とてつもない時代
自分が大事なの?
周りにきくばらない
自分勝手な群集
今尚続く戦争
だか ....
暗闇から舞い降りた悪魔の卵
そこから人間が生まれた
俺たちはえらばれし者
スベテの弱き者を ....
穴が開きました
私の中にブラックホールのように
かといって何も吸い込まない
多きな穴が開きまし ....
錆びれた雨が
まとわりついて
カサの中まで
ぼくの中まで
薄情なまな ....
光りに触ってみたいな
カラダ中がココロ中が
透けるくらい照らされる
光りに触ってみ ....
センレツナ
キオクダケヲノコシテ
キエテシマイタイ
どうもそれは色とりどりの星だった
口の中に放り込んだ場合
そのとげ一つひとつから
....
君の家に向かうよ、これから。
自然と早足に、
踵が勝手にリズムを切ってる。
汗も気にならない。 ....
君の手 あったかいね
君の手 ギュッって握ってくれるね
でもね なんか足りないよ
あいつの ....
ひとつのからだが
草の夜を重ね着て
水の夜に浮かんでいる
舞はとどく
舞はすぎる
....
男の昼はネギで始まると信じているわけでもなかろうに
君は駅のホームでネギを振り回している
....
作家になりたいと思いました
けれど私には
ボキャブラリーが足りません
経験も足りません
感情 ....
あなたが命を断ちたいと思ったら
私は全力で自殺を阻止するでしょう
そして勝手な行動を咎め
あな ....
背筋を伸ばして
目を閉じると
安らがない声が
聞こえてくる
流れるままにする
湧いて
....
「産んだ私が馬鹿だった。」
母の声が鳴り響く
「お前なんて俺の子じゃない。」
父の声が反響して ....
風を見た朝のこと、時の子は過ぎてゆくことを拒み、羽根のある少年のように、中空を浮遊していまし ....
手のひらに握り締めた
生まれつきひび割れた蝉のひび割れた雲母
手のひらの中のその震えと光 ....
今日家で、はじめて傷を負った
そして、傷を負ったまま学校にいった
あたしにとって学校も家もス ....
風が見たいの、と
きみが言ったから
縁側に座っててごらん、と
言ったんだよ
本当はそこじゃな ....
軒下で鳴ってる
縁側ではいつも同じ場所で躓いてしまう
窓は池
今日も小さな沈黙を保ち続 ....
千本 の 針を
つないだ 蒔絵
朝焼け に溶け出す
真っ暗 な朝
骨 の ....
今日も宛名不明の封筒が
また一枚重なりました
もうそれは群れというよりは
山になっているばかり ....
わたしは台風のめ。
中心で雲を風を巻き上げて、各地に多大なる影響を与えかき乱す!
わたし ....
街にはビーズが散らばっていて
きらきら きらきら
あちこちに染み渡っている
信号待ちの隙間に
....
りんは河原で泣きました
自分なんて居なくても
地球は回るのだと
石ころを蹴飛ばそうとし ....
おまえに何が解るんだ
と怒鳴ったら
君は君が解る事を話し始めた
あんなことや
こんな ....
ないほう
している
いたみ
ばりん ばりんって
おとがする
....
何を拾ってきた?
何を持ち帰ってきた?
それらを並べ替える
きちんとした言葉になる前に
ぐち ....
空の色がじんじんしていた
夕暮れ烏の渡りなど誰も彼も無視してた
こんなことってない
彷徨う影は ....
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