君自由詩15*07-6-8 11:58
無残ペポパンプ自由詩8*07-6-8 11:09
刹那小原あき自由詩26*07-6-8 11:01
生きる辛さDoGear自由詩2+*07-6-8 8:40
夏に澱む時間あずみの自由詩407-6-8 8:35
メダカyo-yo自由詩13*07-6-8 6:47
炎天下yoyo自由詩2*07-6-8 6:26
虹色優飛自由詩6*07-6-8 5:09
潮騒の町白昼夢自由詩0*07-6-8 5:07
猫茶碗散文(批評...107-6-8 3:50
雨音小川 葉自由詩6+*07-6-8 3:33
おっぱい#2六崎杏介自由詩107-6-8 3:18
音楽について佐々宝砂自由詩407-6-8 3:09
おっぱい六崎杏介自由詩207-6-8 2:26
TREE CLIMBERはじめ自由詩2*07-6-8 1:35
あなたは弱いですか?チアーヌ自由詩907-6-8 1:23
欲する秋也自由詩1*07-6-8 1:23
賞賛できる私の人生doon自由詩2*07-6-8 1:16
ダイアリー・ダイアリー 5・2平山ネムデ自由詩107-6-8 1:05
白と黒の狭間にておるふぇ自由詩607-6-8 0:18

加筆訂正:
まぁ、見てみろよ/那津[21:58]
愛を込めて
人生の色/小原あき[13:04]
「おおらかなな」となっていたところを「おおらかな」と直しました。
帰途/唐草フウ[06:28]
帰路→帰途
考察 〈理科室にて〉/Tsu-Yo[00:18]
点をふたつ打ちました
61rows, 1.05sec.