ビニールのパックに詰められた豚が泣いている
先生 学校じゃ教えてくれなかったですよね
生きるコト ....


ひろがる ながれつづける みらいのいなほ
はしりゆく かぜにここちよく ゆれる

すう ....
  
まるで橋を渡るように
月の町と日の町が
時の海の渦の中に
一つになって溶けていく
知 ....
プラムがとけてゆく
手のひら

手首に甘露
肘まで蛇行
頬をくすぐる
芳香する湿気の下流 ....
夏草が いっぱいです

ガードレールを 乗り越えて

道の両側から

わっ と はみだし ....
どうか 貝殻を一つ 受け取ってください

ここには あなたのための海がありませんから

せめ ....
かいがらひとつ あげましょう

にまいぴったり あわさって

それはきれいな さくらいろ
 ....
恋だとか愛だとか
そんなモノの無い日々の中で
意味不明のマボロシに 戸惑いたくは無いのに

 ....
突然
写メールを送りつけてきて
おれの誕生祝いに
夫婦ふたりで
温泉に行くのだという。

 ....
ふらっとでいこう。

何にも迷わず。いや迷うのはいい。迷うのは出口を探すからだ。
ここは360 ....
蝉時雨だ

頭上から降る声よ
求めないで

緑の葉裏の
そのどこかに
潜みながら鳴く
 ....
見飽きてしまった景色なら
ちょっと視点を変えてみればいい
忘れかけていたもの達が
二人の瞳に映 ....
カラン カラン
げたが規則正しく音を作り出す
カラフルな浴衣
出店の匂いと客引きの声人々の熱 ....
哲学を、多様な光を乱反射する「プリズム」に例えたのは、ドイツの左翼思想家テオドール・アドルノであった ....




 熱を嫌う
 冬の午前十時
 錆びた手すりに
 もたれて
 こめかみを撃 ....
ぶつぶつと汗ばむ肌に沸く灰の泥のように散る溶けて骨になる   

  ひとしずく
  波紋をつくる水面
  大輪もパステル
  ひとしずく
  う ....
おそらく きっと
一人で生きるために
生まれてきたんやろうと思う

卵の裏の膜は
楊枝をさ ....
子供の頃は
山手線とか
中央線の
区別なんてつかなかった

中学高校と
陸上部に所属
 ....
光に照らされた物体は、色彩を帯びることにより、それらの意味は四方八方へと広がる。赤が好きな子がいれば .... ためいきで綴る日記のかたすみに
月明かりが影を落とす

灯りの輪の中には入れない
淋しがり屋 ....
 
 君はいつも真っ白なスニーカ
 光らせて

 空に
 原始の青を連れてくる

 じ ....

赤土の皿に赤い身
濃い溜まり醤油と
潮気かおる雨宵

ここでしか漁れんもんやから

 ....

C2のボトルが夜の始まりでダストボックスに蝉の抜け殻


「きょうだけはけものにさせて」「 ....
前日 Home 翌日
2004年7月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メセドン〜虫けらの微笑み〜虹村 凌自由詩1*04-7-29 23:48
いなほ玉兎自由詩2*04-7-29 23:30
曲馬団佳代子自由詩304-7-29 23:28
プラムタイム湾鶴自由詩204-7-29 23:07
夏草こむ自由詩3*04-7-29 22:10
貝殻自由詩004-7-29 22:09
かいがら自由詩004-7-29 22:08
逆・完全なる飼育虹村 凌自由詩2*04-7-29 21:55
生爪を剥いだ日草野大悟自由詩10*04-7-29 21:46
伝言ゲームuminek...自由詩604-7-29 20:08
時の雨自由詩104-7-29 20:06
新しい風快晴自由詩4*04-7-29 20:03
夏祭り自由詩104-7-29 18:21
言葉と責任−「存在の彼方へ」を読んでみる4もぐもぐ散文(批評...1*04-7-29 17:51
スローモーションの象カンチェルス...自由詩12*04-7-29 15:16
白い糸ボッコ短歌104-7-29 14:45
花火慕情バンブーブン...自由詩104-7-29 14:01
桜餅山内緋呂子未詩・独白5*04-7-29 11:55
一次現実ねなぎ自由詩104-7-29 8:43
純粋正義への架橋18チャオ散文(批評...104-7-29 8:40
「 レクイエムに誘われて 」椎名自由詩304-7-29 1:27
くつひもマッドビース...未詩・独白204-7-29 0:53
潮宿田代深子自由詩704-7-29 0:51
小さな死ピッピ短歌1004-7-29 0:11
24rows, 1.01sec.