メモ帳
新規開店のはずだった
開かれたメモ帳を
ぎこちなく
クリックしてから
今朝 ....
1
ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい
2
コミュニケー ....
ああ、俺はもう駄目だ
嗚咽、嗚咽
ファックユー
ファックミー
ファックで、Fuck ....
浅い午睡に
思いがけず野蛮な夢をみる
それを誰かのせいにしてみたところで仕方ない
けれど
....
真っ白なバグをあなたへプレゼント
純白
まっさら
1&2の環境で育った彼女は穢れなき天使
「 ....
私たちはこれから
一人で歩いていかなければなりません
今いる場所はとても安定した
自分にとって ....
見えない貴方へと。
想いを込めて。
今、私はこの空へ雲を投げようと思います
いつか、 ....
俺は前回、「親父に恐怖心を植え付けられ、反抗をしなかった」、と書いた。
俺は中学生に上 ....
・・・*1*・・・
後ろから追ってくるキリンの
長い脚と首と黄色い胴体と
短い角と ....
プレイスレーション2が絶不調な日曜日は
たいがい快晴です
部屋がストーブ ....
大雨の裏側に、
日々 ないがしろにしてきた反駁。
目をそむけ、
お手前のハツを
まさぐり ....
灯篭流し
闇夜の川にぽつりぽつり
小さな灯火を灯して
緩やかに流れて行く
思 ....
暑い日だ
こんな日は
私にパラソルの女が
寄つて来る
女が来ると
私もパラ ....
暑い
日常を紡ぐ事が
半ば義務となり
私をジワリと浸食していく
拒み放り出した ....
この世界にドアというものが出来てから世界は二つの側面を持つようになった
厄介な事にドアにはたい ....
夜よ深まれ
闇はもっともっと深くまで
暗く、黒く
私の胸に小さな灯り
ゆるりとめぐる闇と ....
西陽が傾いてゆく
風を追いかけながら
オレンジの雲は次第に細長く
なつかしい言葉をそっと隠して ....
散々泣いた夏の雲は美しくたち
もうじき夕暮れの風鈴の音色は
甘くて遠い気がして
少し懐かし ....
からりとなった空っぽのグラスに
何をそそげばいいの
透明な空には小さな朝があり
世界が少し ....
マスカット ブルー レモン
suisuiおよぐ
....
人はみな詩人である
言葉を操る才をもち
その感情を記号化する
その文字は伝達に止まらず
心と ....
晴れた日の
光り輝く雨が
詞になるのならば
心に沁みこみ
決して乾くことのない
黒い雨を
....
まんじりとしない夜
通せんぼの猫が神社の境内に寝ている
求めても求めても届かない愛のド ....
いつも一緒にいた
きずかないうちに
近くにいること
当たり前になってた
でもね・・・
もし ....
額に血を滲ませ、倒れこんだ若い兵士が伸ばした手の先に
身体じゅう芝生で覆われたオウムが着地する。 ....
あたしが とんでもない壁にブチ当たって。
どうにもこうにも この世の終わりのような 顔をしていると ....
それでもあなたは膨れていきますか
記憶を少し、壊してみたのは誰のこと
過ぎることも簡単にいかない ....
お盆になると
実家には
離れて暮らしている兄弟たちが
一斉に集まり
昔を懐かしむ蚊取り線香の ....
黄昏に季節外れのお花見を 浴衣姿の君に一献
記念日に飲もうと言ってた幼き日 開かずの洋酒 ....
{ルビ御月様=おんつきさま}が
どれほど 偉大か、
気が付いたのは
絶望の重みに
耐えられな ....
ペルシヤの青い陶器がひとかけら我を誘え千夜一夜に
アラベスク文様煌めく異国(とつくに)の薔薇の ....
パラパラと雨が降る
うそだよ
雨は
黙って降るのだよ
パラパラなんて言わないよ
パ ....
自転車の車輪の横には、
しっぽの先だけがしましまの猫が
丸くなって寝ている
夕方には何処かに行 ....
ひっそりと息を潜める雨の夜の街はどこか昔々の村の葬儀の参列に似ている
雨が耳には聞こえない音を ....
それは嘘でもよかったんだ
リトマス
あなたは
もう二度と
ずっと
ずっと好きでした、と ....
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