{引用=
僕たちは何て変わった生き物なのだろう
そうだ長い長い筒に入ったうなぎなんだ


 ....
この島に生まれた胡蝶のさだめです
あかい実を食べたら
あかい胡蝶になってしまうのは

さだめ ....
使わなくなった赤い口紅
香りをかいでみる
まだ1度しか使っていない

とてもとても甘い
苺 ....
魚になりたい魚になりたい

メランコリーな私
今まで気付かなかったけどこんな日は
泣きそうな ....
そろそろ言葉も尽きてきたので
この辺で コーヒーなど 一杯

それはもう 真っ黒な泥水のようで ....
何も見えなくなって
考えられなくなって

どこもかしこも溶けてきて

私を囲っていた何かが ....
捨て猫に 出会った
たいていは逃げるのに
逃げてくれたほうが気楽なのに
どうした訳か すりよっ ....
昔は とても不思議だった
どうして アスファルトの裂け目から
黄色いタンポポが 咲いているのだろ ....
ビルが泣く
強い隙き間を
風が
泣きながら吹き抜ける

君の
細い隙き間を
ボクが
 ....
愛は世界を救う責任を押し付けられて
部屋の隅っこでいじけちまってる
おい、愛とか言うそこのゴミ
 ....
齧りかけの林檎に
齧り付く色メガネ
白い寝巻きにアイスモカ
マルボロを咥え
未だ未完成の休日 ....
「もう過ぎたことだから。」
みんながそういうけど・・・・。
俺にとって、まだ終わってない気がする ....
1   孤独な光 彷徨い連なり 明滅見る者 楽しませる オレンジの雪 逆向けられた 万華鏡 幻燈の夜 .... 頑張るよ いつ止めちゃっても 良いのなら


繕っても 繕っても 関の山
          ....
午後7時 少しずつ夜はやって来るけれど
紫外線も もう無いし
絶好のお散歩タイムだわ と
犬を ....
あたしのことを見下してる
そんなあなたが大嫌い
あたしはいつもあなたを
尊敬のまなざしで見上げ ....
境内の裏に入ると
空間を埋め尽くす
しなやかな竹林の足元を縫うように
白い石畳の道を辿る
 ....

弱肉強食であり、利害計算である「存在」(生)。レヴィナスはそれとは「別のあり方」(「存在の彼方」 ....
四角四面なこのぼく。


どうぞ
その 皺の波間を

どうか
存分に転がしてやって
 ....

擦り切れて ニコチンで黄ばんで
髪が抜けて 左手のない人形だけど   

ちょっと笑った気 ....
  
  

  夏雲のひろがる街よ燃えあがる道路に赤き百日紅の散る

  黙々と入道雲の ....
ゆっくりと水を一杯飲む
カーテンを閉めて
好きな音楽をかける
何をしてもいいし
何もしなくて ....
  
  

  ぼくは産道から生まれてきたことが
  いやだった 仏陀のように
  キリ ....



夜から朝の為に空いたボトル押し退けたら
ふらふらの激しさが昼の為のコップ倒した

 ....
深い森 暗い森 あたり一面が色んな緑  .... 今にも閉じかけようとする瞼をこじ開ける
なんとか携帯電話のディスプレイを覗き込む
ぼんやりとして ....
乗り込んだ8番線ホームは
おかえりと張り紙がしてあった
朝顔の色を真似た夕暮れ
僕は余白に
 ....
残業もそこそこに
今夜もいそいそと帰ってきた
玄関のすぐ脇の部屋で
かつて母だった生き物が
 ....
からみつくモップと
モップにまとわりつく繊維
群れの腕力
めぐる螺旋 もさり
ロッカーに寄り ....
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2004年7月31日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
レイモンたかぼ自由詩304-7-31 23:50
あかい胡蝶ミズタマ自由詩2*04-7-31 23:37
赤い口紅秋戸翠自由詩004-7-31 23:34
魚になりたいミズタマ自由詩0*04-7-31 22:57
コーヒーこむ自由詩2*04-7-31 22:25
なみだ自由詩004-7-31 22:24
捨て猫自由詩004-7-31 22:22
シャッターコ...自由詩104-7-31 22:07
台風一過uminek...自由詩704-7-31 21:59
何が愛だピッピ自由詩604-7-31 20:42
最後のワンピース快晴自由詩6*04-7-31 20:11
7月15日の日。天使自由詩004-7-31 19:51
雪月のミニアチュール呉汁±自由詩104-7-31 18:58
想念のレシピ川柳3*04-7-31 18:31
ごめんね。おばけ千月 話子自由詩1*04-7-31 17:52
海美自由詩004-7-31 17:37
鎌倉・報国寺にて服部 剛自由詩5*04-7-31 15:57
「割り切れなさ」と懐疑論−「存在の彼方へ」を読んでみる6もぐもぐ散文(批評...2*04-7-31 15:36
てのひら 望月 ゆき自由詩104-7-31 12:54
夏至過ぎて喫煙変拍子自由詩404-7-31 11:40
夏時間天野茂典自由詩504-7-31 9:39
はだかさち自由詩9*04-7-31 8:14
処女懐胎天野茂典自由詩304-7-31 7:47
残酷生活A道化自由詩404-7-31 6:03
そこにいた未詩・独白104-7-31 3:43
夜中の電話綿花自由詩004-7-31 2:48
8番線ホーム霜天自由詩404-7-31 2:28
肉じゃが窪ワタル自由詩60*04-7-31 2:21
生モップ湾鶴自由詩304-7-31 1:14

加筆訂正:
夏時間/天野茂典[15:06]
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